Grimdawn用のメモです

手詰まりになった場合はどうする?

ゲームをプレイしているとボスが倒せないクエストが達成できない雑魚ですら辛い…など、進行できなくなる状況がいくつもでてきます。
その場合、自分に"なに"が足りないかを確認する必要があります。
チェックする順番は以下の通りです。
  1. Resistance(属性耐性) などの各種耐性が足りていない
  2. Armor(装甲) および Physical Resistance(物理耐性) などの物理防御力が足りていない
  3. Defensive Ability(防御能力) が足りていない
  4. Stun(気絶), Freeze(凍結), Petrify(石化), Confuse(混乱) などの行動阻害系耐性が足りていない
  5. ギミックの理解 および 立ち回りの改善

キャラクターに必要なものを簡単に表すと以下のとおりです。
各種属性耐性 > Physical 耐性 > Armor > Stun 耐性 > Freeze 耐性 > Petrify 耐性 > その他

なぜ攻撃力は後回しにするのか?

Grim Dawn は敵を一撃(一瞬)で倒していくのは難易度が非常に高いためです。
敵の攻撃を受ける前に倒すことができるのはゲームに熟練した知識と操作を要求されます。
最終的にはボスすら数秒で倒すことは不可能ではありませんが、育成途中ではなかなか難しいでしょう。
逆に敵側がこちらのキャラクターを瞬殺するのは簡単です。防御力がなければ戦いにならないため最優先で育成しましょう。
火力についてはスキルレベルを上げたり、武器を変更することによる DPS 上昇が大事です。
防具は防御力をあげるものとして活用していくのが基本となります。

各種 Resistance(属性耐性) などの各種耐性が足りていない

Grim Dawn では防御力に相当するものが複数存在しています。例えば、炎の攻撃なら炎の耐性で軽減できます。
この Resistance(耐性) というものが非常に重要でダメージを"割合"で軽減してくれます。
本ゲームではこの防御効果が一番手軽で効果の高いものとなっています。
先ほどの炎攻撃のダメージが 2000 の場合、自分の耐性が 50% だとすると 2000 * 0.5 = 1000 のダメージになります。
上限は 80% のためできるだけ耐性を整えましょう。
敵の中にはこの耐性を下げてくる効果をもった攻撃をしてくる敵もいるため、自分の エナジーバー の上に表示される"服が破れた"赤色アイコンに注意してみましょう。

Armor(装甲) および Physical Resistance(物理耐性) などの物理防御力が足りていない

Physical(物理) 属性のダメージは 2種類 のダメージ軽減方法が存在します。
それは防具の Armor(装甲) 値によるもので、純粋にダメージを引き算して軽減してくれるものです。
もうひとつは Physical Resistance によるもので物理ダメージを割合で軽減してくれるものです。
ただし、こちらは意識しないとなかなか増やせないのと対応する防具の種類が少なめですので、レベルが上がりきってから考えるくらいが丁度よいです。
そのため、基本は防具についている Armor で物理攻撃を軽減しましょう。
防具はまんべんなくArmor(装甲値)が高い物をつけないと効果が薄い
Grim Dawn では Armor(装甲) 値による物理ダメージ軽減は他のゲームとはひと味違います。
各防具部位には物理ダメージを受けたときにどの部位でダメージを受けるかランダムに選出されます。
ランダムとはいっても胴体やパンツ部位の人体で大きな部分ほど選ばれる確率は高くなりますが、敵の攻撃は数回というものではなく何十何百と受ける物ですのであまり関係ありません。
詳細な確率表記と部位ごとの実際の防御力は キャラクターUI の Armor(装甲値) の部分にマウスカーソルをのせると表示されます。
またカーソルをのせる部分に表示されている値は平均値ですので注意してください。
例えば、ほとんどが 2,000 以上の Armor があるのに1部位だけ 500 しかない場合などはその部分では気づきにくいです。
もちろんその 500 の部分で物理ダメージを受けてしまった場合は大ダメージをもらうことになります。

ベルトの部位の Armor だけは特殊で、全ての防具に対してベルトの Armor の数値分だけ加算されます。
そのため、ベルトの性能が良いと多少レベルが遅れている装備をつけていても大丈夫な場合もあります。

