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VIP的2024春選抜チーム by 甲子園の泥2024
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2015春出場校寸評

<北海道> 東海大四 14年ぶり6回目

スローボーラー・西嶋(JR北海道入り)で話題をさらった昨夏に続いての出場を勝ち取った
夏は160センチ台の選手の多い小さなチームだったが、新チームは普通の体格に
夏春連続出場とはいえ、夏のスタメンはいない エース・大沢を中心に手堅いチーム
秋の北海道大会決勝がOBでスキージャンプのレジェンド・葛西紀明の挙式当日でもあった

◇上述以外の注目選手◇
邵 広基(3年・外) 秋は4番を務めたポイントゲッター 「そう・かんぎ」と読むが、日本育ちである
渡瀬 太揮(3年・外) つなぎ役の9番・センターは158センチの小兵 打率4割台で足も速く侮れない


<東北1位・宮城> 仙台育英 2年ぶり11回目

神宮大会も制して東北に増枠をもたらした。特にその神宮大会は直前に主将・佐々木柊野が
ケガで離脱しながらの優勝と価値は大きい
実は宮城県の地区大会で一度敗れ、敗者復活から這い上がってきた学校でもある
「神宮王者」が死亡フラグとも囁かれる中、それを跳ね除けることが出来るかに注目したいが
それ以上に「白河の関」が仙台育英の優勝を阻むであろう。
「白河の関パワー」は強力なのである。

◇上述以外の注目選手◇
佐藤 世那(3年・投) 大会屈指の右腕は狙い球を絞らせず、投球回<奪三振を誇る
平沢 大河(3年・内) 走攻守三拍子揃ったプロ注のショート 「昆虫のような選手」とは監督評


<東北2位・秋田> 大曲工 初出場

近年県大会で好成績を残し続け、ついに聖地への扉をこじ開けたみちのくの新鋭
秋は背番号「7」だった武田が実質エースで4番 打っては秋の公式戦打率が4割に達する
敗れたとはいえ、東北大会決勝では仙台育英・佐藤世那から11安打を放った打のチーム
秋田県勢の春は2006年を最後に9年勝ちがない 久々の勝利を秋田に届けられるか

◇上述以外の注目選手◇
山崎 泰雅(3年・投) 秋の背番号「1」はこの冬に肉体とフォームを改造 エースの座奪還を目指す
鈴木 平(3年・捕) 公式戦打率1割台も2本塁打と当たればデカい 下位に潜む伏兵


<東北ベスト4・青森> 八戸学院光星 2年連続8回目

仙台育英の神宮大会優勝の恩恵を受けたのはこの常連校
昨夏も甲子園で投げた中川・呉屋・八木といった経験豊富な投手陣は健在である
「ふしぎなおどり」で昨夏を盛り上げた山田鈴星は野球とダンスのどちらを披露できるか
例によって野球留学生が多数を占めるが、そもそも部員100人中地元民はたった8人だからやむなし

◇上述以外の注目選手◇
足立 悠哉(3年・内) 昨夏もショートのレギュラー チャンスメイクに長ける3番打者
小笠原 匠哉(3年・外) 数少ない地元出身のベンチ入り選手 野球以外の特技は「妄想」とのこと


<関東1位・埼玉> 浦和学院 2年ぶり10回目

ぼくらのモリシが1年の沈黙を破り、お馴染みの「関東覇者」の称号を引っ提げて帰ってきた
エースの江口、控えの小倉という左の二枚看板を中心に、相変わらず守りは堅い
打っては下位を打つ荒木が関東大会サイクルヒット達成など、どこからでも点が取れる
2年越しのセンバツ10連勝も、モリシが変な采配をしない限りは十分に狙える陣容である

◇上述以外の注目選手◇
西野 真也(3年・捕) トゥギャ崎に「アウトになるのが目に見えてる」と盗塁を諦めさせるほどの強肩
津田 翔希(3年・内) 1年時からレギュラーだった主将 13夏・仙台育英との馬鹿試合の生き証人


