最終更新:ID:KYOlSh39dg 2022年06月22日(水) 23:54:24履歴
作者:CWSD
「俺と付き合ってください!」
とあるアパートの一角。部屋主であるデュエリストの青年が愛の告白をしていた。
その相手の、茶色い短髪に黒縁のメガネをかけた少女はベッドに腰掛けたまま読んでいた書物から視線だけを青年に向ける。
ボーイッシュな顔立ちの少女は人間ではない。《地霊使いアウス》と呼ばれるカードの精霊だ。
「……なんで私?」
アウスは特に表情を変えることなく、自身の持ち主である青年に問いかける。
「それは」
「私なんかよりウィンの方が素直だし、エリアの方が女の子っぽい。ヒータだって可愛げがある。キミだって知ってるでしょ?」
青年が答える前にアウスは他の霊使いの名前を挙げていく。
確かに、挙げられた彼女達と比べてアウスは地味だという評価だ。今だって告白された直後だというのに冷たい態度をとっている。
「そんなことない! 俺はアウスが一番可愛いと思ってる!」
が、青年はアウスへの気持ちを変えることはなかった。
再度告白してくる使い手に、アウスは一瞬首を傾げてから何かに納得した。
「ああ、これが目当てですか。男の人って好きですものね」
アウスは本を置くと、自分の胸部を持ち上げる。
顔だけなら少年にも間違えられるが、身体付きは霊使いの誰よりも育っている。たわわに実った果実には青年も目を奪われる、が今はそんなことを言ってる場合ではない。
「それもそうだけど……いや、俺とアウスは長いこと一緒にやってきたからよく知ってる! 本にしか興味なさそうで本当は他人のことを見ているところとか! 俺にはお前しかいないんだ! 好きだアウス!」
三度目の告白の言葉を叫ぶ。
マスターの真剣な眼差しに、アウスは目を点にした後でようやく本気の告白を信じることにした。
「……そこまで言うなら」
「本当か!?」
「ええ。私のことがそんなに好きなら、物好きなマスターのこぃ、びとになります……仕方ないですね!」
アウスは嬉しさと気恥ずかしさで、言葉をつっかえながらもドヤ顔で告白を受け入れた。
実はアウスもずっと側で使えながらマスターのことが好きになっていた。
が、人間と精霊であることと、自分が霊使いの中で最も地味なことから気持ちを隠していたのだ。
「あ、アウス!!」
「きゃっ!?」
想い成就した、ということでマスターは感極まってアウスを抱き締めていた。丁度ベッドに座っていたこともあり、押し倒す形でそのまま口付けを交わす。
突然の行為に驚くアウスだが、そのまま受け入れて舌と舌を絡める。
精霊とはいうものの、アウスは普通の女の子と変わらない大きさで、人と変わらない温もりを感じることが出来た。
「ん……んちゅ、ちゅぱ……ぷはっ。け、結局やることはやるんですね」
「ご、ごめん! 嫌だったか?」
口を離したアウスは、荒い息遣いのままジト目でマスターを見つめた。
流石にことを急ぎ過ぎたと我に返ったマスターが顔を青ざめさせる。
しかし、アウスはマスターを逆に押し倒し返すと、ふっと小さく笑う。
「嫌なら引きはがしてます。人間が精霊の力に勝てるとでも?」
彼女もこれまでマスターへの好意を隠し持っていたのだ。冷静なように見えて、眼鏡の奥の瞳はすっかり情念の火を灯していた。
アウスはベッドから降りてマスターを座らせると、ズボンのチャックを開けて逸物を取り出させた。
「わ、わぁ……」
しっかりとそそり立つ肉棒をアウスは凝視する。初めて見るグロテスクな形を、嫌悪感を示さずに細い指で撫でまわす。
ピクピクと小さく反応する逸物と、切なそうに感じているマスターをアウスは可愛いとすら思えていた。
「確か、こうですよね」
アウスは自慢の知識から最適解を引っ張り出す。
縦縞のセーターを胸元まで上げ、逸物を豊満な胸で包み込んだのだ。そのままアウスはセーターごと胸を上下させてすっかり見えなくなった逸物を扱きあげる。
