まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

330名無し募集中。。。2018/12/15(土) 12:55:24.420

第7フレーム

BGM チョット愚直に!猪突猛進(アカペラver)

早貴「こぶしの本気」

チームしましま 投球者 矢島舞美

舞美は早貴と付き合う前の事を思い返していた。

自他共に認める仕事人間である舞美だが恋愛に興味が無かったわけではない、
年を重ねるにつれハロプロの先輩の結婚式に出席する機会も増えていて、その度に
式の演出に感動したり大切な人と結ばれることの喜びを感じていた。(ハンドドライヤーで手を乾かす)

とはいえ当時自分はまだ℃-uteのメンバーで恋愛なんてご法度、それ以前に小学生の頃から
アイドルという世界に身を置いていた舞美にとって恋愛とはいったい何なのか?というのが
正直な所である。舞美は自分なりに恋愛について考えた、そして出た答えは好きな人と
ずっと一緒にいるということ。(赤色のボールを手に取る)

じゃあ私が好きな人って誰だろうと思った時、一番に出てきた人物が早貴だった。
かれこれ長い付き合いになるが舞美にとって早貴と一緒にいるときが一番楽で
素の自分を一番出せる気がしていた。もちろん他のメンバーとも気の置けない関係で
あることは間違いない、ただ早貴にしか出せない空気感があったのだと思う。
それに早貴にしか出せない女性らしい振る舞いや家庭的な性格、何よりリーダー、
やじちゃん、と事あるごとに舞美を呼ぶその声が舞美は好きでたまらなかった。(ボールを投げた)

早貴の事を好きと自覚したその日から舞美の頭の中は早貴でいっぱいになった。
昔流行った脳内メーカーで例えるならば早貴という文字が所狭しと並べられているような
状態である。意を決して告白しようと思った日はその早貴と言う文字が頭からはみ出している
気分だった。告白は2人で開催したイベントの帰りに寄ったカフェですることにした。(ボールはヘッドピンに直撃)

舞美の告白を早貴は受け入れてくれた、それ以上に嬉しかったのは早貴も前からリーダーの
事好きだったんだよて言ってくれたことだ。両想いだったことがうれしくて早貴を抱きしめようと
立ち上がったのだが、バンッ!とテーブルに手をついた時その衝撃でカップが床に落ちて
割れてしまい早貴にリーダー・・・いや、みぃたんってホントドジなんだから〜と笑われてしまった。
その時の早貴の心からの笑顔を舞美は未だに覚えている。(見事なストライク)

恋人同士になって初めてのデートはとても楽しかった、付き合う以前も何度か2人で遊んだことは
あったがその時とはまた違う楽しさがあった。その日は遊園地に行って絶叫マシンを嫌がる
早貴を無理やり舞美が乗せてたら早貴が拗ねてしまったのでソフトクリームを買ってあげたら
速攻で機嫌が直ったのがとても可愛くておかしかった。そして最後に乗った観覧車の中で、
今まで生きてきた中で一番きれいな夕日を見ながら舞美はこう思った。(舞美に抱き着いて来た早貴を見て思った)

いつまでもなっきぃと一緒にいれたらいいな

331名無し募集中。。。2018/12/15(土) 12:59:51.960

チームみやもも 投球者 嗣永桃子?

雅は焦っていた。先程までこの勝負勝てるかも、と思っていたが舞美が最後まで今の調子のままだった場合、
こちらが力負けする可能性が高い。何か対抗する策はないかと考えていると、すっかりコースター代わりになっていたお助けカードが目に入った。

「お、お助けカード使います!」

雅は内線に出た広瀬に告げた、すると遠くでのむさ〜ん!と野村を呼ぶ広瀬の声が聞こえる。
またサボってるのかと思ったが、数分後雅たちの前に台車を押しながら野村がやって来た。
台車の上にはショートカットの女の子・・・ではなくよく見るとロボットが乗っている.
最近のロボットは見た目が人間に似てきたと言われているがこれはその中でもかなりのクオリティだ。

「おまたせしました、この子はボウリングロボサクラコ2です、なんと98%の確率で彼女の投球が
ストライクになります。首の後ろにあるのはUSBtype-cポートでしてスマホの充電も可能になっております」