<関東2位・千葉> 木更津総合 44年ぶり2回目

このところ夏はよく顔を出す学校だが、春は前身の木更津中央時代以来となる44年ぶりの出場
投手陣のコマが揃っており、サイドスローの鈴木、左の2年・早川は共に防御率0点台(練習試合含)
ケガから戻ってくる秋の県大会背番号「1」、右の2年・三石が加われば変幻自在のリレーも可能
13年夏に見せた全力校歌をもう一度見せるためには、打線の奮起が必要不可欠

◇上述以外の注目選手◇
桧村 篤史(3年・内) 13夏に1年ながら甲子園を経験 その時のやらかしの雪辱を晴らしたい4番打者
小池 航貴(3年・内) チームトップの打率を誇る5番 関東準決勝では先制3ランを放つ


<関東ベスト4・茨城> 常総学院 2年ぶり8回目

名将と呼ばれた木内幸男監督(現・副理事長)の勇退から4年
後を受けた教え子の佐々木監督のもと、これで4回目の甲子園と、見事政権交代に成功した
走攻守にバランスが良く、常連校らしい試合運びの巧さが光る玄人好みのチーム
13夏は8強も9回にエースの痙攣から逆転負けした反省を生かし、投手候補を6人揃えてやって来た

◇上述以外の注目選手◇
宇草 孔基(3年・内) プロ注の大型セカンド(183センチ)は50mも6秒フラットと理想の1番打者
鈴木 昭汰(2年・投) U15全日本エースの経験を持つ地元・土浦産のサウスポー 公式戦防御率は0.92


<関東ベスト4・群馬> 健大高崎 3年ぶり2回目

マモノ甲子園の人気者、トゥギャ崎が首尾よく夏春連続出場を達成、虎視眈々と頂点をうかがう
過去3度の甲子園で初戦敗退が無く、新たな初戦不敗神話を作りつつある
例によって「機動破壊」を掲げるチームではあるが、秋の時点で機動力はまだ発展途上
一冬越えてどこまで「走りこんで」きたかに注目するあたり、このチームはいい意味でおかしい

◇上述以外の注目選手◇

柘植 世那(3年・捕) 昨夏も5番・捕手で甲子園を経験しており、捕手では大会No.1候補の一角
柴引 良介(3年・内) 50mは7秒8とここでは珍しい鈍足選手だが、その分打棒は迫力十分


<東京1位> 東海大菅生 9年ぶり3回目

9年ぶりの甲子園行きの原動力となったのは投打で軸となる勝俣以外にあり得ない
制球力には難があるが、都大会6試合中5試合完投のタフネスさでイニングを食っていく
投げるよりも打つ方が好きで、神宮でも一発を叩きこむなど欲しい場面で打ってくれる頼もしい存在
なお、専門誌によれば『クレヨンしんちゃん』似のキャラクターとのことで丸顔に太い眉毛が特徴的

◇上述以外の注目選手◇
沢田 翔人(3年・外) 秋は主将で試合前のじゃんけんで勝率9割も打率は1割台で主将降板
馬場 大輔(3年・内) 名鑑に趣味・アニメ鑑賞、好きな芸能人・花沢香菜、水樹奈々と記すヲタ枠筆頭候補


<東京2位> 二松学舎大付 11年ぶり5回目

夏の甲子園を沸かせた1年生バッテリーの大江−今村が健在 都大会6試合を投げ切った
都大会は3回戦で延長15回、準決勝で延長14回と厳しい場面をしのぎ、場数の違いを見せつけた
もう一人、1年生で昨夏スタメンの三口も1番に定着し、若さと経験が同居するチームに成長
課題の守備力を鍛え直せば、春もひと暴れしてくれそうな予感がプンプンと漂う

◇上述以外の注目選手◇
橋本 雅弥(2年・内) 4番だが秋の公式戦は打率.192の置物状態 聖地で覚醒なるか
北本 一樹(3年・内) 下級生軍団をまとめる主将 そのキャプテンシーは都選抜に選ばれた時も発揮


<北信越1位・福井> 敦賀気比 2年ぶり6回目

昨夏ベスト4の立役者・平沼が北信越ではほぼ敵なしのピッチングを見せつけている
となると課題は2番手投手だが、神宮大会で188センチの2年生・山崎を試すなど準備に余念はない
そして夏に恐怖の対象にもなった強力打線は、秋の北信越で打率.427とこちらも健在
エース・平沼は4番も任されて北信越大会で2発、バットでも注目の存在になりつつある

