モンスターは1体ごとに、最大1つのマスの位置を記憶している。これを目的地と呼ぶ。
モンスターが目的地を持つならば基本的にはその位置に向かう移動を行うと考えてよい。
目的地がどのように移動に影響し変化するかを知ると、モンスターの行動の理解に役立つ。
モンスターが目的地を持つならば基本的にはその位置に向かう移動を行うと考えてよい。
目的地がどのように移動に影響し変化するかを知ると、モンスターの行動の理解に役立つ。
ここではモンスターの移動と目的地の関係について考察する。
移動の仕方はモンスターの種族や状態異常によって異なるが、特技を持たない種族(マムル、ギャザーなど)で状態異常は無いと仮定して考える。
特技を持つ種族でも、多くは特技を使う時以外同じ移動方法だと考えられる。
上の表に関わらず、連続して6ターン移動できないときは(6ターン目に)目的地を解除しふらふら移動するが、詳細は省略する。
左折の法則による移動と目的地に向かう移動についてはモンスターの行動アルゴリズムを参照。
移動時の目的地設定に際して参照されるのは移動前の位置であって、移動後の位置は関係しないことに注意しよう。例えば入口や部屋内に移動して、その部屋にシレンがいたとしてもその時点では目的地は設定されない。移動後の位置が重要となるのは後に述べる隣接入退室判定である。
移動の仕方はモンスターの種族や状態異常によって異なるが、特技を持たない種族(マムル、ギャザーなど)で状態異常は無いと仮定して考える。
特技を持つ種族でも、多くは特技を使う時以外同じ移動方法だと考えられる。
- シレンが視界内にいるとき
- シレンに直接攻撃できる場合
- シレンに直接攻撃できない場合
- シレンが視界内にいないとき
現在位置が通路・迷路 | 現在位置が部屋 | 現在位置が部屋の入口 | |
目的地なし | 左折の法則による移動 | ランダムな入口を目的地に設定し、目的地に向かう移動 入口が無ければ左折の法則による移動 | 現在位置以外のランダムな入口を目的地に設定し、左折の法則による移動 他に入口がなければ逆方向を向き、左折の法則による移動 |
目的地あり 目的地が現在位置でない | 目的地に向かう移動 | (左に同じ) | (左に同じ) |
目的地あり 目的地が現在位置 | 目的地を解除し、左折の法則による移動 | (左に同じ) | (左に同じ) |
左折の法則による移動と目的地に向かう移動についてはモンスターの行動アルゴリズムを参照。
移動時の目的地設定に際して参照されるのは移動前の位置であって、移動後の位置は関係しないことに注意しよう。例えば入口や部屋内に移動して、その部屋にシレンがいたとしてもその時点では目的地は設定されない。移動後の位置が重要となるのは後に述べる隣接入退室判定である。
シレンがモンスターの周り8マスにいるとき・部屋に入ったとき・部屋から出たときに、モンスターの浅い眠りを解いたり目的地を設定する処理が行われる。これをそれぞれ隣接判定・入室判定・退室判定と呼ぶことにする。これら3つを合わせて隣接入退室判定とも呼ぶ。
通常の隣接入退室判定はモンスターの移動と罠発動の間に実行される。
それぞれの判定の対象となるモンスターは次のように決まる。
対象となるモンスターは50%の確率で浅い眠りが解除され(特殊な浅い眠りなら100%)、シレンの位置に目的地と方向が設定される。
通常の隣接入退室判定はモンスターの移動と罠発動の間に実行される。
それぞれの判定の対象となるモンスターは次のように決まる。
- 隣接判定
- 入室判定
- 退室判定
対象となるモンスターは50%の確率で浅い眠りが解除され(特殊な浅い眠りなら100%)、シレンの位置に目的地と方向が設定される。
特定の条件のもとでは、浅い眠りを解かなかったり目的地・方向が設定されない場合がある。
- 部屋がやみふくろうによる暗闇
- シレンが目潰し状態・透明状態・やりすごし状態
- シレンがやみふくろうに変身・起こさず状態
- 身がわりが存在する
- 対象キャラが浅い眠り状態・かなしばり状態・睡眠状態・混乱状態・まどわし状態・目潰し状態・キグニ族状態・ぼうれい武者状態
- 対象キャラが攻撃対象を持つ
先に述べたように隣接入退室判定はモンスターの移動と罠発動の間に行われる。
ただしシレンが通常の移動以外、つまり場所替えの杖やバネの罠などによって移動した場合は、それに加えて隣接入退室判定が即座に実行される。浅い眠り状態のモンスターに歩いて隣接するとそのターンに攻撃を受けることはないが、場所替えの杖で隣接するとそのターンに攻撃を受けることがあるのはこのためである。
このターン隣接判定は即座に行われる時と移動と罠発動の間の時で2回実行されることになるが、入室判定と退室判定は(1度の入室ないし退室につき)最初の1回しか実行されない。
また、入室と同時に退室した場合は退室判定は行われず入室判定のみがなされる。
そのため部屋のバネを踏んで他の部屋にワープした場合は元の部屋にいるモンスターは起きないが、迷路部屋にワープした場合は起きる(さらに目的地もワープ後のシレンの位置に設定される)ということが起こる。
それ以外にフロア移動時にも隣接判定・入室判定が行われる。開幕部屋で起きているモンスターはシレンの位置を目的地にしているが、これは入室判定によるものである。
ただしシレンが通常の移動以外、つまり場所替えの杖やバネの罠などによって移動した場合は、それに加えて隣接入退室判定が即座に実行される。浅い眠り状態のモンスターに歩いて隣接するとそのターンに攻撃を受けることはないが、場所替えの杖で隣接するとそのターンに攻撃を受けることがあるのはこのためである。
このターン隣接判定は即座に行われる時と移動と罠発動の間の時で2回実行されることになるが、入室判定と退室判定は(1度の入室ないし退室につき)最初の1回しか実行されない。
また、入室と同時に退室した場合は退室判定は行われず入室判定のみがなされる。
そのため部屋のバネを踏んで他の部屋にワープした場合は元の部屋にいるモンスターは起きないが、迷路部屋にワープした場合は起きる(さらに目的地もワープ後のシレンの位置に設定される)ということが起こる。
それ以外にフロア移動時にも隣接判定・入室判定が行われる。開幕部屋で起きているモンスターはシレンの位置を目的地にしているが、これは入室判定によるものである。
モンスターが直接攻撃や投擲を受けると、シレンの位置に目的地が設定される。隣接入退室判定と違って方向は設定されない。
魔法弾など必ず当たる作用を受けても目的地は設定されないため、命中判定時に目的地が設定されていると考えるのが便利だ。
具体的に目的地が設定される場合とされない場合は次のようになる。
旅仲間による直接攻撃
混乱状態やキグニ状態のモンスターによる直接攻撃
ボウヤー系・コドモ戦車系・畠荒らし系(LV2,3)・おばけ大根の特技による投擲
魔法弾など必ず当たる作用を受けても目的地は設定されないため、命中判定時に目的地が設定されていると考えるのが便利だ。
具体的に目的地が設定される場合とされない場合は次のようになる。
- 目的地が設定される
旅仲間による直接攻撃
混乱状態やキグニ状態のモンスターによる直接攻撃
ボウヤー系・コドモ戦車系・畠荒らし系(LV2,3)・おばけ大根の特技による投擲
- 目的地が設定されない
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