充電してる間ボウリングできないじゃん、と桃子は思った。ちなみに1に比べて30%の軽量化に成功したらしい。

「すごいでしょのむさんって、でもあれ作るためにお給料半年分前借りしたから
今タダ働きなんですよ。おかげで私が彼女の面倒みることになっちゃって、でも料理作ってくれるからwin-winなんですけどね」

広瀬が愚痴なのかのろけなのかわからないことを言ってきた、まあとにかく桃子が投げるより
ストライクの可能性は高そうなので今回の投球はサクラコにお願いすることにした。

サクラコはかなり前傾姿勢の独特なフォームでボールを投げる、ボールはかなりのスピードで
ピンを弾き飛ばしてストライクを獲得し桃子と雅はサクラコと握手を交わした。

333名無し募集中。。。2018/12/15(土) 13:02:27.090


第8フレーム 

BGM  これからだ!

桃子「のむさんの走り方かわいいな」

チームしましま 投球者 中島早貴?

舞美と早貴も今回の投球はサクラコに任せることにした。ちなみにサクラコのOSは
Android9.0らしい、スマートフォンみたいと早貴は思った。

先ほど同様独特のフォームでサクラコがボールを投げる。
・・・しかし今度は早々にボールが右に逸れそのままガーターになってしまった。

「あー・・・ガーターになる確率は1兆回に1回なんですがまさかここで出るとは・・・」
さすがの野村も気まずそうな顔をしている、サクラコも二人に向かって土下座していた。
機械に向かって文句を言う訳にもいかないので舞美も「気にしないで」と言うしかない。

2投目は汚名返上のスペアとなり、野村とサクラコは撤収していった。

チームみやもも 投球者 夏焼雅

3連続スペアを取りたい雅だったがこのフレームは合計7ピンにとどまった。
久々のボウリングだからか少し手首が痛い、グルグルと回しながら桃子の元へと戻る。

「みや、手首痛いの?」
心配そうな顔で桃子が雅に聞いてきた
「んーちょっとね」
雅はそう答えると左手を伸ばしテーブルに置いてあるコップを掴む。
「じゃあ、マッサージしてあげるね」

桃子はそういって雅の右手首を指でグイグイと押してくれた。いつもの雅だったら
大丈夫と言って引っ込めていたがなんか今日はそういう気分じゃなかったのでそのままお世話になることにした。

335名無し募集中。。。2018/12/15(土) 13:06:05.910


第9フレーム

BGM  きっと私は

雅「きっと私はで・き・る」(手に書いて飲み込む)

チームしましま 投球者 矢島舞美

いよいよ残す所あと2フレームとなった、ゲームの展開にもよるが舞美にとってこれが
最後の投球となるかもしれない為かなり気合が入っていた。

・・・がその気合があだになってしまった。ボールはど真ん中に行き過ぎてスプリットになり
しかも7番ピンと10番ピンが残る最悪のパターンだ。

2投目はコントロールショットで7番ピンを倒したものの思うようにスコアを伸ばせなかった。

「ゴメン」と早貴に言った舞美はかなり悔しそうな顔をしている、早貴は「みぃたん暗いよ!
そんな顔するヒマあったら早貴のこと応援して!」と言って舞美を励ました。

チーム みやもも 投球者 嗣永桃子

正直勝てるわけないと思っていた、第1フレームでガーター2連発やらかした時は
もっと勝てるわけないと思っていた。

だがしかし、ボウリング巧者の舞美に対して何とかここまで食らいついている、向こうはこのあと
早貴が投げるしここで自分が少しでも多く点を稼いで雅に繋げばもしかしたらワンチャンあるかもしれない。

桃子はそう思いながらボールを投げた。・・・しかしこういう時に限って指が上手く離れずガーターになる。

いや、まだもう1球チャンスはある。ここで何としてもピンを倒して雅を少しでも
楽にしてあげるんだ。そう思って投げたボールは・・・粘り切れずガーターとなってしまった。

桃子は呆然となった、早貴の「あ〜やっちゃったよ桃ちゃん」という声で辛うじて我に帰る。

やばい雅に合わせる顔が無い。そう思っていたらものすごい勢いで雅が駆け寄ってきた。

「だ、大丈夫だよもも!ピンチの数だけ流星ボーイだよ!」

あ、みやかなり取り乱している。

桃子は大変な事をしてしまったと想いながら天井を見た。

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