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hirotate1103 2010年11月03日(水) 22:34:17履歴
GNSSの応用
- 日・米・欧のITS施策
環境改善、渋滞解消、事故削減の3つが日米欧の共通政策目標(道経研 2008, 13)。3つとも絡み合っていますね。米欧は環境、渋滞緩和のため、ロードプライシングを。どうも日本はETCとVICS、スマートウェイ、ASVあたりが目玉らしい。米欧は緊急通報(E911, eCall)もやっている。日本も2007年からやっているはず。欧州CVIS(Cooperative Vehicle Infrastructure Systems)(道経研 2008, 15)ネットワーク、アプリケーションのオープンフレームワーク、測位と地図、モニター。ガリレオ入ってそうで名前は出てこないな。米VII?まあ、ともかく日米欧が競い合っているわけですな。
- 日本のITS
- 標準化
日本からISO/TC204に地図更新データ、プローブデータ、アプリケーション更新など標準化を提案しているらしい。(道経研 2008, 76)。ぜひともがんばってほしい。
- スマートウェイ(道経研 2008, 81)
「左から合流者注意!」って言ってくれるらしい。p81の図4おもしろいね。
- AHS走行支援道路システム(道経研 2008, 83)
数値を示しつつ、説得力を持たせている。カーブは先が見えないので危険。ITSが有効。
- 渋滞対策
VICSだと(道経研 2008, 153)。スマートIC(インターチェンジ)(道経研 2008, 171)もいいねー。これほしい。
- これからのITS施策のあり方
通信が重要だ。(道経研 2008, 223)。通信には、車車間通信と路車間通信がある
- ITSの応用例
大きく安全系と、環境効率快適利便系アプリに分けている(日本自動車研究所 2009, 66-69)。この表いいなー。
- 安全系
進行経路前方、交差点、合流、緊急時
- 環境効率快適利便系
運転支援(主に情報提供なきがする)、予約決済(ETCカードってクレジット)、管理、地図、音楽、インターネット
- ITSの課題
うーん、信頼性らしいよ。認証・セキュリティというのもあるね。(日本自動車研究所 2009, 81)
- ITS世界大会2010@釜山
ITS世界大会2010@釜山に行ってきました。1日でしたが。その感想を少し。
- 輸送とITSの関係は?
- ITSからGNSSへのニーズは?
- 先進国と発展途上国のニーズの違いは?
- ITSが抱える課題は?宇宙はそれを解決できない?
- 世界の動きと日本の動きは?
欧米と並び、かなり主導的な位置にいるように見える。でも中国・韓国などにぼおっとしてるとあっという間に抜かれそう。
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