まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

55名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:09:28.980

じゃーんけん、ぽん。

二人で声を揃えて、片手を前に出す。
みやがパー。ももがグー。……あーあ。

「っしゃ!」

みやは大袈裟にガッツポーズして、ぴょこんってソファの上で体を弾ませた。
それにあわせて、みやの隣に座ってたももの体もグラッて揺れる。
おーおー嬉しそう。まあ、ももは逆にがっくりきてるわけだけど。

「みや、後がいーな?」
「……どーぞ」

聞こえてきた自分の声が思ったより不機嫌で。
はっとしてみやを見たけど、みやは全然気にしてないみたいだった。
にたーってほっぺを緩ませたみやは、こっちに体を倒してくる。
ももの肩口に額を擦り付けてくるみやの髪から、ふわっとシャンプーの香りが漂った。
あ、だめだ。くらってしたのを誤魔化すように、ももは目を閉じた。
みやが、腰の辺りに腕を回してくる。
お腹の辺りに伝わってくる、じんわりとしたみやの熱。

「ね、もも」

呼ばれて、何気なく目をやったら、みやがこっちを見上げていた。
ぐいって引っ張られるように、吸い寄せられるように、みやに目を奪われる。
真っ直ぐな、ビームみたいな強い光。どくんって心臓が震える。

「いこ」

みやの柔らかい指がももの手を取った。しっとりしてて、ほんのり温かい。
その熱にあてられて、体の奥の熱がじわっと高まった気がした。

手を繋いで寝室に入ったら、くるんとターンしたみやがほっぺにちゅってしてくる。
ちっちゃい子みたいに笑うみやに引っ張られて、二人でベッドにもつれこんだ。
ほっぺに、鼻先に、おそろいのほくろに、キスして、キスされて。
ベッドに倒れ込んで、みやを見上げた。
きらきらしたみやの瞳が、ももを覗き込んでくる。
前髪をかき分けられて、おでこにキス。眉にもキス。
儀式みたいなキスを終えると、みやは満足そうに唇をつり上げた。

「……好き」
「ん」

吐息混じりのみやの声が、耳に触れてくすぐったくて。
きゅんってお腹の辺りがうずく。膝を擦り合わせちゃったの、みやに気づかれてないかな。
ねえ、って甘い声がして、あっ、て思ってるうちにくるんと世界が回転する。

「……ねえ、本当に、」
「ももが先」

期待に満ちたみやの瞳に、心臓がきゅーって掴まれる。
ホント、いじわる。ももはもう、こぼれちゃいそうなくらい熱いのに。

56名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:11:29.120


みやの耳にかかる髪の毛をかき上げて、ちっちゃな耳に口づける。
かぷかぷしながら、ちゅうって吸ったらみやが変な声を上げた。
絶え間なくキスをしながら、みやのパジャマに手をかける。
そろそろ夏も近いから、薄着なみやの服はすぐに剥がれ落ちる。
控えめだけど、柔らかい胸。
ぺたんと手のひらで覆ってみたら、きめ細やかな素肌は吸い付いてくるみたいだった。
中心は硬くなってて、みやもいっぱい期待してくれたんだって思う。

「んっ……」

みやから零れた声が、じわっとももの中に広がっていく。
きゅって服の裾を引っ張られて、脱げって言われた気がした。

「はや、く」

みやの言葉に急かされて、夢中でパジャマを脱ぎ捨てる。
広げられたみやの両手に飛び込んで、ぴったり合わさる肌が心地よくて。

「みや、やーらかい」
「ももが、でしょ」
「そう?」
「うん」

言いながら、みやが肩に顔を埋めてきた。
遠慮がちに吸われる感触があって、ちょっぴりくすぐったい。
肩を引こうとしたら、みやに押さえつけられた。

「ひゃ……っ」

首筋に上ってきたみやの唇が、皮膚の柔らかいところをやわやわと啄む。
くすぐったさは気づけば甘い刺激に変わっていて、何だかもどかしい。
むずむずする感覚に思わず唇を噛んだ瞬間、ふわっとみやの腕から力が抜けた。

「もも、つづき」
「むぅ……」

てっきりみやびちゃんの気が変わって、先にしたいって言い出すかと思ってたのに。
小さく頬を膨らませてみても、楽しそうなみやにつつかれただけだった。
悔しくて、みやの呼吸を奪うように口づける。
みやの吸った息に乗って、ももの熱がみやの奥まで届けばいい。

