日本におけるソーシャル・ネットワーキング活用事例
※『ソーシャル・ネットワーク・マーケティング』第4章における日本の事例１〜18を基本に現在の情報をプラスしています。
ワイン通販『ワイナリー和泉屋』ホームページ
コミュニティーサイトの紹介
ワインと人をむすぶコミュニティECMiX
新井社長へのインタヴュー
イーシーミックス
livedoorフレパ
BizPal
ラボノート
ドリームゲートスクエア招待以来フォーム
LIFE ON, Inc.
↑150人の壁の根拠が不明
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ワイン通販『ワイナリー和泉屋』ホームページ
コミュニティーサイトの紹介
ワインと人をむすぶコミュニティECMiX
新井社長へのインタヴュー
- 創業大正11年、東京都板橋の酒類販売店。楽天市場とyahoo！ショッピングに電子店舗を設け、電子商取引で月数千万の売り上げ。社員数は20名弱、楽天市場で2002年ショップ・オブ・ザ・イヤー総合入賞など、受賞経歴も豊富。ワイン電子通販企業の中でトップクラスのお店。
1998年9月にメルマガを配信し、電子通信販売市場へ参入。社長自らの執筆、配信頻度の高さ、内容の濃さから、月間売上、読者数も増加。読者数が増える一方でメルマガから電子店舗へのアクセス率は落ちていた(誘導力低下)。2004年8月にワイン好きの顧客と密着できるコミュニティ戦略としてSNに乗り出す。双方向の交流が可能となった。 - 機能としては、他の会員or同社からの招待で参加、知り合いの輪管理、コミュニティ、外部ブログ取り込み、近況報告、新着ワイン紹介、アフィリエイト・プログラムなど。
- 参加者が100人を超えた10月頃からお客様同士のコミュニケーションが目立つようになった。また、参加者が「唱和する顧客」として自然とワインの紹介を行い、同社の売上がアップ。対面イベントも盛んであり、趣味を同じくする仲間とのワイン経験を基礎としたライフ・スタイルの提案が成功。自発的に全国各地でワイン会が催されている、社交クラブの実践的な展開を見せる。最終的には一万人程度の会員数を目指しているとのこと。
- 電子商取引の三本柱として、メルマガ、ソーシャル・ネットワーキング、アフィリエイト・プログラム
- SNの運営費(約5万)はアフィリエイト・プログラムの収入で充分にカバー
��(有)インシエメ
イーシーミックス
- ソーシャル・ネットワーキング提供会社。ＡＳＰサービスで他社と提供。参加人数により月額基本料が決められている（50人で1万円、100人で1万5千円、…5万人で100万円）
- 「50人から100人規模のニッチなコミュニティをいろいろどんどん立ち上げていく」方針ゆえに、大企業の食いつきはいいものの、顧客としては電子商取引企業や小回りの利く企業に絞っているらしい。
��Livedoorフレンドパーク
livedoorフレパ
- �螢薀ぅ屮疋△�2005年1月より、ポータルサイトlivedooreのコミュニティコンテンツとしてSNSを開始。中小企業のSNSがたむろする中、マンモス企業が参入。
- 活用の方向性としては、自社ポータルサイトに対するサービスの提供を目指す…ポータルサイトでは電子商取引や会員に対する有料サービスを提供しており、会員の増加により広告収入や物販収入が増える仕組み。SNSでは穏やかなコミュニティができるため、参加者間の口コミ型商品PR効果を狙っている。ネット上のライフスタイルの中での楽しい経験をプロモートしていく戦略で、唱和する顧客を醸成。
- システム販売…企業のイントラネット的な用途で販売する予定。
- ライブドアのポータルサイトのコンテンツとの連携があるため、mixiなどの独立系サービスとはビジネスモデルが異なる。
- 招待制・登録制有り、ゲストとして閲覧は可能、アバター機能有り、ポータルサイト内のコミュニティサービスという位置づけであるため、全力が見えない。
��BbizPal
BizPal
ラボノート
- イースト�蝓壁�品がたソフトウェア商品開発が得意分野、三省堂の辞書や出版、DB検索、映像蓄積の領域で実績有り）が開発したSNS
- ASPサービスの提供とパッケージ型のシステム販売を目指す
- ビジネス・テーマに絞った活用を想定
- 機能やコンテンツは、mixi・はてなを参考に
- BizPalは2005年4月からスタートしたサービスであり今後のコンテンツの充実がおこる
- 2004年2月よりビジネスモデル学会のナレッジマネジメント分科会(約150名)が活用を開始、ネット上での交流を重視する展開、一年後の結果次第で他の分科会にも広げていく予定
- XMLコンソーシアムはSNSを利用して工数の削減を図る
- ドットネットビジネスフォーラム協議会での利用、ネットラーニング�蠅亮卞眞亮唄浜�目的の利用も始まっている
��Dream Gate Square
ドリームゲートドリームゲートスクエア招待以来フォーム
- 財団法人ベンチャー・エンタープライズ・センター（VEC)は中堅・中小企業がベンチャービジネスやニュービジネスとして新しい事業を起こすための環境作りを推進。独立や企業を目指すサラリーマンや学生を支援する企業家排出プロジェクトを2003年4月に立ち上げ。
