GURPSよろず - 魔法の霧
魔法大全』のp.174参照。

呪文《魔法の霧》(Mystic Mist) M174P

■《魔法の霧》 範囲呪文防御・警戒系呪文21
《[[魔法の霧]]》
 乳白色の濃霧を作り出し、そこに足を踏み入れた者を惑わします。2メートルより離れたところにいる人影は、《魔法の目》を使わなくては見えません。呪文をかけられたときに範囲内にいた者は、この効果を受けません。ぼんやりちらちらしているようには感じますが、視力が影響されたり惑わされたりすることはありません。その他の者は1秒ごとに、知力+「魔法の耐性」の判定に成功するか、《魔法の目》を使わなくてはいけません。失敗すると道に迷い、道案内がいないかぎり、ランダムに選んだ方向に歩いていってしまいます。「方向感覚」があれば、この問題は避けられます。
 初めて霧のなかに入ったなら、恐怖判定も必要です。さらに5分おきに判定してください。最初の恐怖判定に失敗すると、ぜったいに入りたくなくなります! 危険な動物は霧を避けるでしょうが、何らかの理由で入らざるをえなくなったなら、通常どおり効果を受けます。
 「最初から」霧のなかにいた者は、侵入者に攻撃されても防御判定に+1のボーナスがあります。いっぽう侵入者は、最初からいた相手の攻撃に対して防御判定に-1のペナルティを受けます。
 この呪文は、パーティが危険な領域で野営をするときに役に立ちます。術者は自分を中心とする範囲に《魔法の霧》をかけなくてはいけません。霧で覆える範囲が広ければ広いほどよいでしょう! 

呪文の解説

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その他