架空国家を作ろう

ポーランドという国号が初めて認知されたのは10世紀のピャスト朝によるポーランド王国?の成立からである。
10世紀後半にミェシュコ1世によって統一され、キリスト教化されることによってポーランド王国となった。この時、キリスト教化は神聖ローマ帝国を介さずローマによって直接行われた。これはポーランドが帝国秩序には組せず、あくまで帝国とは対等の完全独立国であることを宣言する意味合いがあった。
1304年にリトアニア大公国?との一体化（ルブリン合同?）により、ポーランド･リトアニア帝国が成立した。

1304年から1918年まで存在していた国家。
その強大な国力と軍事力で周辺諸国に長らく脅威として君臨していた。10世紀以降大陸の大部分を支配していたエンゲルライヒ帝国を滅ぼし、オスマン帝国とは互角の勝負を繰り広げた。
1500年代に入ると、太平洋、東南アジアなどにも進出し、太平洋諸島、東南アジアのシーリャ王国?をも領有した。
1800年に入ると、エンゲルライヒの後に建国されたクルビア王国の台頭、立憲君主制に移行したオスマン国の近代化に加えて太平洋、東南アジア植民地には産業革命を迎えて急速に発展したイギリスなど西欧の新興勢力の進出により衰退した。
1913年に反オスマン運動結社のポーランド人青年がオスマン皇太子、セリムとその妻ルイス夫妻を暗殺。
これに激怒したオスマン帝国はポーランドに宣戦布告をし、対するポーランド帝はが総動員令を出した。その後オスマンの同盟国ら(クルビア王国、中華民国）が参戦し、後に第一次世界大戦と呼ばれる大戦争に発展した。
開戦後まもなくは、ポーランド帝国とその同盟国（ベルカ、オーストリア）率いる中央同盟軍が大陸の半分を占領し優勢となった。
しかし、1914年冬には東南アジア植民地が連合軍によって、太平洋諸島が大日本帝国軍によって占領される。
1915年にはアジア太平洋戦線から完全撤退。
その後の1916年〜1917年は戦線が頓着し、欧州では互角の勝負を繰り広げた。
1917年に決定的となるオスマン軍のキエフ占領、スカンディナビア王国によるバルト三国併合が決め手となり、最期は1918年のポーランド革命によって崩壊し、滅亡した。

革命によって動乱期を迎えた中、共和主義者を中心に樹立したポーランド臨時政府はまず帝国に長らく君臨していたナトウポリ王家を追放し、ポーランドで初となる国民議会を設置した。しかし、帝国において政権の大部分を掌握してきた貴族階級（シュラフタ）の反発により、議会をボイコットするなどして行き詰まった。共和主義派と貴族階級勢力との間で内戦が勃発すると（第一次ポーランド内戦）、これにベルカやクルビアなどの列強国が乗じて長期化した。14年にも渡った動乱の中、国民の中からはカリスマ指導者を求める声が多く上がっていた。
内戦は共和派の勝利に終わり、その指導者であったピウスツキが大統領に就任し、ポーランド連合国が成立した。

内戦が終結すると、ポーランドでは隣国ベルカ公国の無神論が流入し、ポーランド無神論者党（アテイスト党）がこれまで宗教的権威によって抑圧されてきたブルジョワジーなどから支持を集め始める。そして、1935年に党首であったグリゴリー・チャマツリッチによるクーデターが起こり成功、ポーランド連合国の無神主義化を宣言した。アテイスト党は啓蒙主義と称して国内から宗教などの超自然的な概念を排斥する運動を行い、その影響は諸外国にも及んだ。
ベルカとポーランドはオスマン主義に対抗するために1936年に波別啓蒙主義協定?を締結し、後にフィンランドも加盟、その後加盟国は5カ国となった。1940年には波別芬三国同盟?も締結。

第二次ポーランド内戦（ポーランド戦争）はクルビア連邦共和国が支援する東ポーランド（ポーランド=ルーシ共和国?）とレーテ・ドイツ社会主義共和国連邦の支援する西ポーランド（ポーランド民主共和国?）との間で勃発。当時冷戦状態にあったクルビアとレーテによる代理戦争である。ポーランド戦争は数多くの代理戦争の中で唯一社会主義陣営が勝利した戦争であり、これによりポーランド人民共和国が成立した。