57名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:12:38.770

「はっ、んん……ぃあっ!」

みやが息を継いだタイミングで、きゅっと乳首を摘まんだ。
強い刺激に、みやの肩がびくって震える。

「っ、たぃ」
「うそ」

ふやけたみやの目が、すっと細くなって、きっと今ももは睨まれてる。。
でも全然効果なんてなくて、むしろどっちかっていうと、逆効果、みたいな。

「あぁっ、んゃっ」

摘まんでた先っぽをぐって押し込むと、みやの声は一層大きくなった。
だってちゃんと感じてんじゃん、みや。
そう思ったら止まんなくて。右も、左も、舐めてあげて、摘まんであげて、すり潰してあげて。
みやの声がどんどん甘さを増して、裸のももの全身を撫で回す。
どくん、どくん、って自分のお腹が脈打ってるのが分かる。
みやにしてあげてるはずなのに。いっつも、こうで。

「もも……っ、ゆっ、くり」

むり。そんな余裕、ない。
下着に指を引っかけたら、途切れ途切れにみやの声がして。
でもその声が熱くって、ももの頭は全然回んない。
ただ、目の前にあるみやの体が、ももよりずっと熱いのがうれしい。

「あっ……ぁっ!」

ぴたって中指を押し当てた、みやの入り口はとろとろで。
そこをゆるゆると撫でたら、みやの腰はそのたびに揺れた。

58名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:13:13.820

「わっ」
「ああぁっ、ぅ、ぐ」

指の角度を変えたら、みやが動いた拍子にぬるんって飲み込まれちゃった。
すぐにぎゅうって包まれて、たった二本の指なのに、ぞわって肩の辺りまで甘く痺れる。

「もも、ぉ……っ」

早くして、ってみやの声が聞こえる。
ゆるゆるとももが指を動かすと、みやが綺麗に目を閉じるのが見えた。

「ぅ、うぁっ、あっ……もも」
「ん……みや」

ただひたすらに、真っ直ぐに上り詰めるみや。
それはびっくりするほど綺麗で、同時にすっごく可愛くて。
頭がしゅわしゅわしてくる。もう限界、って思って、自分自身に手を添えた。
あっ。
みやと同じくらい……もっとかも。そこは、蕩けてて。

「だめ……っ」
「あっ……ゃ……」

みやに手首を掴まれた。なんでバレんの。
無理矢理に引き剥がされて、濡れたももの指先にみやの指先が絡まった。

「つ、なっ、ぃでて」
「ば、かぁ……」

わーって視界が滲む。やだよ、ねえ、みや。なんで先にいっちゃうの。

「……ゃっ、みや」
「ま、だ……ぁっ」

切なさに突き動かされて、ももは一心にみやをかき混ぜる。
はやく、はやくはやくはやく、もう、もう。
みやの声がだんだん切羽詰まっていって、さっき繋いだ指が痛いほどに握られて。

「あっ、ぃっ」

びくんっ!てみやの体に力が入る。
みやのナカも、ぴくぴくって小さく震えたのが分かった。

59名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:16:24.920


みやの呼吸がゆっくりと静まっていくのを聞いていた。
すーって底まで落ちていっちゃいそうな予感がして、みやの耳を摘まんで引っ張る。
寝たら、許さないかんね。

「ももの、番」
「分かってる」

まだちょっと荒い息のまま、みやがゆるゆる体を起こす。
もも、って呼ばれて、そっと目を閉じる。
思っていた通りの柔らかさが、丁寧に唇に触れてくる。
優しいって思ってたら、みやの舌が割り入ってきた。
丹念すぎるほど丹念に、ももの口の中をみやが這い回る。
いつもなら嬉しい、けど。もう高まってる状態じゃ、足りなくて。

「ゆっくり、しようね」

薄目を開けたら、みやが100点満点の笑顔でそう言った。
ああもう、絶対わざとだ。みやのやつ。

ゆっくりされるの自体はね、嫌いじゃないの。
大事にされてるって思うし、愛されてるなーって思えるし。
たださ、時と場合って物がね、あるでしょうよ。

「もものおっぱい、やわらかーい」
「そ、りゃ、あぁ」

やわやわと胸を揉まれる。
それ自体は良いんだけど、もっとイイトコが他にあるのに。

「み、やっ」
「んー? あ、ここ?」
「ちょっ、あぅっ」

抗議のつもりで声を出したのに、硬くなってたとこを吸い上げられてビリッて刺激が弾ける。

「ねえ、めっちゃかたいね」
「やぁ、んっ」

今度はずっとそこばっか。もうしつこいってば。
全然言葉にならなくて、必死でみやの髪の毛を引っつかむ。

60名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:17:15.380

全然痛くないくせに、からかうようにみやは笑った。
分かってるくせに。全部、察してるくせに。

「も、ば、かっ……」
「はいはい」

みやの指が、つーってお腹の上を通過してその先にたどり着く。
下着の上から、みやの手のひらにぺたんってそこを覆われて。
ひたりと触れた下着が、湿っていることを自覚する。

