遅延スキル持ちであることが前提条件、あるいは遅延スキルがあれば従来よりかなり楽にクリア出来るクエストが長い間登場し続けたので、その時の環境のことを皮肉って遅延ゲーと呼んでいた。
 リヴェータ、フレイ、ファムが3ターン遅延であり、彼女らはよく使われていた。
 黒猫×白猫グランプリでは彼女らは全員6位以内入賞となり限定化&白猫プロジェクトへの出張が決定したが、それほど当時は遅延スキルが重要で高い地位にいたことが伺える。

遅延ゲーの終焉

 しかしこの遅延ありきの攻略を運営が問題視したのか露骨に遅延対策をするようにもなった。
 即死・封印のスキルカウンターを道中・ボス戦のあらゆる箇所に設置し始めたのだ。
 さらに高HP・高火力の敵も登場し遅延だけでは対処しきれなくなり遅延1強環境は完全に崩れることとなる。

 最近では道中での遅延の使い回しをするとクリア出来るクエストも登場し始めスキル周期の速い1ターン遅延勢が活躍し始め、かつての遅延御三家の影は更に薄くなる。
 他にもスキル反射を回避できるとの理由で単体遅延のほうを重宝されることも昨今では珍しくない。
 もちろん遅延御三家の彼女たちが全く使えないというわけではなく上手く嵌る場所は最新エリアのノクトニアポリスにすら存在する。
 逆に言えば遅延ありきだったゲームバランスが正常な方向へ修正されたとも解釈できる。

 2018年からはSUGARLESS BAMBINAでのスキル反射解除、クルイサのスキル反射はないが高HP高火力の敵対策として遅延が用いられるケースが増加。
 完全に死にスキルだった状況がやや改善されてきたと言える。

余談

 頻繁に遅れるイベント開始時間*1を指して皮肉で「遅延ゲー」と呼ぶこともある。
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