最終更新: kurikara_ken 2010年12月31日(金) 12:21:12履歴
斉燈護摩は、修験の開祖・神変大菩薩によって創始、醍醐寺開山の聖宝理源大師が宇多天皇の勅令によって再興された千年以上にわたって伝承される秘法の護摩で、加えて開祖・伊藤真乗が大般涅槃経の功徳を顕す密教として独自に打ち立てた真如密に則って修されます。
真言(東密)の柴燈護摩、天台(台密)の採燈護摩に対して真如苑が「斉」の字を用いるには、開祖の願いが込められています。斉には、「きよめる」「ひとしい」という意があり、人々が持つ貪・瞋・痴の三毒、身・口・意の三業、一切の不浄を浄め尽くし、直ちに清らかな心の向上=菩提向上へと導き、一切をひとしく救う意が含まれています。
斉燈護摩
真言(東密)の柴燈護摩、天台(台密)の採燈護摩に対して真如苑が「斉」の字を用いるには、開祖の願いが込められています。斉には、「きよめる」「ひとしい」という意があり、人々が持つ貪・瞋・痴の三毒、身・口・意の三業、一切の不浄を浄め尽くし、直ちに清らかな心の向上=菩提向上へと導き、一切をひとしく救う意が含まれています。
斉燈護摩
護摩(ホーマ)は密教系の修法で、不動明王の法力によって、あらゆる邪気を退ける為のものであり、信徒がスムースな修行を行なうには欠かせないと、真如苑では言われている。接心において、しばしば、信仰障碍(先祖の稲荷や龍神、神道、行者、佐野厄除け大師等への、誤ったご利益的な信仰が子孫に及ぼした影響)が指摘され、その信仰障碍を緩和するために必要とされる。また屋外で行われる護摩を柴燈護摩(真言系)、あるいは採燈護摩(天台系)というが、真如苑では、ひとしく、ととのう、まとめおさめる等という字義を持つ、斉の字をあてて「斉燈護摩」(さいとうごま)と呼んでいる。
護摩とは-weblio辞典
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