◇上述以外の注目選手◇
篠原 涼(3年・内) 前チームでもレギュラーの主将 秋の公式戦打率.429という1番打者
山本 皓大(3年・外) 昨夏wiki入り 兄も同校のエースとして12春にピッチャー返しを2回喰らいwiki入り


<北信越2位・長野> 松商学園 24年ぶり16回目

長野の古豪としてお馴染みの学校だが、春はご無沙汰で準優勝した1991年以来四半世紀ぶりの帰還
不祥事により、昨年は春・夏と試合も出来なかったチームが禊ぎの快進撃を見せた
突出した選手は見当たらないが北信越の3勝が全て1点差と、とにかくしぶといのがこのチームの特徴
その最たる例が、北信越準々決勝で2−5の9回裏に4点取ってのサヨナラ勝ち 決して侮れない

◇上述以外の注目選手◇
恩田 佑哉(3年・投) 長野代表のエース・○田ゆう○ ある意味最凶の炎上フラグをへし折れるか
松原 領汰(3年・捕) 高校入学以後、大便を6回漏らしたエピソードを自ら雑誌掲載熱望する変態女房役


<東海1位・静岡> 静岡 16年ぶり14回目

混戦の東海を抜け出し夏春連続出場の古豪が2003年夏以来となる12年ぶりの甲子園1勝を狙う
東海大会で目を引いたのが7本塁打の打力 準々決勝ではクリーンアップ3連発の離れ業も
しかし、本当の武器は俊足揃いの選手という機動力 揺さぶって相手投手のリズムを乱す
この攻撃陣の援護を、2年生エースの村木がどこまで守り切れるかが躍進のカギを握りそう

◇上述以外の注目選手◇
安本 竜二(3年・内) 東海大会3本塁打の主将だが、神宮では沈黙 全国レベルに成長なるか
堀内 謙伍(3年・捕) 昨夏も甲子園でマスクを被った4番打者 1安打に終わった借りを返す


<東海2位・岐阜> 県岐阜商 2年ぶり28回目

今大会で最も注目されるであろう152キロ右腕の高橋純平が何といっても楽しみな存在
既にプロの各球団が注目するガチガチのプロ注がフラグを力でへし折れるかに注目
反面、東海大会では決勝を除けば攻撃陣の迫力がイマイチで、一冬でどこまで鍛え上げてきたか
昨秋から指揮を執る新監督の力量が早速問われる舞台になりそう

◇上述以外の注目選手◇
小川 信和(監督) 父親も県岐阜商の監督として甲子園を経験 初の聖地で父子勝利を目指す
竹腰 裕行(3年・内) 打棒で高橋を援護したい4番 大事な場面でやらかす悪癖を返上したい


<近畿1位・奈良> 天理 3年ぶり23回目

投打に層が厚く、激戦の近畿を制した 誰が呼び始めたか「弱い方の奈良」を払拭する絶好機である
斎藤・森浦の両サウスポーが試合を作り、練習試合を含めて秋は1回しか負けなかった
打っては近畿大会で大阪桐蔭、龍谷大平安を向こうに回しながら全試合10桁安打を達成
神宮大会では仙台育英に完敗を喫したが、その悔しさを胸に秘めリベンジを誓う

◇上述以外の注目選手◇
坂口 漠弥(3年・内) 高校通算28本塁打を誇る右の大砲 185cm96kgの体格は迫力満点
王子 修(3年・投) 出番があれば名前で弄られそうな控え投手 特技は「立ったまま寝ること」


<近畿2位・京都> 立命館宇治 5年ぶり3回目

昨夏代表を立て続けに破ってスルスルと準優勝まで上り詰めてきた、古都の伏兵的存在
近畿1回戦で神戸国際大付、準々決勝で近江と共に力のあるチームを撃破 フロックでは無さそう
過去甲子園は春夏通じて4度出場も全敗 新たな敗北力の象徴にならぬためにも勝利が欲しい
主将は京都代表なのに大阪出身の奈良というのがネタ的な意味では注目ポイントになりそう

◇上述以外の注目選手◇
山下 太雅(3年・投) 公式戦を一人で投げ切った軟投派 スロースターターとのことで立ち上がりに注目
伊藤 大賀(3年・内) 主砲として秋は打率4割も苗字に嫌なフラグ 見える活躍は出来るか


