351 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/11(月) 04:27:17.10 0
道重「むふふ、豚重で狼は爆釣りなの」
     ↓
道重「ふぅ、今日は泊まりかぁ。生田は夜食買いに行ったし、スマフォでちょっと見よっかな。
    どれどれ……?【福岡羽田便欠航博多出泊……カ、カプスレ立ってる!
    これ生田もきっと見ちゃうんだろうな…あの子絶対狼見てるし」
     ↓
生田「道重さーん、明太子スパゲッティ買ってきましたー」
道重「っ! い、いつの間に見たの?(スレを)」
生田「やだなー、前から知ってますよー(プロフィールくらい)」
道重「まっ、前から?(小春のお風呂スレの事?)」
生田「んふふー実は衣梨奈も好きなんですよねー(明太子スパゲッティが)」
道重「好き!?」
生田「さぁ、はやく食べちゃってください(冷めるから)」
道重「…い……いいの?」
生田「? ああ、衣梨奈はいいですよ(お腹空いてないから)」
     ↓
道重「…今夜の事がバレない様に実家に泊まった事にしようね」
生田「……はい」

ちょっとしたすれ違いで関係を持つ生さゆ


391 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/11(月) 23:08:56.78 0
 >>351 続き
道重:スパゲッティは隠語  生田:スパゲッティは食べ物

道重「今日はさゆみが奢るよ、何食べに行きたい?」
生田「あ、じゃあ衣梨奈スパゲッティが食べたいです」
道重「えっ!?」
生田「ほら、この前は衣梨奈は食べてないんで…その…」
道重「あ……そういうこと…か…」
生田「は、はい」
道重「本当に食べたい?」
生田「道重さんは今日は食べたくないですか?」
道重「食べたいよ…食べたい…」
生田「じゃあ食べに行きましょう!」
道重「うん、さゆみん家でもいいかな?」
生田「はい!わー楽しみです(手料理かー)」
道重「そ、そうだね(せ、積極的だなぁ)」

数時間後
生田(またスパゲッティ食べられなかった…)



420 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/12(火) 18:31:31.01 0
(※別職人作)
道重「生田、今日は特別なスパゲッティにしようか」
生田「特別な?しますします!(どんなスパゲッティかな?)」
道重「生田はSなの?Mなの?」
生田「そのどっちかなら今はMな気分です(Lでもいいくらいっちゃけど)」
道重「じゃあさゆみがSね」
生田「え?道重さんはそれでいいんですか?(あまりお腹空いてないのかな)」
道重「さゆみはどっちでもいけるけど…生田はMの気分なんでしょ?」
生田「道重さんもMにしたらいいじゃないですか(なんで遠慮すると?)」
道重「え?他にも誰か呼ぶってこと?」
生田「え?呼んでもいいですけど……(2人きりがいいな…)」
道重「でもやっぱり2人の方がよくない」
生田「はい!(やったー!)」
道重「慣れてきたらそういうのもアリかもしれないけど最初はやっぱりね」
生田「……?はい!(よく意味わからんっちゃけど)」



428 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/12(火) 20:22:49.68 0
 >>391 続き

スパゲッティが食べたい。衣梨奈は溜息をついた。
ここ最近、ずっとスパゲッティが食べたくて仕方がない。

さゆみを誘って食べに行こうとするものの、連れて行かれるのは必ず自宅。
お手製スパゲッティを振る舞って貰えるのかと喜ぶものの
いざ食べようとすると何故か事が始まってしまう。
潤んだ目で体を引き寄せられると、さすがに"ご飯まだですか?"とは言えない。

何度となくぬか喜びをさせられて
衣梨奈のスパゲッティ欲は既に限界だった。

今日こそスパゲッティを食べよう。
そう心に決め今日も衣梨奈はさゆみを誘うためレッスン室へ向かう。

それにしても…
まさか道重さんとお付き合いすることになるなんて……

429 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/12(火) 20:24:18.01 0
スパゲッティ疲れが酷い。さゆみは溜息をついた。
ここ最近、ずっと生田からスパゲッティへのお誘いが続いている。

