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【定義】

修証義』第四章の題名であり、日本曹洞宗四大綱領の1つ。「菩提薩埵四摂法」巻に依拠して構成されており、布施愛語利行同事の実践を示している。

意味は、誓願を立てて、菩提心を発して修行を怠ることなく、それを衆生のために回向して利益することとされている。

なお、道元禅師の『正法眼蔵』「発菩提心」巻(十二巻本系統)では、以下のような定義がされている。
菩提心をおこすといふは、おのれいまだわたらざるさきに、一切衆生をわたさんと発願し、いとなむなり。

また、特に発願利生した菩薩が他のさまざまな衆生の中でも菩提心を発揮して救済していくことを異類中行という。

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