秘儀「マターラドゥッカ」
秘儀「マターラスッカ」

摩多羅隠岐奈のスペルカード。

  • マターラ
      • 摩多羅神の名前の由来として、サンスクリット語の「マター」“mātṛ”(母という意味)の複数形「マターラ」“mātaraḥ”からきているとする説がある。
        この場合、母神達という意味とされる。母神の総称としての単語であり、インドに「マターラ」という名の神が居たわけではない。
  • ドゥッカ(サンスクリット:dukkha)
    • 仏教用語。パーリ語、サンスクリット語が語源。中国および日本の仏教ではこれを「苦」と訳して使用している。
    • 仏教では「一切皆苦」とあるように、「この世のすべての事象は苦である」とする。
    • ここでいう「苦」とは現代の日本語における「苦しみ」だけではなく、「虚しさ」「不満」「不完全性へのいらだち」などの感情も含む概念。
  • スッカ、スカ(サンスクリット:Sukha)
    • 仏教用語。ドゥッカと同じくパーリ語、サンスクリット語が語源。この用語は主に原始仏教や上座部仏教で用いられる。
    • ドゥッカの対義語で、意味は「楽」「安楽」のこと。
    • (原始)仏教では、自己を滅して悟りを得てニルヴァーナに至ることを最上の「安楽」とする。

備考
  • ドゥッカ(苦)とスッカ(楽)については、原始仏教の経典『スッタニバータ』などで言及されている。以下はスッタニバータにおける該当部分の仏陀の発言の要約。
一般においては「安楽(スッカ)」は「形、色、音、味、香があり、触れられ、考えられるもの」であり「好ましく愛すべく意に適うもの」を言い、それが失われることを「苦しみ(ドゥッカ)」と言う。一方、(仏教の)聖人は「安楽(スッカ)」は「自己を断滅すること」であると知っている。一般における「安楽(スッカ)」を(仏教の)聖人は「苦しみ(ドゥッカ)」と知り、一般における「苦しみ(ドゥッカ)」を(仏教の)聖人は「安楽(スッカ)」であると知っているのだ。
(スッタニバータ、大いなる章、二種の観察の一部を要約、参考:書籍『ブッダのことば』訳 中村 元)

弾幕

秘儀「マターラドゥッカ」

赤い米粒弾が画面外側から渦巻き状に摩多羅に向かって飛んでくる。
速度はゆっくりだが、規則性がゆるいため最初は渦巻き状でも摩多羅の周囲では掃けていく弾と近づく弾が合わさり、ランダム弾に近い状態となる。

秘儀「マターラスッカ」

青い米粒弾が画面外側から渦巻き状に摩多羅に向かって飛んでくる。
マターラドゥッカと比較すると、速度は速いが規則性が高く最後まで渦巻き状が維持される。
また、摩多羅に到達した弾も規則性のある方向に掃けていく。

登場

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