日に一度なら構わない。さゆみにだって人並みに性欲はある。
しかし毎回事が終わってぐったりしていると、必ず遠慮がちに肩を揺すられ
"道重さん…スパゲッティ…"とおかわりの要求をされる。
その要求を満たしてやっても、再度おかわりを求められることすらある。

何度となく果てさせられて
さゆみの体力は既に限界だった。

今日こそおかわりはさせない。
そう心に決め今日もさゆみは人気のなくなったレッスン室で衣梨奈を待つ。

若さってこわい…
生田ってこんなに性欲が強かったんだ……



432 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/12(火) 20:28:33.39 0
道重:スパゲッティ→隠語
    二人の関係→スパフレ  ←New!

生田:スパゲッティ→食べ物
    二人の関係→恋人    ←New!




487 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:03:09.19 0
 >>428-429 続き

|||9|‘_ゝ‘)

最初からお店に食べに行けばいいんだ、と衣梨奈は気づいた。
流されるまま家に行ってしまうから食べる間もなく情事に耽る事になるのである。
いくらインドア派のさゆみといえど頼めば外食くらい付き合ってくれるだろう。

ふんふんと鼻歌を歌いながら楽屋に戻ると、さゆみはいつも通りスマートフォンを弄りながら
待っていてくれた。思わず頬が緩む。
ここ暫くは解散が言い渡されると他のメンバーに誘われないようそっと楽屋を抜け出して
皆が帰った頃を見計らい戻ってくるようにしている。
なんだか逢引みたいで楽しい。

「生田、今日どうする?」
「あの、今日はスパゲッティ…外に食べに行きませんか?」
「…はぁ!?」

なにやら怖い顔で睨まれた。
何かおかしなことでも言っただろうか。

488 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:05:48.26 0
从*・ 。.・)

「…はぁ!?」

いったい何を考えているのだろうか、この色ボケは。
睨み付けてやるとポカンとした顔で小首を傾げてくる。
ことの重大さが明らかに分かっていない顔だ。

「生田、分かってないかもしれないけど、さゆみたち芸能人なの」
「いや分かってますけど…」
「見つかったらどうすんの」
「え、別に」
「別に!?」
「あ…じゃあ握手でもします?」
「ああああくしゅ!?」

現役アイドルが野外プレイを発見されて、発見者と握手。
握手で口止めをするということだろうか。
薄暗い公園の茂みで発見者と思しき男性と笑顔で握手する半裸の自分を思い浮かべる。

……これは酷い。
さゆみは頭を抱えた。
なんだこれは。これがジェネレーションギャップなのか。
8歳の年の差というのはここまで大きいものなのだろうか。

489 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:09:49.58 0
「あのぅ、じゃあすぐにお店に入ったら大丈夫じゃないですかね」
「……お店?」
「スパゲッティ屋さんです。この間良さそうなところネットで見つけたんですよ!
 なんか女性向けらしくて2人だとデザートをサービスしてくれるらしいです」

褒めてくれと言わんばかりの笑顔で言う衣梨奈だが、
このスパゲッティ屋さんとやらは、十中八九ラブホテルの事だろう。
となるとデザートはおとなのオモチャか。
ああ、純粋だったころの彼女はどこへ。

だがその純粋な子供がこれほどの色ボケとなった原因は自分にあるのだ。
せめてアイドルとしての常識だけは身につけさせたいと、折れそうな心を奮い立たせる。

「却下」
「なんでですかー、いいじゃないですか」
「ダメ、絶対にダメ。例え変装して行ったとして万が一バレたらどうすんの?」
「バレたら?」
「そう。雰囲気とかで分かるかもしれないじゃん。バレたら最悪解散もありうるからね!」

さゆみの剣幕にまたポカンとしていた衣梨奈だったが
ようやく理解が追い付いたのかみるみる顔が青くなる。

490 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:12:23.56 0
「す、すいませんでした! そこまで考えてなかったです」
「いや、分かってくれたんならいいんだけど…」
「やっぱり道重さんってすごいなぁ」
「え…普通じゃない?」
「すごいですよ! 惚れ直しました!」
「はぁ」
「んふふー」