「ぁっ……」
「あー、これはすごいね」

ガマンさせちゃった?って無邪気にみやが笑う。
ぐりぐりと円を描くように押されて、そんな緩やかな刺激も今切ない。

「も、ぉ、やぁ……っ」

溶けちゃいそうって思った。そこから、全部。
みやは尚もゆるゆるそこを撫でながら、ももに聞いてきた。

「どうがいい?」
「……い、ま、きく……?」

信じらんないって顔でみやを見たら、みやはにやって笑い返してくる。
答えは分かってるけど、言わせたいってやつ。
みやが期待に満ちた顔して、こっちを見てるのが分かる。ああ、もう。

「みやっ、の……すきに、して」

ももの、精一杯のおねだり。耳の先までかあって熱くなる。

「えへ。りょーかい」

みやは、それはそれは喜んだ顔で、もものほっぺにキスをした。

61名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:17:32.610

みやのされるがままに、膝を立てられる。
その姿勢だけで、次にくるものを想像してしまって。
ももの下着の湿り気を確かめるように、みやの指が上下になぞる。
分かったから、もう。
そう思った途端、いきなり下着がぐいっと横に引っ張られた。

「ひっ、んぁっ!」

下着の隙間から入り込んだみやの舌が、とろとろにほぐれた入り口を覆う。
勝手にひくつく入り口から、とろって零れた感覚があって。
それをすくうように、下から上へ舐め上げられる。
ぬちゃっ、て音が響いて、ぞくって震える。

「逃げないで」

そんなこと言われたって、無理。
だって、みやの舌が動いただけで、頭の中で星が飛ぶの。

「……あっ、んぁっ!」

中心をちゅうって吸われて、思わず太ももに力が入る。

「ちゃんと、開いててってば」
「むっ、り……! っあ、っ!」

一瞬、みやの刺激が止んで、ふって力を抜いた瞬間にみやの指が中へ入ってくる。

「もも、すき」
「ううぅっ……んぁっ」

ばかばかばかっ、そんなとこでしゃべんないで!
わけ分かんなくなって、積もり積もった熱が体中を駆け巡る。

「ぁああっ、いっ……いぁっ、ぃ、っ……」
「ん、もも」

すき。みやがそう言った気がした。

ぶるって全身が震えて、まだ引いてくれない波に目が眩む。
必死に呼吸を求めて仰け反ったら、中にいたままのみやが動く気配があって。

「やっ、ちょっ……今っ」

言い終わるより早く、ぐってナカの壁を押し上げられる。
じわーって溢れた甘い疼きが、また全身に広がっていく。
腰から下、ぐちゃぐちゃに溶けちゃいそう。

「もも、すっごい締め付けてくる」
「はっ……だっ、て、みやっ、がぁっ……んっ」

キスが降ってきて、その後は言葉にならなかった。

62名無し募集中。。。2019/07/14(日) 04:18:13.510


全部終わった後、気怠い余韻の中でみやと抱き合う時間が好き。
だけど今日は、ちょっとだけ言っておきたいことがある。

「じゃんけん制、廃止しない?」
「やーだ」
「えー!」
「ももがじゃんけん強くなれば良いじゃん」
「みやが強すぎんの!」

勝率どんくらいなんだろ。分かんないけど、絶対ももの方が負け越してる。
心理戦ならみやには負けないと思ってたのに、いつの間にか逆転されてたんだよね。

「たまには先選んでよ」
「んー……それも魅力的だけど、やっぱ後がいいなー?」
「なんで」
「知りたい?」

問い返すみやの目に、いたずらっ子の光が宿る。
あ、ヤな予感しかしない。

「……なんか、やめとく」

言ってから、失敗したなって思った。
たぶんこれ、どっちの答えを選んでも未来は同じじゃん。
みやはいたずらっ子みたいな顔で近づいてきて、ももの顔を覗き込んでくる。

「みやにしながらコーフンしてるももがさあ、めっちゃくちゃ可愛いから」

そう言いながら、にししって笑うみや。もう、このえろおやじ。
みやに背を向けたら、それすらもお見通しだって言うみたいに背中からぎゅって抱きしめられる。

「だって、余裕ないももって貴重だし」
「も、いいって」
「あと、おねだりも、」
「あーあー! もうやめて、かっこ悪いじゃん」

恥ずかしくなってきて、ついつい素っ気ない声が出る。
みやはそんなの気にしてないみたいに、ケラケラ笑う。

「普段のももはかっこつけだから、かっこ悪いとこいっぱい見たいんだってばー」
「……ああ、そう」
「あ、なんか今めっちゃ眠くなってきた」
「いきなり?」

聞き返した時には、みやの腕の力は抜けかけていて、一息毎に息の音が深くなる。
もう、自由すぎでしょ。
振り回されっぱなしなのが癪で、みやの手の甲をちょっとだけつねってみた。

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