Defensive Ability(防御能力) が足りていない

Grimdawn では Offensive Ability(攻撃能力) と Defensive Ability(防御能力) というわかりにくい能力値があります。
  • Offensive Ability(以下OA) … 命中率とクリティカル率、クリティカル倍率に相当
  • Defensive Ability(以下DA) … 回避率と被クリティカル率、被クリティカル倍率に相当
簡単に表すと OA - DA = 命中率 になり、命中率が一定を越えるとクリティカルが発生するようになります。
敵の中にはこの DA を大幅に下げてくるデバフ効果(赤色の盾破壊アイコン)を付与してくるものもいます。
Ultimate 難易度のメインストーリーをクリアするには Act4 で 2,100 ほど、DLCエリアの Act5,6 で 2,400 ほどあると安心できるようになります。DLC エリアの敵 DAを下げてくるデバフを使用する敵が多いためです。

また、DA による回避率は上限(60%)が存在するため、上げすぎても効果が得られなくなってしまいます。
キャラクターに対する敵の命中率とクリティカル率は、キャラクターシートの Defensive Ability (防御能力) の部分にマウスオーバーすることで最後に攻撃を当てられた敵の能力を確認することができます。
クリティカル率が 0% だった場合、十分に DA を保持しているということです。
メインストーリーは 2,600 ほど、エンドコンテンツでは 3,000 くらいまで対応する敵が登場します。
目標とする敵や狩り場の OA よりこちらの DA が高すぎる場合は別の項目を強化してあげるとよいですね。

Stun(気絶), Freeze(凍結), Petrify(石化), Confuse(混乱) などの行動阻害系耐性が足りていない

行動阻害系(通称 CC, クラウドコントロール)に対する耐性が足りていないと動けなくなり逃げられなくなります。
危険度の高いものは完全に動きが止まってしまう(操作が一切できなくなる)系統の Stun や Freeze、Petrify があります。
これに関しては、回復薬(アイテムの使用は可能)や自動発動系の回復スキルなどがあれば回避できることもありますが、基本的に耐性を上げておかないと慢性的に死にやすくなります。

次に危険なものは、移動が不可能になる Trap(罠) です。耐性がない場合は攻撃手段が遠近どちらととわず危険性が高くなります。
近接の場合は敵に近づけず一方的に攻撃され、遠距離の場合は近接系に囲まれてタコ殴りにされるということになりがちです。
同じく Slow(鈍足) 耐性がない場合は極端に移動速度が落ちるため足の速い敵に囲まれやすくなります
ライフリーチができないキャスタータイプのキャラクターは要注意です。

他にもスキル使用を封印してくる Confuse(混乱) です。エナジーがある状態でスキルが出せなくなった場合はこちらが原因です。
対応する耐性は Skill Disruption Duration の項目です。Confuse と Disruption はどちらも混乱という意味です。
これは通常攻撃を使用しないキャラクターにはかなりつらいものとなります。
ただし、この効果をもつ攻撃は近接攻撃が多いため、離れていれば避けるのは容易なため遠距離系キャラクターは困ることはほとんどありません。

ギミックの理解 および 立ち回りの改善

異常な火力で一気に Health がなくなる
散弾系の攻撃で弾を一気にくらっているパターンがあります。
また、1つの弾が接地後爆発して飛び散る攻撃も、爆発前にくらうとすべての弾の分のダメージを負います。
足下にシジル(魔法陣)が多数敷かれている
シジルはいくらでも重ねることができるため1体の敵でも2枚や3枚簡単に設置してくることが多いです。
1つ1つが結構な火力があるため素直に離れた方が良いです。
逆に設置してくるモーションがわかる場合は、離れた場所に移動してずらしてしまうのが手っ取り早いです。
ただし、クールダウンが短く自動で設置してくるタイプには通用しにくいです。

これらの攻撃に対処する方法は簡単です。2〜3秒攻撃して少し移動するを繰り返すだけで自動的に回避することができます。
ゆっくり飛んでくる遠距離系の攻撃も回避できるためダメージはかなり抑えられるようになります。
攻撃スキル自体が割合ダメージ(ヘルス減少)
敵の中にはヘルスを割合で減らしてくるヘルス減少攻撃をするものがいます。
どれだけヘルスや防御力、耐性をあげようとも割合ダメージだった場合はどんどんヘルスがなくなります。
これに関しては覚えるしかないため危険なスキルだと判断したら離れるようにしましょう。

