真如苑 (関連用語・比較説明、行事予定等)



ベルリン済摂護摩(さいしょうごま) 

ベルリン済摂護摩とは  (公式的解説)

ベルリン済摂護摩

〈2009.06.21〉
6月21日の午後(日本時間21日夜)、ドイツ・旧東ベルリン市内にあるベロドローム(自転車競技場)に於いて、「ベルリン済摂護摩法要」が厳修され、約3500名のヨーロッパで精進する教徒や地元市民が参列しました。
世界の平和を願うこの済摂護摩は、2004年に初めて海外で行われ、今年はベルリンの壁崩壊から20年を迎えたドイツ・旧東ベルリンで行われました。法要は、3部から成り、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の各合唱団の歌、済摂護摩法要、真如苑が支援する現地小学校の子供合唱団のコーラスなど、国境・宗教・人種の壁を越えた世界平和を祈る式典となりました。
法要の様子は、現地の大手新聞社の一つBerliner Kurier(ベルリン通信)やアメリカ・ロイター通信にも取り上げられました。

ベルリン護摩の報道WEBサイト(リンク)

今回の護摩法要は、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教を仏教が架け橋となって融和を願う法要であり、ベルリンが多数の国籍の人々が共存できることを願う都市であることからその関心は高く、その意義を伝える報道です。


ベルリン現地での報道

(公式ホームページより)

6月21日の“ベルリン済摂護摩”が、現地の複数の新聞で報道されました。

まず、当日の朝に、ベルリン市内で二番目の発行部数をもつBerliner Kurier紙上で法要の概要を紹介する記事が掲載されました。ベルリンで最大の部数を持つWELT紙が保守的な全国紙であるのに対し、Berliner Kurier紙は庶民的人気が高いと言われています。
記事のタイトルは「仏教界の大阿闍梨高権威者(法王クラス)がベルリンで世界平和を祈念(Buddhisten-Papstin den Weltfrieden herbeibeten)」で、「最初にキリスト教の女性教皇が現れてもたらすはずだった世界を実現しようと、一人の女性僧の最高位が今、ベルリンに滞在している。伊藤真聰(67)は今日ヴェロドロームで世界平和を推進するために大法要を執行する」という書き出しからは、人口の6割がキリスト教徒であるドイツらしい自負と他国の宗教に対する敬意が感じられます。「ヴェロドロームでの平和法要はたいくつな祈りの法要だと思う人は、次のことを知るべきだ。太鼓の音楽があり、祭壇で炎が上がり、水面には小さな筏に乗った光る炎が輝く。その上、世界の異なる宗教背景を持つ5つの合唱団のコーラスがある。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、共々に神仏を祀る力強いショー法要だ」というくだりは記者の熱意が伝わってくるようです。
記者のインタビューに応じられる継主様の様子も「教団苑主はにこやかに微笑んだ。落ち着いた立ち振る舞いが、1100年の伝統と世界100万人の信仰心が存在していることを物語っている」と記され、掲載された写真からもそれが伝わってきます。

翌22日のBerliner Kurier紙朝刊には「Alles in Buddha」というタイトルの記事が掲載されました。これは「すべてが仏陀の中」と書いて「すべてがバターの中(Alles in Butter)=すべてOK」というドイツ語の慣用表現にかかっています(この表現は、貴重なグラスや陶磁器を運ぶさい壊れないようにバターの中に沈めた中世の技法に由来するという説があります)。文中で「仏教の女性法王、伊藤真聰苑主(67)は、昨日3,800名の信者の前で世界平和を宣言。コーラス、ライトショー、太鼓のさわりを含む、巨大なセレモニーで、和合と悟りを祈念した。こうして、世界中で『すべてが仏陀(OK)』となった」「仏教徒ではない人々は、このショーの一部始終を理解するというわけにはいかないだろうが、すべての式典が終わった後、なんとなく開放された気持ちになる。つまり、これが世界平和の始まりということだろうか?」と、カジュアルな中に好意的な論調で報じています。

また、同22日にTagespiegel紙は「自転車競技場での式典(Zeremonie auf der Radrennbahn)―仏教団体が祈りのためにヴェロドロームに人々を招待し2000名以上が参加―」とのタイトルで済摂護摩の模様を報じ「『ベルリンは20年前に壁が破壊したところ。だからこそお互いの信頼と友好的な愛のメッセージをここから世界に送る』と彼女(継主様)は主唱する」「ラテン語でのグレゴリアンコーラス、ユダヤのヘブライ語テキストによるコーラス、そしてイスラム教の音楽が奏でられる。メンデルスゾーンの曲『世界の神を讃えよ』はドイツ語で歌われ、そのあと儀式が続いた」「彼女は祭壇の前にひざまずき、僧侶の方々は仏教のお経を唱え始めた。ノイハンシンジョイヘイフィンラン…日本語がわからなくても耳にリズミカルに聞こえてくる」などと式典を通じて真如苑が目指すところや式典の様子を細やかに報じています。

ベルリン済摂護摩特別サイト The Saisho Homa (Goma) Ceremony

済摂護摩とは  (WEB的解説)

ベルリン意義に関しての苑史(欧州宗教交流国際親善・行程)

ベルリン済摂護摩とドイツの宗教事情

USA済摂護摩

台湾済摂護摩

ベルリン済摂護摩とは  (一般的解説) 辞典・ウィキペディア



参考リンク

ベルリン済摂護摩の報道記事のWEBサイト

 一ヶ月以上経過していたため残念ながら期限切れの記事が多数ありました。

Reuter通信 (期限切れ)
BERLINER KURIER(2009.6.21) (期限切れ)
NEWSTIN紙(2009.6.21)
PRESSEPORTAL紙(2009.6.21)
Yhoo!ニュースドイツ語(2009.6.21) (期限切れ)
TAGESPPIEGEL(2009.6.22)
AI WATAN DAILY(2009.6.22)クェートの新聞
Made in Japan(2009.6.23) (期限切れ)
Extrem News (2009.6.22)
事前告知
B2BBERLIN URL (2009.6.14) 太陽小学校記事 (期限切れ)
Berliner Morgenpost (2009.6.14)
団体
グロピウスミラー合唱団
トルコ音樂学院

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