真如苑 (関連用語・比較説明、行事予定等)


寒修行(かんしゅぎょう)

真如苑の寒修行とは  (公式的解説)

 真如苑の寒修行は、開祖真如教主様が昭和10年12月28日、運慶一刀三礼の作と口伝される大日大聖不動明王様をお迎えし、翌年早々から寒三十日の修行に入られたことにはじまります。

起源

当時の修行は午前四時、極寒の野外で、氷を割りながらの百度百杯の水垢離、午前五時からは、集う人々と錫杖を振っての千巻経、その後会社に出勤して普段通り仕事に打ち込み、帰宅して午後八時からは再び読経修行に没頭されるという、大変厳しい行でありました。

双親様は未だ行く道が定められていない中、ひたすら不動明王を念じ、仏意をつかむための未知未見の道を進まれ、寒修行満願の2月4日未明、摂受心院様が三代目の霊能を相承、さらに2月8日には厳然とした仏意を感得された双親様は世間法の一切を捨て、衆生済度のみちひとすじに立たれました。

寒修行とは  (WEB的解説)

信徒の重要な修行期間 (開白 中願 結願)
立教の原点を理解する目的の修行・行事。

寒修行の起点 (立教の原点を理解する目的の修行・行事)

開祖伊藤真乗は不動明王を自宅にお迎えして、入仏開眼してもらうためもあって、寒の30日間清めの修行を行いました。

そして、その直後にいくつかの不思議として、摂受心院が叔母より霊能の相承がありました。
そして、迷いもあったけれど真乗は会社を退職し宗教者の道に立ち上がりました。

この立教までの修行と人を救っていく宗教者となる決意、立教の心を知っていく、そうした修行・行事です。

寒修行の基本 (その内容と意義)

具体的な内容としては、3期間(開白 中願 結願)、1期間7日づつに意味合いが分かれます。
期間1:開白(かいびゃく)
基本的には早朝の帰苑、1時間ぐらい。(開催場所によって、昼前であったり、内容が違ったりして、いくつかのタイプがあります。)
読経とプルーフ(体験談の発表)か、重要な事柄の説明。読経はいつもと少し違っています。

この開白の修行・宗教的意義は「身口意の浄化」で、清らかな気持ちを保つことが大切。
期間2:中願(ちゅうがん)
帰苑はありません。み仏のご誓願を自分も行っていくという実践期間です。

この中願の修行・宗教的意義は「大乗利他の実践」で、体解していくことが大切。
期間3:結願(けちがん)
夜間の帰苑となって、1時間半ぐらい。
結願の初日には、中継ライブで継主のお話しが聞けるので、中継開催場所の帰苑は多い。
このお話は、日ごろとは違って、かなり長時間(1時間ぐらい)で、苑の活動や教義教学についての詳しいお話となります。

他の修行日の内容は、開白とほぼ同じ。

この結願の修行・宗教的意義は「一如の智恵」で、開白中願の実行・実践を経ての智恵を得る・磨くということが大切と。
この3期間を終えて、節分会で全てが終了します。

この期間の意識・実行がその一年の精進成果に大きく関わることを信者・経親等は経験的に分かっていて、周囲への声掛け、教化活動が積極的に行われます。
2011年 日程
開白:1月20日(木)〜1月24日(月)
中願:1月25日(火)〜1月28日(金)
結願:1月29日(土)〜2月2日(水)

密厳院発露懺悔の文

やさしい解説は
密厳院発露懺悔の文

水行

寒修行・寒行とは  (一般的解説) 辞典・ウィキペディア

寒稽古
 寒稽古(かんげいこ)とは、寒の時期に、武道や芸事の修練を行うこと。技術の向上とともに、寒さに耐えながら稽古をやり遂げることで、精神の鍛錬をするという目的にも重きをおかれて行われるものである。

一番寒い未明から明け方の時間に行われる。昨今は社会・生活背景などもあって、暦の上での大寒の前後に行われる稽古を指す。また神道や修験道、仏教の一部などで寒修行または寒行と称して、海・川などの水に入る、或いは滝に打たれるなどをして精神を鍛錬している事から、武道の寒稽古でこれを取り入れている事も多い。武道では極限状態まで自らの身体・精神を追い込み、そこで自らの弱さに打ち勝ち(克己)自らの前途を開くことを一つの眼目としている。また、武道の失われつつある特性を見ることのできる数少ないものの一つである。
俳句の季語としても用いられることもある。

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