最終更新: hirotate1103 2011年03月10日(木) 23:05:15履歴
GPSの精度の改善
コード測位。実現するためにだれがどんな信号を出しているのか?SBASというのがキーワード。公開されている準天頂衛星の信号のインタフェースドキュメントにL1SAIFのSBAS互換というところがあるのでそこで勉強してみます。
- メッセージの内容
QZSSのIS(Interface Spec)の83ページあたりからSBAS互換のメッセージの内容の説明が始まります。メッセージタイプ情報は6ビット(JAXA 2010, 81)とのことで64種類のメッセージタイプが存在できるということですね。
- タイプ1
PRNマスク。タイプ2-7での補正をどの衛星に対して行うか。同時に51機まで補正できるらしい(JAXA 2010, 83)。まあ、確かにいくらマルチGNSSの時代になったと言っても、1地点から30機以上の測位衛星が見えることもないでしょう。。。いやあるかな。
- タイプ2-5
高速補正とのこと(JAXA 2010, 84)。FCとかいう値が各PRNマスク番号毎に割り振られて、それぞれが12.5cmの分解能だとか。これどう使うんだろう。疑似距離にこの値を足すのか?もうちょっと調べないとね。
- タイプ18
IGPマスクとのこと(JAXA 2010, 88)。表を見ると日本はIGPバンド番号としては、7と8のようですね(JAXA 2010, 91)。しかし。。。よくわからないな。。
- タイプ26
電離層伝搬補正。IGPマスクで指定された格子点の垂直方向の補正量。実際は斜めにはいってくるから。。。1メッセージで15ポイントしか送れないらしい。
- JAXA. 2010. IS-QZSS. http://qz-vision.jaxa.jp/USE/is-qzss/
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