<近畿ベスト4・奈良> 奈良大付 初出場

2007・2011・2013年、全て秋の近畿ベスト8で出場を逃し続けた学校についに朗報が届いた
エースの坂口は140キロのまっすぐに多彩な変化球を組み合わせ、制球も抜群の本格派
近畿大会での2勝は共に終盤の競り合いを制した チャンスにもう一本出ればさらに差が出たはず
近畿では鳥羽、箕島といった古豪を退けてきたニューフェイス、古豪キラーとして名を馳せるか?

◇上述以外の注目選手◇
池田 陵太(3年・内) ここの池田ァ!は主将を務め、秋だけで通算7発と一発も秘める攻撃の中心
森田 涼哉(3年・外) コロコロとした丸い体格のムードメーカーは伝令役としてベンチ入り濃厚


<近畿ベスト4・京都> 龍谷大平安 3年連続39回目

昨年センバツの覇者は野手総とっかえの中、きっちり勝ち上がり春連覇も視野に入れてきた
不動のエースに成長した高橋奎が何といっても注目 秋の公式戦は全試合を一人で投げ抜いた
左なら大会No.1候補の一角ともいえ、今年のライアン枠としてその投球に磨きをかけている
春夏連覇を目指した14夏はまさかの初戦敗退でお預けとなった甲子園100勝まであと4と迫っている

◇上述以外の注目選手◇
元氏 玲仁(3年・投) 昨夏大炎上の記憶も新しい なお、好きな言葉は「男ならピンチを遊べ!」
吉村 颯(3年・捕) 中学時代に2度の日本一と勝ち方を知る男だが、監督に「虫」という渾名をつけられる


<近畿ベスト8・大阪> 大阪桐蔭 2年ぶり7回目

ベスト8止まりだが、夏春連覇のかかった優勝有力候補なのは間違いない。
秋の大阪府大会7試合+近畿大会初戦の8試合で80得点という相変わらずの破壊力を誇る
優勝メンバーの青柳、福田は主軸として健在で、クリーンアップに居座る恐怖の存在に
昨夏のマウンドも経験した田中が一回り大きくなって帰ってきており、投打に隙が無くなりつつある

◇上述以外の注目選手◇
西谷 浩一(監督) 今大会優勝した場合10勝以上の監督で勝率歴代最高という記録がかかっている。
          体重も歴代最高なるか
谷口 一樹(3年・捕) 8番ながら公式戦打率は.480 さらに、打点14は堂々のチームトップ


<近畿ベスト8・滋賀> 近江 3年ぶり4回目

混戦と目された近畿6枠目を掴んだのは、昨夏の甲子園での経験も評価されたこの学校
軟式出身で中学時代は無名だったエース・小川が今や注目投手となって甲子園に2度目の登場である
打つ方では昨夏から比べるとスケールダウンが否めなく、どこまで小川が粘り切れるか
公式戦7試合で2失策と守備は堅い 失点はある程度計算できるチーム力で上位を窺う

◇上述以外の注目選手◇
サラサル・アレキサンダー・英二(3年・投) 父親はメキシカン 近畿準々決勝で3回を無安打に抑えた
奥田 莉久(3年・内) 俊敏な動きで攻守の要だが、その野性的な動きから「猿」「小猿」の渾名を頂く


<中国1位・山口> 宇部鴻城 12年ぶり2回目

エースは超ハイテンポな投球でリズムを作る技巧派右腕で読みづらい名前の上西嵐満(らんま)
交通事故で夭逝した長兄も同校OBで甲子園経験アリと、日テレなら外さなさそうなエピソード持ち
打つ方は好機に畳みかけての集中打が持ち味 打率はそこそこだが得点効率が高い
系列に自動車学校があり、タイヤを使った練習が豊富 監督曰く「タイヤが友達」というチーム

◇上述以外の注目選手◇
岡田 克樹(3年・外) 165センチと小柄ながら持ち味のフルスイングで打線を引っ張る4番打者
巻幡 拓磨(3年・外) 人望熱い主将は3塁ベースコーチ 判断力に優れ、公文式走塁を未然に防ぐ


<中国2位・岡山> 岡山理大付 17年ぶり5回目

2007年夏以来8年ぶりとなる甲子園への帰還となったが、その道のりは険しかった
中国大会では広陵、同県のライバル・関西、そして宇部商と甲子園常連校と次々に激突
その全てを返り討ちにしたエース・西山は低めの制球が武器で、安定して試合を作ってくる
理大付属の名に恥じず、文科省に「スーパー・サイエンススクール」に指定されている

◇上述以外の注目選手◇
立花 海都(2年・外) 2年生唯一のレギュラーながら3番を任され、まずまずの数字を残している
徳田 夕希也(3年・内) 打率は3割を切るが、打点はチーム3位 リリーフも務め、速球が武器


<中国ベスト4・鳥取> 米子北 初出場

高知・明徳義塾との中国・四国5枠目争いを制し、春夏通じて初出場を決めた
パッと見公立っぽい名前だが、れっきとした私立の学校で今まではサッカーの方が有名
そんなチームの躍進を支えたのは、タイプの違う3人の投手リレー
まっすぐに力のある高橋、スプリット多投の福本、技巧派の上貝の3人が持ち味を出せば初勝利も

◇上述以外の注目選手◇
安場 翔吾(3年・外) 一発こそないが、ミート力抜群で走れる4番打者 公式戦打率は.500
小寺 淳樹(2年・内) 昨秋は代打専念で公式戦5打数2安打2打点 代打の切り札として出番を待つ


<四国1位・香川> 英明 初出場

昨夏の香川大会でまさかの初戦敗退から立て直し、センバツは初めての出場となった
香川県大会は6試合50得点、四国大会でも全試合10桁安打と打線の破壊力は十分
その力は神宮でも発揮され、敦賀気比・平沼を一度はマウンドから引きずり降ろしている
気がかりなのは投手陣 エース・田中のモーションが反則を取られるなどその修正が急務

◇上述以外の注目選手◇
湊 亮将(3年・内) 岡山・関西から転入、昨秋から出場可に 部恒例の年末バイトでキャベツを剥き続けた
原 啓人(3年・内) 182センチ、102キロの豪快な体格 出番は恐らく代打か 好きな言葉は「おかわり」


<四国2位・愛媛> 今治西 2年連続14回目

監督不祥事で、センバツ終了まで急遽新監督就任と雑音の多い大会になってしまいそう
とはいえ、その力は四国では上位クラスであることを明徳義塾相手に競り勝つことで実証した
四国覇者の英明と同様、夏は県大会初戦敗退から立て直しており、逆境は望むところか
甲子園では初戦4連敗中とマモノ甲子園スレではすっかり噛ませ扱い 色々な汚名を返上したい

◇上述以外の注目選手◇
杉内 洸貴(3年・投手) 秋から投手転向も、四国準々決勝で1安打完投、準決勝・明徳戦も粘りの投球
藤原 睦来(3年・外野手) 183センチの大型4番 練習試合とはいえ、龍谷大平安・高橋奎から2発


<九州1位・熊本> 九州学院 3年ぶり6回目

13年ぶりに九州王者になったこのチームは今どきちょっと変わった戦い方をしている
エースの伊勢は県大会から神宮大会までの12試合98イニングを一人で投げ切った
それだけならまだしも、スタメン野手までもが公式戦では一切交代せず全12試合を戦い抜いた
この冬で控えがどれだけ力をつけて出番を貰うことが出来るかがある意味注目

◇上述以外の注目選手◇
松下 且興(2年・内) 2年ながら4番・ショートの主人公候補 秋10発は今大会最多を誇る
長谷川 大将(3年・外) 秋43試合でたった4盗塁のチームにあって、最多の2盗塁を決めた1番打者

<九州2位・沖縄> 糸満 初出場

春初出場、夏も2011年の1回だけという公立の新興勢力だが、その伸びしろはまだある
秋は正捕手をケガで欠き、九州大会前はレギュラー2人がケガを負うなど満身創痍
それでも明豊、神村学園といった力のある私立校を連破するなど、公立と言えど侮れない
沖縄なので仕方ないが、秋のスタメンに金城が3人(控えを含むと4人)おり、スレの混乱も予測される

