最終更新:ID:18nm49XMcw 2017年07月02日(日) 18:22:03履歴
34 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/07/01(土) 14:19:33.54 0
結局、一番重要な何故には答えてもらえずわからないまま。
それでも全くわけがわからなかった昨日までよりは比較にならないほどすっきりとした気分。
Buono!ラストまで後数日。
それが終わったら今の桃子に色々と聞こう。
そう決めると穏やかな気持ちでこの高校生の桃子と接することができた。
また桃子に起こされ始まる朝。
用意された朝食を食べながらふと疑問を口にした。
「そういえばもも、タイムスリップした原因とか何か思い当たることないの?」
「わかってたらもう帰ってるよ」
「まぁそれもそっか。でもなんかなかったの?」
「みやが家に泊まりに来て一緒に寝ただけだよ」
このまま帰れなかったらどうするの?
そう言いかけて口を噤む。
そんなの桃子の方が強く思っているはず。
代わりに別の事を口にする。
「その時に何か変な力とか感じたとか」
「ないよそんなの。まあ帰れなかったらみーやんが養ってよ」
笑いながら軽い調子で言う桃子に乗っかる
「帰れなかったらね」
「いいんだ?だったらみーやんのお嫁さんだね」
「でももも家事とか出来ないしどっちかって言うとヒモじゃない?」
「えーひどーい。やる気出せばできますー」
「じゃあこれお願いね」
35 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/07/01(土) 14:21:13.99 0
朝食に使った皿とグラスの片付け。
あまりの手際の悪さについからかってしまう。
軽口の応酬。
最近はすっかり聞くことのなかったアラームの音に時間を忘れていた事に気づかされる。
慌ただしく家を出た。
まだ日も高い帰宅時間。
帰ると何故か机に向かっている桃子。
手元を見ると頭が痛くなるような文字の羅列。
「ねぇもも。もう大学決まってるのになんで勉強してるの?」
素直な疑問を口にすると呆れられた。
「卒業の前にも一応テストあるんだよ。みーやんはなかったの?」
あったような気もするけれど直前にならないと勉強なんてした記憶なんてない。
「まぁみーやんだしね」
「ちょっとそれどういうこと?」
「そのまんまの意味だよ?」
にひっといたずらっぽく笑う桃子。
和やかな空気。
こんな日常も悪くない。
何気ないやりとりはそう思わせた。
あっという間にBuono!ラストの当日。
一区切り着いた活動。
この後は自分の気持ちに区切りをつけて清算する時間。
いなくなった桃子を探しといると後ろから腕を掴まれた。
「みや」
珍しく少し息を切らした桃子。
気づいたようにぱっと手を離され小さく謝られた。
「話があるんだけど少し時間取れる?」
それに頷いた。
結局、一番重要な何故には答えてもらえずわからないまま。
それでも全くわけがわからなかった昨日までよりは比較にならないほどすっきりとした気分。
Buono!ラストまで後数日。
それが終わったら今の桃子に色々と聞こう。
そう決めると穏やかな気持ちでこの高校生の桃子と接することができた。
また桃子に起こされ始まる朝。
用意された朝食を食べながらふと疑問を口にした。
「そういえばもも、タイムスリップした原因とか何か思い当たることないの?」
「わかってたらもう帰ってるよ」
「まぁそれもそっか。でもなんかなかったの?」
「みやが家に泊まりに来て一緒に寝ただけだよ」
このまま帰れなかったらどうするの?
そう言いかけて口を噤む。
そんなの桃子の方が強く思っているはず。
代わりに別の事を口にする。
「その時に何か変な力とか感じたとか」
「ないよそんなの。まあ帰れなかったらみーやんが養ってよ」
笑いながら軽い調子で言う桃子に乗っかる
「帰れなかったらね」
「いいんだ?だったらみーやんのお嫁さんだね」
「でももも家事とか出来ないしどっちかって言うとヒモじゃない?」
「えーひどーい。やる気出せばできますー」
「じゃあこれお願いね」
35 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/07/01(土) 14:21:13.99 0
朝食に使った皿とグラスの片付け。
あまりの手際の悪さについからかってしまう。
軽口の応酬。
最近はすっかり聞くことのなかったアラームの音に時間を忘れていた事に気づかされる。
慌ただしく家を出た。
まだ日も高い帰宅時間。
帰ると何故か机に向かっている桃子。
手元を見ると頭が痛くなるような文字の羅列。
「ねぇもも。もう大学決まってるのになんで勉強してるの?」
素直な疑問を口にすると呆れられた。
「卒業の前にも一応テストあるんだよ。みーやんはなかったの?」
あったような気もするけれど直前にならないと勉強なんてした記憶なんてない。
「まぁみーやんだしね」
「ちょっとそれどういうこと?」
「そのまんまの意味だよ?」
にひっといたずらっぽく笑う桃子。
和やかな空気。
こんな日常も悪くない。
何気ないやりとりはそう思わせた。
あっという間にBuono!ラストの当日。
一区切り着いた活動。
この後は自分の気持ちに区切りをつけて清算する時間。
いなくなった桃子を探しといると後ろから腕を掴まれた。
「みや」
珍しく少し息を切らした桃子。
気づいたようにぱっと手を離され小さく謝られた。
「話があるんだけど少し時間取れる?」
それに頷いた。
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