425名無し募集中。。。2019/06/22(土) 23:04:35.120
ベッドから抜け出したももが、床に散乱した服を1つ1つ身に付ける
みやも起き上がって、ただその様子を眺めてた
ふと思い立って、ももの服の裾を摘んで引っ張ってみる
いつもはこんなことしないんだけど
どうせ、返ってくる反応なんてだいたい予想がつくし
くるりと振り返ったももが、にっこりと微笑む
白い指が頬をなぞって、近付いてきた唇がそっと触れた
冷たい唇
そこからは、何も読み取れない
「おやすみ」
ももはそう言って、みやの肩にタオルケットを被せた
髪を撫でる指先が心地よくて、自然と瞼が重くなる
ころんとベッドに横になっても、しばらくももは撫で続けてくれた
行かないでって言ったら、嫌な顔するかな
そう思った、思うだけ
半分以上閉じかけた瞼の隙間から、部屋を出ていくももの背中が見える
こんな夜中、またあの人の所に行くんだろう
別にいい
別にいいよ、いつものことだし
気が向いたらまたおいで
みやはずっと、ずっと待ってるから
ベッドから抜け出したももが、床に散乱した服を1つ1つ身に付ける
みやも起き上がって、ただその様子を眺めてた
ふと思い立って、ももの服の裾を摘んで引っ張ってみる
いつもはこんなことしないんだけど
どうせ、返ってくる反応なんてだいたい予想がつくし
くるりと振り返ったももが、にっこりと微笑む
白い指が頬をなぞって、近付いてきた唇がそっと触れた
冷たい唇
そこからは、何も読み取れない
「おやすみ」
ももはそう言って、みやの肩にタオルケットを被せた
髪を撫でる指先が心地よくて、自然と瞼が重くなる
ころんとベッドに横になっても、しばらくももは撫で続けてくれた
行かないでって言ったら、嫌な顔するかな
そう思った、思うだけ
半分以上閉じかけた瞼の隙間から、部屋を出ていくももの背中が見える
こんな夜中、またあの人の所に行くんだろう
別にいい
別にいいよ、いつものことだし
気が向いたらまたおいで
みやはずっと、ずっと待ってるから
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