この攻撃に対抗できる能力は Resistance to Life Reduction か Damage Absorption のみです。
Resistance to Life Reduction はヘルス減少攻撃を割合で減らしてくれます。他の耐性と同じように機能しますがこの能力自体かなり稀少です。
スキルでは Soldier の Menhir's Bulwark などが該当します。
後者の Damage Absorption は被ダメージ計算後の値を更に減少してくれる効果がありますが、全てのダメージにおいて有効です。
そのためヘルス減少攻撃に対しても効果が働きます。
スキルでは Arcanist の Maiven's Sphere of Protection や Occultist の Possession、Necromancer の Mark of Torment などが代表的です。
また Damage Absorption の効果が重複した場合は効果の数値をかけ算した値が吸収効果となります。

敵が倒せない場合

敵のもっている特殊能力が原因

急に敵のライフが全回復した
近くに割合で回復するスキルを使用している敵がいます。
基本的に黄色のオーラで表示され、稲妻やオーラのようなエフェクトの場合が多いです。
頭に青い結晶がついている敵も周りにバフを付ける際に回復します。
回復した場合は特徴的な効果音が再生されるためそれを聞き逃さないようにしましょう。
殴られると敵が超回復する
Life Steel 系の攻撃をされた場合に起こります。
体が赤色になっていたり出血のエフェクトをもっている敵が多く使用してきます。
その場合、該当攻撃を避けることで回復を阻止することができます。
また、最序盤(Lv20以下)では倒し切ることができず回復されてしまうことが多いです。
倒せない場合は無理せず避けて通ることも考えましょう。
高レベルになるほど、敵はライフの上昇量が多く、攻撃力はそれほどでもないためあまり回復しているように見えなくなります。
そのため中盤以降特に気にならなくなります。

DPS が伸ばせない場合

基本的に武器ダメージをもつスキルの場合は武器をより強い物へ更新することでダメージが上昇します。
武器ダメージをもたないスペル系はスキルレベル自体を上げることを重視しましょう。
武器ダメージ系は武器による依存度が高いものと低いものが存在するため注意してください。
n% Weapon Damage の値が小さければスキルレベルを上げ、高ければ武器を更新しましょう。

そもそもダメージが全然入ってないとき

OA が足りなくて攻撃が全然当たっていない可能性があります。これはレベルを上げるだけでも少しずつ上昇するためレベルを上げてみましょう。
根本的な DPS がたりない場合は、スキルレベルの上昇や、装備の変更、または星座のパッシブツリーを見直してみましょう。
下の表に最低限必要な DPS の目安を表記しておきました。メインスキルが1つの場合です。火力があるサブスキルがある場合は合計してみてください。
また、キャラクターシートに記載される DPS と実際の火力(敵の防御力や耐性、バフ効果)には誤差があるため参考程度にしてください。
この表の1.5〜2.0倍の DPS になるとかなりサクサク敵を倒せるようになります。
火力を上げる最善の方法は敵の耐性を下げるデバフです。自分のメイン火力の属性に対する耐性を下げられるスキルがないか確認してみてください。
また、耐性をどれだけ下げられるかは各クラスのスキルや星座のスキルに依存します。
属性によって、下げにくいものもありますが、そういう属性はそもそも耐性がそこまで高くないことが多いです。
難易度ActDPS
Normal1700-1,000
Normal2(7)1,200-2,500
Normal33,000-4,000
Normal45,000-7,000
Normal5-67,000-10,000
Elite1-712,000-20,000
Ultimate1-720,000-40,000

新しくキャラクターを育ててみる

このゲームの攻略方法は多岐にわたるため、ひとつふたつのクラスを遊んだだけでは他の道を知らないままになっていることが多いです。
別の遊び方をすると現行キャラクターの良かった点悪かった点が理解できたり、別の方法での解決策を思いついたりします。
キャラクターをたくさん作ることによるデメリットはないため、どんどん新規キャラクターで遊んでみましょう。

また、現行遊んでいるキャラクターが保管していたアイテムが利用できるため、そういうものもどんどん活用していきましょう。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます