【定義】
仏の遺跡などの場所に、仏陀を礼拝供養するために造られた建造物を指す。なお、後代では卒塔婆(ストゥーパ)と支提とは混同されたそうだが、両者は舎利の有無で異なっている(有り⇒塔婆、無し⇒支提)とされている。
なお、道元禅師もこの区分については踏襲されている。
仏の遺跡などの場所に、仏陀を礼拝供養するために造られた建造物を指す。なお、後代では卒塔婆(ストゥーパ)と支提とは混同されたそうだが、両者は舎利の有無で異なっている(有り⇒塔婆、無し⇒支提)とされている。
僧祇律に依らば、舎利有れば塔婆と名づけ、舎利無くんば支提と名づく。 吉蔵『法華義疏』巻11
なお、道元禅師もこの区分については踏襲されている。
あるひは塔婆と称し、あるひは支提と称する、おなじきににたれども、南岳思大禅師の法華懺法?にいはく、一心に、十方世界、舎利尊像、支提妙塔、多宝如来、舎身宝塔を、敬礼す。あきらかに支提と妙塔と、舎利と尊像とは別なるがごとし。 『正法眼蔵』「供養諸仏」巻
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