◇上述以外の注目選手◇
上原 忠(監督) 中部商時代の2回を含み、過去3回の甲子園は全敗 4回目の挑戦は実るか
金城 乃亜(3年・投) 粘りの投球が持ち味のエース 「グラブを眺める」という実益を兼ねた趣味を持つ


<九州ベスト4・福岡> 九産大九州 16年ぶり2回目

準決勝コールド負けで肝を冷やした若いチームに無事朗報が届いている
エースの2年生サウスポー・岩田は中学からという筋金入りのサイドスローで打者を幻惑
打つ方も九州2回戦、準々決勝は共に9得点と5人のスタメンがいる2年生打線は活発
九州準決勝がそうだったように、流れを明け渡してからの挽回力に課題が残るが……

◇上述以外の注目選手◇
尾崎 誓哉(2年・外) 練習試合を含んでも四死球2、三振も2だけとガンガン振ってくる5割打者
片倉 瑛紀(3年・内) 下級生中心のチームで気を吐きたい4番打者 将来の夢は「国家公務員」


<九州ベスト4・鹿児島> 神村学園 2年連続5回目

春夏通じて初出場だったセンバツで準優勝してから今年でちょうど10年
今回で春夏合わせて8回目の出場と、今やすっかり鹿児島の盟主となった存在
こちらもエースはサイドスローの北庄司 左右に広くストライクゾーンを使う投球が持ち味
昨春お誕生日を迎えた4番・山本が軸の打線がいかに効率よく点を取るかが上位進出の条件か

◇上述以外の注目選手◇
都甲 将央(3年・内) 公式戦打率4割超の1番 二塁手に配置転換されるも2やらかし 遊撃に戻るか
新里 武臣(3年・投) 昨春のマウンドも経験するなど、経験値では北庄司以上 救援で出番待ち


<21世紀枠・愛知> 豊橋工 初出場

東海地区からの21世紀枠選出は7年ぶり2回目 選ばれたのは無名の公立校だった
チームを引っ張るエース・森は最速143キロと、他校のエースと比べても遜色ない
秋の東海大会では肩を痛めて本来のピッチングではなかったが、傷はもう癒えたはず
昨年は春・夏とも東邦と1点差ゲームを演じた 春に強い愛知勢の系譜を受け継ぐことが出来るか

◇上述以外の注目選手◇
彦坂 拓真(3年・捕) 打率2割台のチームにあって3割半ばと信頼できる バットでも森を援護したい
榎本 将吾(3年・外) 公式戦でたった3安打、打率.103も大事な場面で打つ意外性の男


<21世紀枠・愛媛> 松山東 82年ぶり2回目

正岡子規の母校という話題性も手伝い、選出大本命の学校が順当に21世紀枠に入った
だが、話題性だけではない 昨夏は今治西に勝ち、決勝で惜敗しての準優勝と甲子園まであと一歩
昨秋はその決勝の相手だった小松に雪辱して2季連続の県準優勝と、実力も兼ね備えている
夏に全国優勝経験はあるが、これは戦後すぐで古豪・松山商と一時合併していた頃の話である

◇上述以外の注目選手◇
亀岡 優樹(3年・投) 昨夏もエースだった大黒柱 球威こそないが、制球には自信あり
米田 圭佑(3年・捕) 昨夏もレギュラー 主将であり、主砲であり、扇の要でもありと引っ張りだこ


<21世紀枠・和歌山> 桐蔭 53年ぶり16回目

和歌山から2年連続での21世紀枠選出は、高校野球100周年という節目も手伝ったか
春夏合わせて優勝3回、準優勝4回という成績はまさに古豪と呼ぶに相応しい
ただ、この秋は新人戦4強で予選を免除されて登場した県大会初戦(ベスト8)で箕島に惜敗
秋の県大会0勝での選出は厳しい言い方をすれば最弱候補筆頭 その下馬評を覆せるか

◇上述以外の注目選手◇
鶴我 直樹(3年・外) 185センチの大型1番 この男が塁に出られるかどうかが勝敗を左右しそう
晒 功治(2年・外) 部員19人で秋の背番号「19」 よって唯一ベンチ外となりそうなだけに逆転なるか
2015年03月23日(月) 19:29:12 Modified by gol_mist




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