まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

205名無し募集中。。。2018/12/13(木) 00:10:35.830

第4フレーム

BGM  ラーメン大好き小泉さんの唄

雅 「誰かカンパチ大好き嗣永さんの唄作ってください」
桃子「絶対やめて」

チームしましま 投球者 中島早貴

「なっきぃ、今何点?」
「現段階で25点だね、ストライク取ったら35点になるから最低でも45点まで伸ばせるよ」
「なっきぃすごいね、スコア計算なんていつも機械がやってくれるから私全然わからなかったよ」

舞美に褒められて早貴はキュフりそうになるのを必死にこらえながらボールを取りに行く
Pリーグのサポーターを務めていて学んだ事がこういう所で生かされるのかー、とゴキゲンになった。

前のフレームで舞美がスペアを取ったため得点を大きく伸ばすチャンスがやってきた。
スペアの場合は次のフレームの1球目に倒した本数がさらに加算される。
ここでストライクが取れればチームみやももを大きく引き離すことができるのだ。

そう思いながら投げたボールはヘッドピンから大きく外れ辛うじて3ピン、
ということは第3フレーム時点のスコアは28点になった。
微妙な結果に再び場内がシーンとなるのを恐れた早貴だったがオッケーなっきぃ
いいよいいよー、と舞美の声がしたので内心ホッとした。

スペアを狙った2投目は指がすっぽ抜けガーターとなりスコアを伸ばせなかった。
それでもイェーイと言いながらハイタッチしてくる舞美に早貴はキュンキュンしていた。

206名無し募集中。。。2018/12/13(木) 00:13:03.800


チームみやもも 投球者 夏焼雅

ちょっと離されちゃったなー、とつぶやきながら雅はボールを拭いていた。
正直この動作が投球にどう左右するのかイマイチ雅はわかってないが、ボウリングを
やってます感が出るんじゃね?と思ってちょっとやってみたというわけだ。

1投目は右に逸れてしまい3ピン、3フレーム目までの点数は12なのでここでスペアを
とらなければまだ中盤とはいえ苦しい展開になってしまう、雅はここで絶対食らいつくぞ
と思いながらボールが帰って来るのを待っている。

そういえば桃子と付き合ってからこういう勝負事は初めてだなと思い返した、
雅はベリーズのメンバー内や他のハロプロのグループとの対決企画の時はいつだって
誰よりも勝ちを目指してきたつもりだ、この場面だって気持ちは同じである。

雅は帰ってきたボールを掴んだ後、談笑していて雅に気づいていない舞美と早貴を
チラッと見た。

舞美、なっきぃ、みや達絶対負けないからね

そう心の中で呟きながら再びピンの方へと向き直る。そうだよ、大切な人とペアなのに
負けるわけにはいかない、雅はふぅと深呼吸した後全部倒れろーと念じながらボールを投げた。

ボールはヘッドピンと2番ピンの間に向かって行く、そのままそこに当たって
あっという間に全てのピンが倒れる。

「・・・っしゃあ!」思わずガッツポーズが出た雅は急いで桃子の元へと戻る
桃子は言葉にならない、といったような表情をしていた。
「すごいよみや!スペア取っちゃったよ!」
「みやボウリング上手いって言ったじゃん、次はももがスペア取ってよね」

ああなんでこんなツンツンしたこと言ってしまうんだろう、と思いながら
雅は桃子とバシバシハイタッチをし合う。

横から舞美が「やるね、みや」と言って肩を(結構痛い)叩いてきた。
雅は舞美に向かって
「絶対負けないからね」と笑顔で言った。

207名無し募集中。。。2018/12/13(木) 00:16:58.700


第5フレーム

BGM  「バッチ来い青春!」

舞美「久々にマツイくん読みたくなってきた」

チームしましま 投球者 矢島舞美

チームみやももに差を詰められてしまったものの舞美の脳裏に焦りは一切なかった。
先程取ったスペアのおかげで良かった時の感覚を思い出していたからだ。

今はミスをする気が起きないな 

そう思いながら投げたボールはあっという間にヘッドピンに達し気持ちの良い音がする
両チーム通じて初めてのストライクがここで出た。

みぃたーんと言いながらピョンピョン飛び跳ねてる早貴を抱きしめる。
と、ついうっかり舞美は早貴に向かってウインクをしてしまった。
やばい、と舞美は咄嗟に思ったが、当の早貴はみぃたんさすがさすが〜
と言いながら無邪気に笑っていたので舞美はホッとした。

