会話が途切れた。目を見つめると、恥ずかしそうにそらす君。
無理矢理にこちらを向かせ、潤んだ瞳を見つめる。
その瞳に吸い込まれるように口づけた。唇が重なる。柔らかい感触に、鼓動は加速していく。

キスくらいで何をドキドキしているんだ。
いつも、他のメンバーとしているのに。同じ、はずなのに。

何度か唇を重ね合わせて、舌をさしこむ。リンリンは、たどたどしくも絡ませてくる。
す、とベッドに押し倒した。髪を撫でると、くすぐったそうにはにかむ。

君は、あたしの心をかき乱す天才だ。出会うために生まれたとか、君しかいないとか、甘いセリフが頭をよぎる。
君に出会うまでは、寒いと思っていた言葉も、今では共感できるんだから、不思議なものだ。

明日も、明後日も、君の笑顔に乱されたい。

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