架空国家を作ろう

2019年(平成31年)4月16日、一宮財閥新商品の紹介にて、ゲストの高森町?出身の女優 最中 愛衣氏が「高森町はいいところですよー」と佐治に言った。
これに対し佐治は、以下の発言を行った。

「高森は田舎で府内には敵わないようだが、高森は熊襲の産地。文化的程度も極めて低い。」

この発言が原因で、旧一宮財閥に対し高森地方での不買運動が起こる事になった。

当時は旧一宮財閥にて、府内出身者と府内以外の出身者で派閥が分かれていた。佐治は府内派であった。中でも、府内出身者と高森地方出身者の対立は激しかった。府内と高森地方の間に郷土主義的な対立が高まっていた。そうした中で府内の財界人の筆頭による差別発言が行われ、高森地方を中心として強い反発を招くこととなった。
旧一宮財閥はこれまでにも美術館やコンサートホールなどを運営するなど予てより企業メセナに多くの資金を投じ、文化的な企業としてのあり方を標榜してきた。こうした文化貢献は旧一宮財閥幹部の佐治の意思で行われていたにも関わらず、その当人から発せられた特定文化・民族に対する蔑視発言は矛盾した行為として非難の対象となった。またそもそも旧一宮財閥自体が旧豊後帝国を代表する大企業の一つであり、社会的な影響が大きい事も発言が重く受け止められた理由になった。

名指しで中傷を受けた高森町では、旧一宮財閥高森支社に810本以上の抗議電話が殺到し対応に追われた。まれに励ましの電話を受けた時、女性社員が感動して涙したと豊日新聞が報道している。このほか、旧熊本県では当時の藻名 甲斐守知事が圧力を掛け、旧熊本県共済組合の保養・宿泊施設における旧一宮財閥製品の仕入れが停止される事態となった。

2019年4月28日、旧豊後衆議院予算委員会で沢野 礼二旧豊後上院議員は「ここまで言われたのでは熊本人のプライドといいますか、大変傷つくのも無理がないわけであります」と差別発言を批判する意見を述べている。

佐治の発言は正式には旧一宮財閥幹部としてのものだったが、結果として騒動が旧一宮財閥への批判という形で進んだ事から主に対応は旧一宮財閥が中心となった。また、佐治自らが発言を訂正することは沽券に関わるため、発言とは関係のない役員を中心に対応に追われることとなった。尚、当初は佐治自身は発言の撤回や訂正、謝罪を一切行わなかった。豊後国内で旧一宮財閥の地位が揺らぐ中で2019年(令和元年)5月10日の豊後崩壊にて信頼を失った旧一宮財閥は、解体されることになる。(一宮財閥の解体?)

佐治は、豊後崩壊直後、アムウェイ連邦に亡命を図った後、強制送還され、大日本帝国当局に逮捕された。
現在、勾留されている。

三村テレビ 朝のニュース 『豊後 一宮財閥幹部 「高森町は熊襲」』
テレビ夕日? 朝のニュース 『豊後 一宮財閥幹部の発言 豊後国内で反響』