チームみやもも 投球者 嗣永桃子

「みや、今回私あの作戦で行こうと思う」
「え?マジで?いやー止めた方がいいんじゃないかな」

あの作戦というのはbuonoボウリング対決第8フレームで桃子がやった両手で
ボールを持って下から転がす、というやり方である。ゆっくりボールが進むため
上手くいけば真っすぐ向かうが、いかんせんスピードが無い為レーンの状態によっては
ボールがかなり曲がってしまう。実際、前に試した時は途中まではヘッドピンに向かって
いたが途中で急カーブし結局ガーターになってしまう珍プレーが発生したのだ。

「いや、私はやるよ」
まるで強い信念を持ったかのような表情で桃子はボールを取りに行く、雅はももって
ジェンガだけじゃなくてボウリングに対しても勇気のあることするんだな〜、と思った。

そこだけ切り取ったらボウリングをやってる人だとは思えないようなフォームで桃子は
ボールを転がした。ゆっくりゆっくり進むボールは奇跡的に?大きく曲がらずヘッドピンを
捉えなんと8本のピンが倒れる。

次の投球は普通に投げたがガーターとなってしまい、桃子は雅の元に戻りハイタッチをする

「奇跡が起きたね、きっとももにはボウリングの神様がついてるんだよ」
「いや、それなら最初0点じゃないから」
「えー絶対そうだと思うんだけどなー」※たまたまです

208名無し募集中。。。2018/12/13(木) 00:21:30.470


第6フレーム

BGM   本気ボンバー!!(こぶしファクトリーver)

雅「あ、うちらの曲だー」

先ほど舞美にウインクされた早貴は、なんとか失神するのは回避したものの
ボールを取りに行こうとするその脚は震えていた。もちろんそんな状態でまともに
投げられるわけもなく、1投目は右に外れ2ピン2投目は左に外れ1ピンだった。

この不甲斐ない投球の原因である舞美はヘラヘラしながら、なっきぃドンマ〜イ
と言って早貴が椅子に座ると同時に肩を組んでくる。

「もう!みぃたんのせいなんだから!次ストライク取らなかったら承知しないんだからね!」

舞美の肩をバシバシ叩きながら早貴は言う。
舞美は八つ当たりなんかする子に育てた覚えはないですよ〜と言って早貴をからかった。

チームみやもも 投球者 夏焼雅

ここでまたスペア取ったらみやかっちょいいんじゃない? 

雅のテンションは上がっていた。先ほど早貴がトチッたおかげでチームしましまは現在47点
対するチームみやももは第5フレームが終わった時点で現在38点、つまりストライクかスペアを
出すことが出来れば追いつく所か追い越す事だって可能というわけだ。

舞美と同様雅もスペアを取ったことでなんか今日調子いいかもと思い始めていた、ノリノリ状態で
臨んだ1投目は真ん中へと進み7ピン、しかし雅が苦手な端の方にピンが残ってしまう。

いや、絶対大丈夫

この勝負勝つために、そして何より一緒に戦ってくれる桃子のために、この場面絶対倒す。

雅は慎重かつ思い切ってボールを投げる、偶然か必然かボールは3本のピンへ向かいそして倒れた。

再びガッツポーズをした雅は桃子の方へ向かいハイタッチしようとした桃子を抱きしめる。

「ちょっ!ちょっとみや!恥ずかしいって〜」

そう言う桃子の表情はまんざらでもなさそうだった、雅はもしかしたらこの勝負勝てるんじゃないかと思えて来た。

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