オニドリル

No.022 タイプ：ノーマル/ひこう
特性：するどいめ：相手に命中率を下げられない
隠れ特性：スナイパー（急所に当てたとき、本来2倍のダメージが3倍になる）

	ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早	合計
オニドリル	65	90	65	61	61	100	442

ばつぐん(4倍) ---
ばつぐん(2倍) でんき/こおり/いわ
いまひとつ(1/2) くさ/むし
いまひとつ(1/4) ---
こうかなしじめん/ゴースト

不遇バードオニドリル。
典型的な速攻アタッカーでありながら、本来特筆すべき攻撃種族値は90。等倍耐久ポケのみがわりを、自慢のくちばしでなんとか割れるといったところである。
単なるとんぼアタッカーではムクホークという新参者が幅を利かせ、小技で戦おうとすると同期のドードリオがじたばたしている。
あがいても仕方ないので、余計な事は考えないでやりたいようにやるのがベストだろう。
というのは過去の話。
後述だが第五世代で新たに獲得した夢特性：スナイパーとドリルライナーによって、急所にロマンを見出すマイナー派の心強いパートナーに。
心強いは言いすぎだが、独自路線の開拓に成功した。ついでにドリくちが急所技になってもいいんじゃね？とか思うのは俺だけではないはず。
はいはい妄想妄想。
地味にスナイパーが下降補正を喰らっている様子。

第五世代で

新技ドリルライナー（地80物理）を獲得。
攻撃種族値の問題でアタッカーとして見劣りするのは避けられないものの、差別化には全く困らなくなった。
ドリュウズさまさま。そのドリュウズにドリルライナー抜群である。
『き、きさま！　だれのおかげでえらくなったとおもっている！』
『だまれ、おまえをたおしたそのときこそ　ていへんだっしゅつといえるのだ！』

オニドリルのドリルライナー！

オニドリル Lv.50
　　→ ドリュウズ Lv.50
ダメージ: 108～128
割合: 58.3%～69.1%
回数: 確定2発

底辺でした。

第六世代にて

急所仕様の変更により、大幅に急所に当たりやすくなった。
しかしもはや、オニドリルの攻撃では急所に当てても倒せない・・・。

第七世代にて

スナイパーと相性のいいきあいだめを習得。
もちろん、そんなものを悠長に積んでいる余裕などないわけで。
そのほか面白そうなＺ技としては、オウム返しとおいかぜがあげられる。
オウム返しは攻撃力を2段階上昇させてからオウム返し。
おいかぜは急所率2段階ＵＰである。
但しいずれも、きあいのタスキなしで相手に一度行動を許すことになる。

急所型

特性：スナイパー
性格：ようき
努力値：攻撃252　素早さ252
持ち物：きあいのタスキ　ピントレンズ
確定技：ドリルライナー　とんぼがえり
選択肢：ついばむ　ドリルくちばし　おいうち　はがねのつばさ　でんこうせっか　おんがえし

追加された特性スナイパーを頼りに普通に物理アタッカーする型。
一応選択肢は並べたが、普通に考えてドリルライナー　とんぼがえり　でんこうせっか　ドリルくちばし＠ピントレンズ　で固定になってしまうだろう。
攻撃実数142。急所に当てた時のダメージが実質1.5倍という事で、代わりに攻撃1.5倍と考えると、実数211相当。攻撃種族値159相当。ラムパルド並。
またはプレート持ち125族並みといったところ。
急所に当ててようやくエース級の並の火力。技の威力やタイプ不一致である事を考えると・・・・・・考えたくない。
とはいえ、オニドリルの型の中では現状最も使いやすいであろう。あとは愛。

もってく型

特性：スナイパー
性格：ようき
努力値：攻撃252　素早さ252
持ち物：きあいのタスキ
確定技：ギガインパクト　ドリルくちばし　とんぼがえり
選択肢：ついばむ　おいうち　どろぼう　はがねのつばさ　でんこうせっか　ドリルライナー

ギガインパクトで無理やり一匹もってく型。
タイプ一致150ともなればさすがに侮れない威力があり、電気ポケなら割ともっていける。
反動ターンをタスキでしのぎ、どろぼうで相手のアイテムをもっていく。
ここで読み切れるならいいのだが、単に欲張ってギガインパクトで削ろうとすると積まれて反動ターンで倒されるという、後続に負担がかかるパターンに飲み込まれやすいので、
相手が確実に攻撃してくる自信がなければ無反動技で我慢すること。
インパクト読みで張られた身がわりをくちばしで壊せれば十分仕事した。

特殊型

特性：スナイパー
性格：おくびょう
努力値：特攻252　素早さ252
持ち物：きあいのタスキ　いのちのたま　こだわりメガネ　ヤタピのみ　シルクのスカーフ
確定技：トライアタック　ねっぷう
選択肢：みがわり　オウムがえし　目覚めるパワー（水・草・地面など）　あやしいかぜ

プラチナ教え技によって飛行ポケモンが獲得した熱風。
はがねへの対抗手段と噂されながら、実用している動画をなかなかみないので、同じく使用率の低いオニドリルと組み合わせてみた。
習得者の少ないトライアタックと併用できるのは数が少ないため、～～の劣化という事はないのだが、
特攻種族値61でメインウェポンも弱点のつけない一致80では話にならず、机上論級である。
ちなみにシルクのスカーフを巻いて放つトライアタックは無振り80族に55ほどのダメージが出るが、
特化してこの威力では、やはりどうしようもない。