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作者:虚淵玄
イラスト:武内崇
出版社:星海社 星海社文庫

第四次聖杯戦争秘話
英霊参集
王たちの狂宴
散りゆく者たち
闇の胎動
煉獄の炎

本編
Fate/stay night

あらすじ

これは始まり(ゼロ)に至る物語 奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の 魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇「聖杯戦争」。三度(みたび)、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。だがその中でただ独り、己の戦いに意味を見出せない男がいた。彼の名は言峰綺礼。運命の導きを解せぬまま、綺礼は迷い、問い続ける。なぜ令呪がこの自分に授けられたのか、と。だが戦いの運命は、やがて綺礼を一人の宿敵と巡り合わせることになる。それが衛宮切嗣。誰よりも苛烈に、誰よりも容赦なく、奇跡の聖杯を求め欲する男だった。

登場人物

セイバー陣営
アイリスフィール・フォン・アインツベルン(Irisviel von Einzbern)
愛称はアイリ。衛宮切嗣の妻。セイバーと別行動を取る切嗣に代わり、囮としてセイバーのマスターを演じる。外界を知らずに育った箱入りのため世間知らずで非常に好奇心旺盛。芯の通った強い意志の持ち主。切嗣を心から愛し、彼の理想に身を捧げる覚悟とともに絶対の信頼を寄せている。「姫君」の気質を備える貴婦人であるため、「騎士」であるセイバーとは非常に相性がいい。切嗣より車の運転を教わり、メルセデス・ベンツ300SLクーペを過激に乗り回す。アインツベルンの得意とする、治癒も可能な錬金術に長ける。中でも貴金属の変形はアインツベルンの得意中の得意となっており、銀を用いた針金細工を戦闘に使用する。切嗣の指示で、体内に「全て遠き理想郷(アヴァロン)」を埋め込んでおり、セイバーに触れられるだけで重傷でも瞬時に回復できる。前回の聖杯戦争でアインツベルンの用意した聖杯が破壊されてしまったため、それを教訓に聖杯を体内に内蔵し聖杯を守るための殻として造られたホムンクルスである。

セイバー(Saber)
パラメータ:筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具:A++
黒スーツに身を包んだ男装の華麗な少女。真名はアルトリア。伝説の騎士王アーサー・ペンドラゴンである。滅ぼされようとしている故国を救うために聖杯を目指す。所持する宝具は、風の魔術で大気を圧縮し光を屈折させることで所持する剣を不可視にする「風王結界(インビジブル・エア)」と、魔力を変換し絶大な出力の“光”の斬撃として放つ聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」。剣のサーヴァントとして切嗣に召喚される。召喚の媒体として聖剣の鞘「全て遠き理想郷(アヴァロン)」が用いられた。切嗣の戦闘方針とセイバーの騎士としての誇りは決して相容れることなく、マスターとの信頼関係が醸成されることはなかった。英雄を憎む切嗣は彼女を無視し続け、聖杯戦争中三度のみしか話しかけられていない。聖杯戦争の終盤において理由を知らされないまま己が手で聖杯を破壊させられ、失意の内に第四次聖杯戦争を終え退場した。クラス特有スキル「騎乗」を思う存分に発揮する。切嗣がアイリに与えたメルセデス、さらにこの騎乗スキルが機械に有効なことを知った切嗣が彼女自身に手配した、人間が乗ることを度外視したチューニングを施したYAMAHA V-MAXを風王結界で更に強化、限界を超えたレベルで乗りこなした。10年後 第五次聖杯戦争では切嗣の養子である士郎に再召喚される。

久宇舞弥
衛宮切嗣の助手であり、愛人であり、弟子である女性。感情を表に出さず淡々と作業をこなす。使用武器は切嗣と同じくステアーAUGと、キャリコM950。使い魔を使役する魔術も体得している。貧国の出身。幼少から兵士として訓練を受け、昼は戦い、夜は兵士による輪姦を受けるという凄絶な日々を過ごす中で人間性を失った。その後戦場で切嗣と出会い拾われ、以後「衛宮切嗣」という戦闘機械を完成させるパーツとして働いてきた。いつかアイリを切り捨てる事になる切嗣が裏切りの予行演習として、彼と肉体関係を持っている。内実はとても幼く純粋無垢で、共に戦う同じ陣営に献身を尽くす。その一途さが切嗣やアイリ、セイバーの信頼を勝ち得た。アイリの護衛任務中にバーサーカーの襲撃に遭い、駆けつけた切嗣の腕の中で息を引き取る。切嗣も知らない隠れ甘党で、オフの時はケーキバイキングに入り浸っている。

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Illyasviel von Einzbern)
愛称はイリヤ。切嗣とアイリの娘。ホムンクルスと人間のハーフであり、厳密な意味でのホムンクルスとは違った存在。

アーチャー陣営
遠坂凛
遠坂時臣の娘。既に初歩魔術を行使できる天才。遠坂の血族であることに誇りを持つ、幼き貴族。戦後は時臣の葬儀を経て遠坂の家督を継ぎ、その際、綺礼の気まぐれから授かった因縁のアゾット剣は、『Fate/stay night』本編中のあるルートにおいて、彼の胸に突き立てられることとなる。

ランサー陣営
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ(Sola-Ui Nuaba-Re Sophia-Ri)
ケイネスの許嫁。時計塔の降霊科学部長を歴任する家の生まれの魔術師。兄がいたが、勢力争いの只中に生まれた彼女は、万一に備えて基礎的な魔術を教えられてきた。結局、魔術刻印は兄が無事に継承し、不要となった彼女は政略結婚のために利用され、ケイネスの許婚となる。気高く我侭な面が目立つが、それは幼い頃から刷り込まれた処世術に過ぎず、実際には好悪すら理解できない冷めた性格で、政略結婚の道具とされたこともケイネスのことも何とも思っていない。ケイネスによるランサーの召喚に伴い、ランサーへの魔力の供給を担当。ランサーのチャームによって彼に恋し、それに敢えて抵抗せずに生まれて初めて感じた恋慕に身を任せることを選択した。聖杯戦争にて戦闘不能に陥ったケイネスからマスターの権限と令呪を脅しとったが、ランサーが離れている時に舞弥に襲われて右手ごと令呪を切り落とされ、切嗣の尋問によりアジトを自白。最期は昏倒したままランサー排除の謀略に利用され、ケイネスと共に射殺された。

バーサーカー陣営
間桐桜
遠坂時臣の娘で凛の妹。古くからの盟約により時臣によって、間桐家の養子に出され、間もなく遠坂家とは全く異なった虐待ともいえる間桐特有の魔術の鍛錬を受け、容貌は著しく変わってしまった。雁夜が目の前で無様に死ぬのを見たことで、逆に、いっそう間桐の家に縛られることになる。

雑記



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