えらく感激しているらしい。
やっぱり何を考えているのかよく分からない子だと思う。
優樹がネジが数本抜けているとしたら
衣梨奈はネジが間違ったところに差し込まれている感じだ。
因みに小春はそもそもネジが無い。

「今日もさゆみん家でいい?」
「はい!」

力強く頷く衣梨奈に、今日も長くなりそうだなと一人ごちた。

491 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:14:53.79 0
|||9|‘_ゝ‘)

「雰囲気とかで分かるかもしれないじゃん」

そう言われてハッとした。
確かに二人きりで食事をしていれば、恋人同士の距離感が他の客に伝わってしまうかもしれない。
それが噂となって広まってしまえばきっと今のような関係ではいられないだろう。

交際を始める前の関係に戻る。
考えただけで胸が苦しい。

それにしても、こんなに二人の事を考えてくれていたとは思わなかった。
付き合って1ヶ月経つのにまだ"好き"だと言ってくれないさゆみに
正直少し不安を感じていたのだが大丈夫そうだ。
自分は愛されているのだと実感する。
今日はスパゲッティは諦めて、求められたらそれに専念しよう。
明日はバレンタイン、0時を抱き合って迎えるのもなかなかロマンティックでいいかもしれない。

492 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/14(木) 03:19:24.40 0

生田(やっぱりスパゲッティ出てこなかったなぁ)
道重(今日はおかわりいらないのか…よかった、本当に良かった)




594 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/17(日) 12:18:51.14 0
>492 続き

お腹が減って眠れない。
衣梨奈は情けない鳴き声を上げるお腹をさすり目を開けた。
ちらりと隣を見やると、家主はまだ上気した顔で荒い息を吐いている。
吐息の合間に漏れる声に先程までの行為を思い出しおもわず生唾を飲みこんだ。

ぐう。
唾液に反応したのか一際大きな音が鳴り、やっぱりご飯食べたいなぁと思う。
育ち盛りなのに夕飯も食べず激しい運動をしたのだから当然だろう。
とはいえ、家主に言わずキッチンで食料を漁るのはまずい。
家族も同居しているし、見つかったら気まずい。

どう話しかけようかと繋いだままだった手を弄んでいると
くすぐったかったのかもう片方の手で動きを封じ込められた。
なんとなく悪戯したくなって、力なく握る手から抜け出して脇腹を撫でる。
筋肉質な自分とは違うふわふわした感触はいつまで触っていても飽きないが
すぐにベシッと叩き落とされてしまう。

めげずに次のターゲットであるお腹へ着地し、気にしているらしい柔らかな肌を
突いていると「もう!」と両手で捕らえられ衣梨奈の右手はあえなく御用となった。
そのまま顔まで引っ張り上げられ指を甘く噛まれる。
オイタもほどほどに、と言いたいらしい。

595 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/17(日) 12:23:01.97 0
「もー……ホンット元気だね…生田は」
「んふふ」
「このまま寝かせてよぉ」

そのまま眠りに入ろうとしているさゆみをみて
衣梨奈は慌てて声をかける。
空腹を抱えて眠れない自分を放って先に寝られてはたまらない。

「あ、あの…道重さん…」
「……んん?」
「スパゲッティは…」
「ええー……仕方ないなぁ」

いかにも面倒そうにぐいと引き寄せられ、衣梨奈はああまたかと思う。
一度抱き合うと食事のために身を離す事すら嫌らしい。
むにゃむにゃと唇を食まれながらついにやけてしまう。
この人が意外に甘えん坊なのだと付き合って初めて知った。

今日も夕食は諦めざるを得ない。

596 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/02/17(日) 12:23:55.28 0
姉重「さゆちゃん、昨日ドタバタしちょったね」
道重「生田が寝相悪くてケンカした」
姉重「またなん? 仲良うせんといかんよ」
道重「うん」

生田(このやり取り14回目なんやけど……)



※関連 4スパゲッティー 218



タグ

どなたでも編集できます