最終更新: utsusinario 2009年05月09日(土) 19:12:52履歴
対応レベル:2〜4
ある街を訪れたPC一行は2人組の男女から声をかけられる。
その2人、ラルフとジェーンは殺人鬼ブライアンの退治を手伝ってほしいと依頼してくる。
ブライアンはかなりの有名人なのでPCもその名を知っている。
辺境の小さな村に住み着いていた精神異常者で、3年前のある晩、村人を皆殺しにして行方をくらました。
どの死体も剣でズタズタに惨殺されており、地獄のような光景だったと伝えられている。
その手際からブライアンはかつてどこかの国の騎士だったという噂もある。
2人は根気強い調査でブライアンの居場所を突き止めたらしい。
ジェーンはなんとしても奴を倒したいと熱く語る。
それを受けてラルフも「邪悪は滅ぼさねばならない」とうなずく。
ラルフは邪悪を滅ぼす祭器「正義の矢」を神殿から借り受けている。
ジェーンはその矢を使って自分の手でブライアンを殺すと誓っている。
具体的には「強力な戦闘力を持つブライアンを倒し、ジェーンにとどめを刺させる」というのが依頼内容となる。
その2人、ラルフとジェーンは殺人鬼ブライアンの退治を手伝ってほしいと依頼してくる。
ブライアンはかなりの有名人なのでPCもその名を知っている。
辺境の小さな村に住み着いていた精神異常者で、3年前のある晩、村人を皆殺しにして行方をくらました。
どの死体も剣でズタズタに惨殺されており、地獄のような光景だったと伝えられている。
その手際からブライアンはかつてどこかの国の騎士だったという噂もある。
ジェーン(人間、女、18歳)
冒険者技能:レンジャー1
ブライアンに滅ぼされた村の唯一の生き残り。
村人たちの仇であるブライアンに対しては激しい怒りと憎悪を抱いている。
ラルフ(人間、男、34歳)
冒険者技能:プリースト5
とあるファリス神殿の司祭。神の啓示を受けてジェーンに無償で協力している。
ファリス司祭にありがちな尊大・狭量なところがない好人物。
2人は根気強い調査でブライアンの居場所を突き止めたらしい。
ジェーンはなんとしても奴を倒したいと熱く語る。
それを受けてラルフも「邪悪は滅ぼさねばならない」とうなずく。
ラルフは邪悪を滅ぼす祭器「正義の矢」を神殿から借り受けている。
ジェーンはその矢を使って自分の手でブライアンを殺すと誓っている。
具体的には「強力な戦闘力を持つブライアンを倒し、ジェーンにとどめを刺させる」というのが依頼内容となる。
ブライアンが根城としている洞窟に向かう間、ジェーンは延々と憎しみの思いをPCに語る。
自分の父も母も恋人も弟も友達もあの狂人に殺された。今でも血まみれの死体を夢に見る。絶対に奴を許さない……。
その話にPCがうんざりしているようだとラルフがこっそり頭を下げる。
洞窟の内部にはゴブリンなどの怪物も潜んでいる。
それらを駆逐して奥まで進むと、武器を構えたブライアンが待ち構えている。
ブライアンは意味の分からないことを口走りながらPCに襲いかかってくる。
武器だけでなく名も無き狂気の神の暗黒魔法まで使う。
自分の父も母も恋人も弟も友達もあの狂人に殺された。今でも血まみれの死体を夢に見る。絶対に奴を許さない……。
その話にPCがうんざりしているようだとラルフがこっそり頭を下げる。
洞窟の内部にはゴブリンなどの怪物も潜んでいる。
それらを駆逐して奥まで進むと、武器を構えたブライアンが待ち構えている。
ブライアンは意味の分からないことを口走りながらPCに襲いかかってくる。
武器だけでなく名も無き狂気の神の暗黒魔法まで使う。
殺人鬼ブライアン(人間、男、38歳)
冒険者技能:ファイター5、ダークプリースト5
ジェーンを見ると恐怖の表情を浮かべて襲いかかってくる。まさに狂戦士。
集中的にジェーンを狙おうとするのでPCがカバーする必要あり。
ブライアンを倒し無力化すると弓矢を構えたジェーンの出番となる。
彼女は怒りと憎しみに涙を流し、絶叫しながらブライアンに正義の矢を撃ちこむ。
矢は見事にブライアンの心臓に突き刺さる。
人を殺さず邪悪な心だけを殺すという慈愛と正義に満ちた矢だ。
ラルフは得意げな表情でそう解説する。
もともとブライアンは村人の多くから想像を絶する虐待を受けていた。
その体験が彼の心を歪ませたのは間違いない。
ファリスの無限の愛は彼をも救済するのだ…と彼は語る。
ブライアンはすっかり誠実そうになった顔で「ここは?」ときょろきょろしている。
ジェーンは呆然と説明を聞いているが、我に返ると激昂する。
殺すために撃ったのに、なぜこんな薄汚い狂人を許さねばならないのか。
部外者が口を出すな!私はブライアンを殺す!
ジェーンは悪鬼のような形相を浮かべ、ブライアンを殺そうと刃物を振り回す。
ラルフは慌ててそれを止めようとする。
記憶を失っているブライアンは事情を理解できずオロオロするばかり。
彼女は怒りと憎しみに涙を流し、絶叫しながらブライアンに正義の矢を撃ちこむ。
矢は見事にブライアンの心臓に突き刺さる。
正義の矢
邪悪な心を浄化するために生み出されたファリスの祭器。
この矢で撃たれてもダメージはなく、そのため貫かれても死ぬ事はない。
代わりに邪悪な心とそれまでの記憶を全て失い、第二の人生を与えられる。
人を殺さず邪悪な心だけを殺すという慈愛と正義に満ちた矢だ。
ラルフは得意げな表情でそう解説する。
もともとブライアンは村人の多くから想像を絶する虐待を受けていた。
その体験が彼の心を歪ませたのは間違いない。
ファリスの無限の愛は彼をも救済するのだ…と彼は語る。
ブライアンはすっかり誠実そうになった顔で「ここは?」ときょろきょろしている。
ジェーンは呆然と説明を聞いているが、我に返ると激昂する。
殺すために撃ったのに、なぜこんな薄汚い狂人を許さねばならないのか。
部外者が口を出すな!私はブライアンを殺す!
ジェーンは悪鬼のような形相を浮かべ、ブライアンを殺そうと刃物を振り回す。
ラルフは慌ててそれを止めようとする。
記憶を失っているブライアンは事情を理解できずオロオロするばかり。
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