俗にいうパイズリという奴だ。
「こんなの、何処で覚えたんだ……?」
「マスターが持ってたエッチな本とかですね」
「えぇ……」
自分の秘密の品がバレてることにショックを受けつつ、青年はアウスの巨乳の温もりを堪能していた。
むにゅむにゅと挟まれる肉圧と谷間の汗が潤滑油となり、一生感じていたいほどの柔らかな刺激。まるで天国のような感覚だったが、長くは持たなかった。
「あ、アウス! これ以上は……出る!」
「へっ?」
青年が叫ぶと同時に絶頂を迎え、肉棒の先からはドロドロとした液体がビューッと吹き出してアウスのセーターと胸を内側から汚していった。
アウスも何が起きたのか一瞬分からなかったが、自分の胸に出されたものが精液だと気付き指で掬った。
「これがマスターの精液……」
服を汚されたことなど一切気にせず、アウスはうっとりと液体を見つめて口に含んだ。
「……美味しくない」
「そりゃそうだろうよ」
出したのは自分だけど、勝手に飲んでマズそうにする恋人に青年はツッコミを入れざるをえない。
「嫌なら飲まなくても」
「嫌とは言ってません。その内慣れます。フェラだってちゃんと出来ますから」
アウスは汚されたセーターを脱ぐ。
ぷるんっ! と揺れる二つの果実。今まではセーター越しの膨らみでしか見えなかったものが、目の前で露わになった。
先端は綺麗な桜色がぷっくりと膨らみ、内側は自分が吐き出した白濁で汚されていた。その背徳感のあまり再び肉棒が元気を取り戻していく。
「……やっぱり好きなんじゃないですか」
「そりゃ、アウスのおっぱいだからな」
「なんですかそれ」
先程自分が言った通りじゃないか、とアウスはマスターの露骨な視線と反応に呆れ顔を見せる。
内心では、今まで邪魔だったものがマスターの役に立てることが嬉しいのだが。
そんな照れ隠しも分かり切っているという風に青年は再びアウスをベッドの上に引き込む。
「次はアウスの中に入れたい」
「ええ。どうぞ」
アウスが下に履いているスパッツには染みが出来ていた。パイズリをしている内にアウスも感じてしまっていたようだ。
青年はスパッツとショーツを脱がし、糸を引く割れ目をジッと見つめた。髪の毛と同じく茶色い毛が生えそろう下にはぷっくりと肉豆が膨らんでいる。
「あんまりまじまじと見ないで……」
「アウスだって俺のチ〇コ見つめてたくせに」
アウスのムッツリ具合に青年は微笑ましく思いながら、すっかり愛液で濡れた秘所にゴムを被せた肉棒を宛てがう。そのまま、彼女が痛くないようゆっくりと入れていった。
キュウキュウと締め付けていく肉壁を進んでいき、途中で止まる。
「じゃあ」
「ええ。私の初めて、マスターに捧げます♥」
アウスの了承を得て、処女膜を突き破った。
実体を持つ精霊ならではだが、破瓜の血もしっかりと流れる。普通の女の子と何も変わらぬことに、改めて愛らしさを覚え青年はアウスの頭を撫でながら口付けを交わした。
「大丈夫か?」
「ええ。マスターが優しくしてくれたおかげで」
こういう時、普段のアウスなら皮肉交じりで返してくるだろう。が、今は恋人同士だ。愛の籠った言葉に青年はまたアウスの頭を撫でる。
痛みが引いたところで、いよいよ腰を動かし始めた。
「あっ、ああああっ! マスター! マスターぁっ♥♥」
逸物が膣壁を擦る度に、アウスが性感に喘ぎマスターを呼ぶ。
いつも呼ばれ慣れてるはずなのに、聞いたことのない声色に青年の情欲は更に掻き立てられていく。
「アウス! お前は可愛いぞ! 誰よりも可愛い!」
「ひぃあっ!? あああああぁぁぁぁぁっ!!」
目の前で華奢な身体が震え、胸部の果実が上下に揺れる。
青年はアウスの巨乳をしっかりと掴んで強く揉む。乳首を指で転がし、ピンと弾くとアウスの反応は更に激しくなる。
