旧SFCシレンwikiのキャッシュ情報を元に再構築したwikiです。

行動数

  • 一つの階に長時間滞在していると吹く突風。
    SFCシレンの突風はターン数とは関係がなく、どれだけ行動すると風が吹くかの計算方法が用意されている。
    この計算で使われる数値を「行動数」と呼ぶ。
    • シレンの行動1つ1つには行動数という値が設定されており、その階を始めた時点から行動数が計算されている。これが一定の値に達した時に突風が吹くようになっている。
    • 行動数を浪費しまくれば100ターンもしないうちに突風が吹くし、行動数を節約しまくれば10000ターン以上フロアに粘る事も可能。- 行動数の合計が1768になると1回目の風が吹き、その後80行動で2回目の風、さらに80行動で3回目の風が吹き、渓谷の宿場に強制送還となる。
  • ほとんどの行動は1ターンにつき1行動数かかるが、一部の行動は多くの行動数がかかる。
  • 以下がそれぞれの行動による行動数の消費量である。
行動数行動
0行動キグニ族状態での行動ゲイズ系の催眠術による行動やりすごし状態睡眠状態金縛り状態鈍足状態でのシレンが動けないターン
1行動1歩移動するBダッシュ壁に向かって方向入力(※)攻撃・素振り・話しかける会話の選択肢を選ぶ(話しかけるのとは別に1行動かかる)方向転換(※)肉を食べた状態で特技を使用する手持ちのアイテムを使う・投げる・置く足元のアイテムを使う・投げる・拾う足元のワナを踏むアイテムが置けない場所に置こうとする(※)足元のアイテムを拾おうとして失敗する(※)矢を装備していない時にLボタン(※)アイテムを整理する(整理してアイテムの順序が変わらない時は※)
2行動足踏みを開始する(256ターン以内)アイテムを交換する「どれを?」と聞かれる巻物を使う壺にアイテムを入れる保存の壺の中のアイテムを使う・出す・置く(出す・置くのに失敗も含む)
3行動保存の壺の中の「どれを?」と聞かれる巻物を使う
11行動未識別アイテムに名前を付ける白紙の巻物に書き込む(何も変えず終わるにした場合、既に名付けされたものなら行動数は足される。そうでないものだと足されない。Bボタンキャンセルの場合だと足されない)
  • ※の行動は連続して行ってもまとめて1行動としてカウントされる。
    • 矢を装備せずLボタンを押した後方向転換するなど、別の種類の行動も1行動にまとめられる。
    • ただしゲームを中断して再開すると前後の行動は別々にカウントされるようになる。
    • 壺の中のアイテムを出す・置くのに失敗した場合の行動はまとめられない。
  • 行おうとした行動を失敗してターンを消費した場合、行動できたときと同じ行動数がかかる。具体的には以下のようなものがある。
    • くちなし状態で飲んだり読んだり食べようする
    • 壺に物を入れようとして失敗
    • 保存の壺の中の物を使う・出す・置こうとして失敗
    • カラクロイドに変身中、罠を作成できない場所でワナを作ろうとする
    • とおせんりゅう系に変身中、壁に向かって又は2マス先に障害物がある時に特技を使用
    • etc
  • ターンは経過しないが行動数をカウントする行動もある。
    • ターンは消費しないが行動数としてはカウントするため、突風までへのカウントには効いてくる。注意したい。
    • 例えば、未識別のアイテムに名前を付けると11行動もカウントする。
    • 他にもアイテム整理や方向転換も行動数の対象になっており、これを組み合わせると全くターンを経過させないまま突風を起こすことすら可能。
  • 行動数0の行動が行われている最中にゲームをリセットして再開することで、その行動が終了するまでのプレイ時間をカットすることができる。

テクニック

  • 行動数を節約することで、同一フロアに長く滞在することができるようになる。
    • 狩りを行う時には重要な概念となる。
    • 一つの階でより多く稼ぐ必要のある場合は、無駄な動きを少なくするために「行動数節約」という言葉がよく使われる。
  • 特筆すべきは足踏みとBダッシュ。
    • 普通に移動すると1歩ごとに1行動カウントするが、Bダッシュで長距離を移動した場合は、どれだけ移動していようが1行動カウントするだけ。
    • 足踏みは開始した時点で行動数2をカウントされるだけで、その後256ターン以内ならいくら続けようと消費はその2だけである。
      • 足踏みの256ターンは、ゲームを中断して再開してもターンのカウントは継続する。- つまり、同じ階にできるだけ長いターンの間留まりたい場合は、ダッシュや足踏みを多用してターンを経過させると良い。
    • モンスターは足踏みを使って待ち伏せし、長距離の移動は極力ダッシュを使用する。すると劇的にターン数を消費するが、行動数は非常に少なくなる。
      • こうする事で、通常ならば1500〜2000ターン程度で吹く突風を10000ターン程度まで引き延ばすことが可能。
    • 一方で敵の自然発生はターン経過に応じて起こるので、その分多くの敵と出会う機会を得られる。
      • これを利用すると、風が吹くまでにより多くの敵を発生させて倒すことが可能になる。
      • 食糧が余っている時やハラヘラズ状態の時におすすめ。

0ターンで突風を発生させる方法

未識別のアイテムの名前を176回以上付け替えてから、シレンの向きを変える。
  • 一度命名した状態のアイテムなら、名前を変更しなくても「名前→おわる」だけで行動数は消費される。命名時のRボタンのショートカットと合わせると楽が出来る。
  • 注意。方向転換を1回するごとに行動数1がカウントされるわけではないので、同じ場所でグルグル回り続けても風は吹かない。

バグ

  • 1927(3回目の風が吹く1行動手前)以上の行動をしてから中断すると、そのデータが冒険回数を除いて全て初期化されてしまう。
    • 行動数のロードを軽減させるためにも、中断する時はなるべくフロアを移動した直後にしよう。→中断- 後3行動で風が吹く時に足踏みを2ターンすると何故か風が吹くが、次の風が吹くまで81行動残っている。原因は今の所不明。
    • 単に突風が吹くタイミングが1行動だけ早まるだけで、3回目の突風で飛ばされるまでの総行動数を伸ばせるわけではない。

余談

  • 行動数とはプレイヤーの間で定着した俗称であり、公式名称ではない。
  • 前作トルネコの大冒険でも、ターン数ではなく行動数によって地震が起こるシステムになっていた。
    • ただし、SFCシレンと違って足踏みは1ターンごとに1行動カウントされる形式だった。
    • そのため、トルネコ1では長く留まりたい場合は長い通路をダッシュで往復するのが効果的。
      参考 http://000.la.coocan.jp/torneco/miscdata.html

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