GURPSよろず - 足

足(命中-4):Feet

 肉体部位の1つ。
 「」と「」は末端です。 生きている目標の場合、大型貫通体巨大貫通体刺しダメージの致傷修正は1倍に減少します。HPの3分の1を超えるダメージで部位が使えなくなる大怪我をします(それを超えたダメージはなくなってしまいます)。これによって、小さなダメージで敵を無力化できる可能性があります。しかし、敵は逆の武器を持ち替えて(あるいは片足で跳ねながら)あなたにとどめを刺すかもしれません!

鎧の隙間を狙う場合、通常の命中部位修正の代わりに、-10の修正で命中判定を行います。命中したときには防護点を半分(端数切捨て)とみなします。これは徹甲除数と重複します。

●ランダムに命中部位表で決める際、3Dしてこの部位に対応する出目は
●「部位が使えなくなる負傷」における
 転倒します! 松葉杖などの支えがなければ、立ち上がったり歩いたりすることはできません。が使えなくなっても、壁で体を支えれば、戦うことができます。支えるものが何もなければ、膝立ち座った姿勢になります。傷が癒えるまで、「歩行障害/脚部一部損傷」の特徴の効果を受けます。

●「部位が使えなくなる負傷」の限界を適用する前に、負傷がその部位を使えなくする必要な量の2倍以上だった場合、その部位は使えなくなっただけでなく“破壊”されてしまいます。切り爆発による攻撃は、四肢末端部位切断してしまいます。それ以外の攻撃であれば、回復不可能なほど潰れたり焼かれたりします。

●「分離式肉体部位」で切り離した足:
 は、DX-2、移動力が1、およびよけ4に等しいDXを持っています。だけで行える唯一有用な戦闘手段は、それを通過しようとする者をつまずかせることです。を通り抜けようとする戦闘者は回避しなければならず(p。B368を参照)、が勝った場合は倒れます。

原書表記


●「命中部位表」の「四脚、六脚、ケンタウロス型、トリ型命中部位表」において
 ケンタウロス型の「」というのは上部にのみある人間のを意味します。
 ケンタウロス型の」にはなどを含みます。
 ケンタウロス型の「胴体」には後胴・胸・腹などを含みます。

●末端:Extremity
 ケンタウロス型の命中部位をランダムに決める時には、「四脚、六脚、ケンタウロス型、トリ型命中部位表」で「末端」になった場合、1Dしてください。奇数なら左、偶数なら右です。
  • 1〜2なら人間の上半身にある
  • 3〜4なら前脚の
  • 5〜6なら後脚のです。


●人型生物の肉体部位のHP/末端:
末端、尻尾、ひれ、追加の頭): HPの3分の1を超える負傷


各部名称

名称
(原書名)
命中修正
鎧の隙間を狙う場合)
HPの割合
頭部(Head)
頭蓋骨
(Eye)-9(-10)
命中させられやすい
場合は-6
1/10
頭蓋骨(Skull)-7(-10)追加の頭」のHP
HP×2÷頭の数」。
さらに特別限定
脳がない」なら
HP×1.5÷頭の数」。
(Face)-5(-10)
全身鎧
(Full Suit)
胴体鼠径部
(Body)
胴体鼠径部
(Neck)HPそのまま
胴体(Torso)0(-8)
鼠径部(Groin)-3(-10)
重要器官(Vitals)
四肢(Limb)
攻撃部位
ものがつかめる尻尾
(Arm)-2(-10)
を持っている側のは倍
1/2、より正確には
1/その四肢の本数
(Leg)
末端(Extremity)
、尻尾、ひれ、
脳のない追加の頭
(Hands)-4(-10)
を持っている側のは倍
1/3、より正確には
1/(その末端の本数×1.5)
(Feet)

関連

利腕」「逆腕
身体部位に関する特徴

テクニック

主な関連ルール