架空国家を作ろう　亜空世界線

かねてよりマウサネシアではアイドル文化が存在しており、マウサネシアにおけるアイドル文化というのは大人数で踊ったりしながら歌うもので、ガラパゴス化が進んでいる。

MSNの登場以前、マウサネシアのアイドルはデビューしても数年で人気が下がって引退するというのを繰り返していた。
しかしMSNは41人のメンバーを1人あたり数年のサイクルで入れ替えるという新しい戦略を採用し、これにより現在まで人気を維持することに成功したのである。

41人もメンバーが居ると埋もれるメンバーも出てきそうだが、実は41人にはそれぞれキャラ付けがなされておりどんなメンバーにも特定のファン層が存在し、これは人口の多さによって可能になった。

姉妹グループとして、JYT41やELT41などが存在する。
MSN41では他のマウサナのアイドルグループと同様に「恋愛禁止」がルールになっている。

2005年、MSN劇場で初公演を行い、翌年にシングル『7月の夕景』でインディーズデビュー、同年にシングル『ホップステップ！』でマウサナコロムビアからメジャー・デビューした。
6thシングル『明日を見上げる』から徐々にCD売り上げが増え始める。2008年に、11thシングル『アイスクリーム』で初のヤサレア(マウサナ版のオリコン)ウィークリーチャート1位を獲得すると、その後発表する楽曲が次々と1位を獲得し、「国民的アイドルグループ」と呼ばれるようになる。
2009年6月から7月に、シングル選抜メンバーを決める第1回選抜総選挙を実施、2018年まで毎年開催している。
2010年の16thシングル『星空アトリビュート』は、シングルの連続初動売上400万枚突破やヤサレア週間カラオケチャート50週連続1位などの記録を残している。
2011年に20ndシングル表題曲『早すぎたシネマ』が第53回マウサネシアレコード大賞の大賞を、2012年に23thシングル表題曲『橋大工』が第54回日本レコード大賞の大賞を受賞した。
またマウサネシアミュージック大賞でも、2010年から7年連続で「シングル・オブ・ザ・イヤー」を、2011年から5年連続で「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、現在はこれらを2年連続で受賞している。
2012年からは、選抜総選挙にて地上波でのテレビ中継が行われるようになり、ドキュメンタリー要素も含まれる人気番組となっている。
2018年に48thシングル『メーデー』でそれまでの累計楽曲売上数は4億を突破し、これは集計開始以来初めてのことである。
2022年に61thシングル『ラグタイムドロップス』でそれまでの累計楽曲売上数が5億を突破したことが明らかになった。

MSNとは「マウサナ」のことであり、「マウサナのアイドル界を代表する41人にしたい」という願いが込められており、実際そのようになっている。
なお41という数字の由来は、マウサナ文化圏では41は「太陽神に祝福された二桁」という異名があり、要するに縁起が良い数字であるため採用された。

楽曲の歌詞は大別すると「擬似恋愛的な歌詞」、「青春賛歌的な歌詞」、「自己言及的な歌詞」という3つのタイプが存在する。
歌詞の内容は「マウサナ人的」な主観的で直球な内容で、病み系やドロドロした恋愛などの要素はなく、純粋で、刹那主義的な要素もある歌詞となっている。

衣装デザインには各楽曲が持つコンセプトに基づいた統一性があるが、一着一着が各メンバーのキャラクターやイメージ、体形に合わせて調整が加えられている。
メンバーが着用する衣装のデザインは基本的に「マウサナ人スーツ」から発展したものが多い。

現在のMSNキャプテンはラヌーン・レハポーワットというマウサナ人で、彼女はシアネン・レハポーワット(マウサネシア人民共和国、初代首相)の直系の子孫にあたる人物である。
生真面目な性格で責任感が強く、良きまとめ役でありメンバーからの信頼も厚い。毛は黄緑色で容姿はマウサナ人の中でも端麗(人間にはそこらへんのマウサナ人との違いがわからない)でマウサナ人から見て理想的な体格(いわゆる平均体格)をしている。
偉大な政治家を先祖に持つためか彼女は政治的な手腕があるようで、メンバーをまとめる際にその手腕を発揮しているが、彼女自身は偉大な政治家が祖先であることに不満感を持っている。
そして彼女はメンバーでも有数の努力家であり、その理由は「有名人の子孫だからという理由でオーディションを通過したと思われたくない」「コネではなく自分の実力でメンバーになったことを行動で示したい」と本人が語っている。
元々の才能もメンバー有数であるため歌唱力・演技力ともにトップクラスであり、総選挙では多くのファンの支持を得て人気No1を獲得している。
一方で健康に気を遣っている事でも知られており、「良いパフォーマンスは健康から(本人談)」というモットーで行動しているため健康的な生活を送っている。

Aグループは中等学校在学中の若いメンバーによって構成されている。

現在のAグループリーダーはペン・ソティンというマウサナ人であり、彼女は毛色がオレンジの小柄でマイペースなマウサナ人である。
のんびり屋だが、見かけとは裏腹にまとめ役としての手腕もあるようでAグループのメンバーは何かあると彼女に相談する。
趣味は昼寝であり事務所でも良く寝ているとされる。めんどくさがり屋だがやるべきことはちゃんとやるタイプ。

BグループはAグループよりも年上のメンバーによって構成されている。

現在のBグループリーダーはソン・ナクリーというマウサナ人であり、彼女は毛色が水色で、身長がやや高い。
口数の少ない正統派ヒロインのような性格をしているが、その反面けっこう過激な発言をする(あるメンバーは「戦闘民族みたい」と評した)ようでそのギャップが高く評価されている。
リーダーになるからにはやはりまとめ役としての手腕も持ち合わせているが、彼女自身はけっこう放任主義である。

