最終更新: hirotate1103 2009年05月02日(土) 13:10:29履歴
KnowledgeManagement, Project Management
技術(Technology)を扱う組織でナレッジマネジメントを行う際は、システムズエンジニアリング(SE)は、必ず出てきます。SEからみると、SEの一部として、KMを位置づけています。つまり、技術組織のKMでは、SEは、非常に重要なのです。ここでは、システムズエンジニアリングについて、大学で得た知識などについてここに書いていきます。プロジェクトマネージメントと強い相互関係があるそうです。
- 2009年5月2日、試験勉強も兼ねて、情報を追加しました。SEそのものの投資効果, SEにおける12個の役割(Role)の2つを追加しています。
- Systemとは
世の中には、システムという言葉がたくさん出てきます。その重要性は、近年ますます上がっているのではないでしょうか。ここではそのシステムについてもう少し考えてみたいと思います。
- Systems Engineeringとは
Iterative process of top-down systhesis, development, and operation of a real world system that satisfies, in a near-optimal manner, the full range of requirements for the system.(Einsner 2008, 5)
an interdisciplinary approach and means to enable the realization of successful systems.(INCOSE)
”研究開発”、”調達”、”運用”の3つに分けて考える。我々がよく使うROI(Return on Investment)は、費用対効果というより、投資利益率というものなのですね。SEでは、この費用対効果が最も高い選択をしていくことも重要とのこと。一つの重要な判断要素なのです。
"repeatable process", "interoperability", "cost-effective", "alternative", "iteration", "satisfy all requirements", "robust"という7つキーワードのシステムアプローチが非常に重要らしい
- システムエラー
エラーには2種類あって、起こるはずだったのに起こらなかったもの(Type1)と起こらないはずだったのに起こってしまったのも(Type2)の二つがあるとのこと[1]。で、この2つが何か。
- どうすれば、システム開発を成功させることができるか。(引用が必要)
- 要求をしっかり分析し、要求を実現させるための仕様を作り、要求・仕様を管理しなさい
- 良いシステム構成(システムアーキテクチャー)にしなさい
- ソフトウェアエンジニアリング(?)
SEには、数多くのスタンダード、つまり標準があります。Mil-Std-499Bが有名ですし、また、成熟度を測るCMMIも重要なスタンダードの一つとなります。ある意味ナレッジが集約されているともいえます。それぞれの細かい説明はしませんが、考えたことなどを書きたいと思います。詳細はこちらへ。
2009年2月17日のSEの授業にて、どうプロセスを改善するかについての授業がありました。
- SEにおける複雑さの理論
大学のSEの授業で、複雑さ(Complexity)というものが登場しました。SEの世界でChaosをどう扱うか。詳細は、こちらへ。
SE活動に対する投資を正当化しようとした際、マネージャーは、Return On Investment、つまりROIを求めることが多いです。その件について、ここでは、議論しています。結論は。。。意味のある投資効果の定量化は非常に難しい、ということ?
システムエンジニアリングを進めていくには12種類の役割をもった人たち(兼務可)が必要みたいです。ここでは、その12種類の役割について、考えたいと思います。
- 社会技術システム(sociotechnical systems)
技術的なシステム(たとえば、情報システムや、人工衛星など)ではなく、社会的なシステム(たとえば、年金システムや人事制度など)にSEを適用できないかを考える。経営もシステムとしてとらえると、この社会技術システムに含めて考えることもできる。 社会システムにエンジニアリングの考え方を適用した場合の効果やメリットは?
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