KM/Technology

Abstract

KMを推進を具体的に実現させるには、最終的にやはりITに頼ることになります。当然ITは単なる道具ですので、ITをどう使って、KMを推進するのかを十分考えた上での話になりますが。ここでは、ITツール・情報システムの目指すべき姿を検討したいと思います。

Topic

目的

情報システムを導入する目的を明確にする必要があります。ITによってどのような問題を解決したいか、ということです。
2008年9月23日に受けた授業での情報ですが、よくある情報システム導入の目的として、技術情報の保管、保管した技術情報の利用を主な目的にしている場合が多いのですが、人と人をつなげることを主な目的としたほうがよい、という話を聞きました。なるほど、面白い考え方だと思います。

Daikirは、以下のような情報システムを、書籍の中で紹介しています(Daikir 2005, 218-42)
  • 貯める
    • コンテンツ管理システム(CMS)
    • Blog
    • Data Mining
  • 共有する・配布する
    • グループウェア
    • Wiki
    • Networking (Facebookとかかな)
  • 応用
    • AI、つまり人工知能ですね
    • 知的フィルター

特徴・売り

ナレッジレポジトリは、動的であるべき。なぜなら、ナレッジコンテンツは、継続的に更新されるものだから(Dalkir 2005, 233)。動的なものと言えば、Wikiを思い出します。コンテンツをどう管理・更新していくかという運用の話にもなりますね。

ユースケース

システムを使う場面です。システムをどう使うかの観点から、分析します。UML?のユースケース図+ユースケースシナリオを使って表します。

システム要求

ユースケースを実現するために、どんな機能や性能が必要かを要求仕様として記述します。ユースケースとトレースが取れることが重要です。

興味

  • KMをサポートする情報システムには、どんなものがあるか?

Reference

  1. Dalkir, Kimiz. Knowledge Management in Theory and Practice. Amsterdam ; Boston: Elsevier/Butterworth Heinemann, 2005

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

編集にはIDが必要です