西暦2046年
長期間続いた二つの超大国による冷戦が第三次世界大戦へと発展。
直接的なきっかけは核融合炉の実用化。
戦争開始当初はNBC兵器を制限した通常兵器のみで戦闘が行われていたが、突如行われた核攻撃による奇襲以後、双方とも核攻撃を解禁。
大規模核戦争へと発展した。
西暦2063年
第三次世界大戦が終結。
国家の影響力が激減し、残存勢力の間で講和条約が締結される。
23年にわたり続けられたこの戦争で、総人口は開戦前の1/8となった。
時が経つと共に双方の陣営で攻撃はエスカレートし、核攻撃だけでなく、化学兵器・生物兵器なども大量に使用された。
戦争による損害は莫大であった。
国家崩壊による技術の衰退
寒冷化と、それに伴う降雨量の激減
オゾンの激減による強紫外線
大量の放射性物質、化学物質などによる極度の環境汚染
食糧生産量の激減による飢餓
生物兵器として開発された致死性ウイルスの蔓延
人類はコロニーや地下都市、海上都市を築き生き長らえていたがそれでも可住領域は僅かなモノであった。
西暦2074年
戦争終結後も各地で資源・食糧などを巡った紛争が頻発していたが、コロニー間の統合が始まる。
この頃になると、余力のある大規模コロニーなどが宇宙進出を開始する。
西暦2096年→統一歴1年
ほとんどのコロニー・都市が統合されたことから統一政府が発足。
宇宙進出も軌道に乗り、人類に希望の光が見え始める。
ここで、新たなる時代の到来を記念し「統一歴(Unified Era)」が制定された。
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