代表的なシングル「快晴ノスタルシヤ」はマウサナ市場シングル売上歴代3位となる大ヒットで現在までの累計CD/LP/EDMC/DL合計販売数は約1800万に達している。
『快晴ノスタルシヤ』のシングルは、発売前日（集計初日）の2014年8月のヤサレアデイリーシングルチャートで推定売上枚数約1200万を記録し、初登場1位を記録した。
これにより、集計初日のみで1000万セラーを達成したほか、集計初日における推定売上枚数の最高記録を更新した。
シングルの初日のみでの1000万セラー達成はMSN41にとって5作ぶり、通算2作目となった。

初日での達成に限らない場合、MSN41のシングルの1000万セラー達成は4作連続、通算では5作目となった。

その後、ヤサレア週間シングルチャートにおいて初登場で1位にランクインした。
MSN41のシングルの1位獲得は『アイスクリーム』から16作連続・通算16作目である。
最終的な初動売上は約1600万枚に達し、週間シングルチャートにおける初動売上の歴代最高記録を更新した。
また、この売上によりMSN41のシングルの総売上は1.5億となり、アイドルグループにおけるシングルの総売上の最高記録を更新した。

翌週の同チャートでは3位にランクインし、2週目の売上は約100万枚を記録した。これにより累積売上は約1600万枚となり、『星空アトリビュート』が記録した約1400万枚を抜き、自身のシングルにおける最高売上枚数を更新した。さらに、アイドルグループのシングルにおける売上枚数の最高記録もまた更新した。

この年、ヤサレア年間シングルチャートでも1位を獲得し、MSN41は史上初めてヤサレア年間シングルチャート4連覇を達成した。

全部書こうとするとあまりにも多いので、2022年に行われたタイアップのみ紹介する。

アルバム名	タイアップ
フロムジャヤカラタ	TVドラマ「ラストファンタジー　主題曲」
	CM：レッドルクス社「レッドルクスCM2022年版」
	CM：マウサネシア住宅公社?「今年も、おかえりなさい。」
	CM：マウサネシア賭事公社?「ジャヤカラタ記念レース」
	CM：マウサネシア国有鉄道?「MSN41キャンペーン」
ラグタイムドロップス	CM：MTC(企業)「MTC Revolution X Ace 5G　中等学校編」
	CM：マウサネシア電信電話公社「2022年学割キャンペーン」
	CM：マウサナプラスチックグループ「環境にやさしい会社、MPG」
	CM：ペメッオーイBG「トテアコーラ　MSN41キャンペーン」
	CM：MOTTO「もっと、なりたい自分に」
	CM：マウサネシア郵政公社「郵便貯金の便利な方法を紹介！」
	CM：公共広告公社?「麻薬撲滅キャンペーン2022」
	CM：マウサネシア2022年衆議院選挙
	CM：YANPLACE「つながろう　2022年バージョン」
タイムマシン	TVアニメ「ルッオマートモ」4期エンディング曲
	CM：3N(コンビニエンスストア)「3N 10月のパン祭り」

他にも様々な企業・公社のCMに出演している。

全部書こうとするとあまりにも多いので、2022年に行われたコンサートのみ紹介する。

コンサート名	開催地	公演数
新年早々コンサートinジャヤカラタ	ジャヤカラタ	3公演
選抜総選挙2022	ジャヤカラタ	1公演
2022年全国ツアー！	マウサナ構成国各地	32公演
(予定)二度目のラピタ旅行！	タアロア	3公演(予定)

MSN41のメンバーが主人公および登場する若いマウサナ人十数人を演じた。劇中で無残に殺害されるメンバーもおり放送当時は物議となった。
マウサネシア連邦共和国で日暦2014年に放送された大ヒットドラマシリーズ。瞬間最高視聴率は45.2%で、マウサネシアのドラマシリーズでは歴代3位。2010年代では1位。
ストーリーとしては、とある平和な港湾都市で地震が発生したが、マウサネシアの建築物は耐震性が高いため、被害は極めて軽微だった。
しかしながら、首都や周辺の都市との連絡が取れないことが判明し、港湾都市では混乱が広がる。

原因の究明に向かっていた陸軍第192大隊は、『中等学校に謎の武装集団が海から上陸し、マウサナ人学生を殺戮している』という驚くべき報告を受ける。
なんと、都市の全域が1046年、トゥンガ大首長国によるクシャール帝国への侵攻の真っ只中にタイムスリップしていたのだ……

このドラマシリーズは他国でも放送されたという。

MSN41のメンバーが主人公およびそのクラスメイトの学生たちを演じている。
マウサネシア連邦共和国で2021年に放送された大ヒットドラマ。瞬間最高視聴率は40.3%で、マウサネシアのドラマでは歴代5位、2020年代では一位。
ストーリーとしては、マウサナ人と人間をゾンビにするウイルスが某国のテロリスト集団によって仕掛けられる。政府の対応が後手後手に周り、国民も当初は楽観的に捉えていたため、アウトブレイクが発生する。
主人公となる田舎出身の中等学校後期課程(高校生)である天才マウサナ人は、都市部への修学旅行中にこのアウトブレイクに巻き込まれてしまう……

このドラマは多言語に吹替えされ、ゴトロスやアルセチア、フリンカやラピタ等でも放送された。