「DRAG ON DRAGOON エロパロスレ(暫定"キャビア総合スレ")」の保管庫であり、編集権限は無しです。

聞こえたのは、風の音。
他には何も無い。ごうごうと耳元で唸るそれが鬱陶しく、安息に浸っていた竜は苛立った。
だが、この身を包む感覚には覚えがある。厚い壁を切り裂き、全身が内から持ち上げられるような。
ようやくそこで、ぼやけていた視界が像を結んだ。

・・・・・・落ちている?

状況が言葉として形を成した瞬間、全ての意識と感覚が一気に覚醒した。
落ちている。雲を切り裂き、風を受けて。
考えている暇も余裕もなく、両の翼を羽ばたかせる。
同時にやや前方を真っ直ぐに落ちていく人影に気付く。誰であるかはー・・・

確認するまでも、ない。

ーカイム!

意識は戻っていたらしく、呼び掛けに応え腕を伸ばす姿が見えた。
併走するように身体を付ける。しっかりと首筋に掴まる腕を確認し、思わず息が漏れた。

そのまま身体を反転させ、空中に静止する。
首に感じる懐かしい重みを喜ぶには、だがいかんせん思考が纏まらなすぎた。
「何が起きたというのだ・・・」
誰に問うでもなく呟く。この場で唯一答えられそうな背の男からも、当然返事はなかった。
「我らは確かに共に死し、滅びた筈。何なのだ。何なのだこれは。一体、ここは何処なのだ!」




                       新宿

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管理人の小言

今更気付いたけど
スレ落ちた…

wikiは残しておくのでご自由にどうぞ

捨てアド置いとくので
「更新しろ!」など
何かあれば連絡下さいな
英語のみのメールは
受け付けません。
this.world.are.all.lies@gmail.com

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