- ビジネスアイディアコンテストのドリームゲートグランプリと連動したSNを計画。地方予選から東京での決勝まで2ヶ月間全国で予選があり、予選を勝ち抜いていく参加者をサポーターが応援しようという趣向。
- 独立・企業の支援をする上での課題「一人で会社を設立するのは簡単ではない」「金融や経営のアドバイザーが必要」「独立した先輩のアドバイスは有効」「仲間との会話の中で独立心と方向性が見える」…これらを地域の対面イベントとネット上の交流で支援する。SNSで特に仲間との交流を強化するプラン…約1500人が参加し、大成功
- 2004年9月のGREE内サブコミュニティで人気があったのがドリームゲートであり、総合型サイト内サブコミュで独立・企業を行うよりビジネスにテーマを集中させたサイトの展開が必要と感じ、企画が通った
- サイトは招待制だが、メルマガと地域のリーダーを通じて参加者を集めた
- 「キヌガサ」を購入し、自社で運営
��BeatCommunication
ビートコミュニケーション- 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで研究されていたSNS。企業家と投資家のマッチングを行うための実験を繰り返す。
- 2004年11月「犬のソーシャル・ネットワーク BEAT-kun」スタート。同時にソーシャルウェア･パッケージ「BeatCommunication」の販売開始。
- 総合生活者型SNSの運営ではなく、システム販売、ASPのような運営大工業をなどビジネス目的に絞っている。顧客企業が自社のビジネスモデルを実現するようなコミュニティの立ち上げ、コンサイティング
- 社交クラブのようなブランド・コミュニティの支援
- 社員による知識交換のための企業内知識コミュニティの支援
- 企業の自社代理店に対するサポート･コミュニティの支援
- 大手企業への販売を目指し、長期的な保守に耐えられる設計に。パッケージソフトと同等の設計で、管理画面が備わっている。モジュール設計で、機能追加やカスタマイズにも便利。
- ビジネス機能として、予定表、文書のファイリング、回覧板、ニュース、コミュニティの階層化、名刺機能
- 顧客企業がベンチャーの場合導入費は数万円から数百万、伝統企業は数千万から数億
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トモモトLIFE ON, Inc.
- ベンチャー企業LifeOnは日本で最初のビジネス特化型SNを立ち上げた企業。ネットを道具として利用し、対面イベントを重視する展開。
- 独立型の大型SNSは投資収益という視点から見ると、収益性は低い。そこで、システム販売の形式により収益を確保しようとし生まれたのが「トモモト」
↑150人の壁の根拠が不明
�┿葦曠灰潺絅縫謄�・サロン
- 全国百貨店の売上減少の中、老舗の三越は2004年10月にコミュニティサロンをオープン。電子店舗、実店舗、ネット上のコミュニティサロン、本店の物理的なサロンスペース、この4つの連携で三越コミュニティ・サロンは成り立っている
- ビジネスモデル…一つの新しいコミュニティが出来て、その中で住民同士の相談が行われ、それに対応したガイドやコンシェルジェ風の相談窓口を設けて売上効果を向上させるコンセプト（コンサルティング営業形式？）
- 物理スペースでは会員限定企画をおこなう。パソコン教室、健康相談講座、クラブ活動などなど。ネット上のコミュニティサロンではブログを中心に成り立っている。オフ会を行うたびにコメント数が増える傾向…ネットとリアルイベントの相乗効果が現れている
- 厳選された社員ブログも人気。売り場の販売主張は1/5程度であり、社員の個人経験を語るタイプの情報発信スタイル。顧客の自己表現と社員の自己表現が組み合わさった空間
- 従来のリアルイベントでは60〜70代、ブログでは20〜30代、コミュニティサロンのイベントとは50台の団塊世代と、異なる顧客層を上手くつかんでいる。将来1万人程度の質の良い社交クラブを目指しており、雑多なコミュニティは想定外
- 三越コミュニティ・サロンはブランドコミュニティ（参加者同士の会話、クチコミ）と知識コミュニティ(ガイド・コンシェルジェ)の融合に挑戦している
��メイプル��
B食倶楽部- 2004年11月ブログベースのSNS、B食倶楽部をオープン（NTTデータのDoblogをベース）＋システム販売権を獲得
- 「オンラインコミュニティは最初は盛り上がるが必ず萎んでいくため、飽きがくる傾向をいかに克服するか」を考えていた。「顧客の増加→広告で儲ける」ではない展開を想定、「コミュニティが育てばビジネスが後からついてくる」という亜プローチ（←甘くない？）
- 新鮮な情報が外部から入ってこないと停滞する、新しい参加者と外からの情報が入りやすいことが重要
- ブログに記事を書けば、自動的に飲食店情報がデータベース化される機能、入会は招待制、招待した人とされた人は自動的に「お友達」に、ブログはネットにフル公開だが会員がログインしたときにのみ表示される情報と機能もある、飲み会や趣味の話は会員のみが閲覧できる安心感
- DBの更新が会員達によって責任強く行われる傾向
- SNSでDBという発想は強いかと
��ソーシャルチューンズ
2005年11月25日(金) 09:56:23 Modified by zin941_9x19