「おっぱいで感じてるのか! アウスだって! おっぱい好きなんじゃないか!」
「あっあっあ゛っ♥ こんなはずじゃっ♥ 私、初めてなのにっ♥♥♥」
胸の感度が強いことと、マスターに責め立てられることでアウスは羞恥で顔を赤く染める。
それでも気持ちよさに抗うことは出来ない。嬌声を堪えようとしても耐え切れず、はぁはぁと息を荒げた。
じゅぷじゅぷと音を立てながら奥を突く肉棒を膣壁は逃がさんとばかりに締め付けていく。
「アウス! アウス!」
「マスターっ♥♥♥」
互いに愛する者の名前を呼び合う。
初めてだというのに行為の激しさは増すばかりで、やがて限界を迎える。
「マスターっ! 私もうっ! 一緒にイッて!」
「ああ! 俺もっ! イクッ!」
アウスは咄嗟に主の腰に足を巻き付け腰を押し付ける。
青年もアウスと同時に絶頂を迎えるよう、彼女の乳首を強く引っ張った。
「あ゛っ♥ ん゛お゛っ♥ あ゛あ゛ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥」
「ぐぅぅぅっ!」
青年が雄の本能的にアウスを孕ませんと避妊具の中に射精する。
同時にアウスも絶頂を迎え、舌を出しながら上体を仰け反らせた。結合部からは透明な液をピュッピュッと吹き出させている。
「はぁぁぁ……ま、マスター……気持ちよかったです♥」
「俺もだぞ、アウス」
主従でありながら恋人となったアウスらは繋がったまま、絶頂の余韻に浸りながら唇を重ねた。
◇◆◇
「やっと付き合い始めたんだ。アウス達」
カードの精霊たちが住む精霊界。
アウスの使い魔であるデーモンビーバーから一部始終を聞いたエリアが呆れた風に呟いた。
「好きなのバレバレなのにアウスの頭が固いからな」
その隣で、サンドイッチを頬張りながらヒータがエリアに追随する。
「私達と比べて地味だとか可愛くないとか。そんなことないのにねー」
最後にウィンが笑いながら使い魔のプチリュウの背を撫でる。
アウスの仲間である霊使いの彼女達。だが、実はマスターはアウスとは別であった。そんな彼女達から見てもアウスと彼女の使い手が相思相愛なのは簡単に察せられたのだ。
「まぁでもこれでアウスの面倒くささもなくなるといいけどね。ビーバーちゃんもお疲れ」
エリアは苦笑しながら、面倒な主人らの関係を間近で見続けたデーモンビーバーを労った。
その一方で、事後の2人は。
「いやー、アウスがここまで乱れるなんて」
「言わないでください! 自分でも驚いてるんだから!」
冷静さを取り戻したアウスが自分の痴態にショックを受けていたのであった。
こういう面倒臭いところも、立派に可愛いんだけどなぁと青年はアウスを微笑ましく見つめていた。
「俺と付き合ってください!」
とあるアパートの一角。部屋主であるデュエリストの青年が愛の告白をしていた。
その相手の、茶色い短髪に黒縁のメガネをかけた少女はベッドに腰掛けたまま読んでいた書物から視線だけを青年に向ける。
ボーイッシュな顔立ちの少女は人間ではない。《地霊使いアウス》と呼ばれるカードの精霊だ。
「……なんで私?」
アウスは特に表情を変えることなく、自身の持ち主である青年に問いかける。
「それは」
「私なんかよりウィンの方が素直だし、エリアの方が女の子っぽい。ヒータだって可愛げがある。キミだって知ってるでしょ?」
青年が答える前にアウスは他の霊使いの名前を挙げていく。
確かに、挙げられた彼女達と比べてアウスは地味だという評価だ。今だって告白された直後だというのに冷たい態度をとっている。
「そんなことない! 俺はアウスが一番可愛いと思ってる!」
が、青年はアウスへの気持ちを変えることはなかった。
再度告白してくる使い手に、アウスは一瞬首を傾げてから何かに納得した。
「ああ、これが目当てですか。男の人って好きですものね」
アウスは本を置くと、自分の胸部を持ち上げる。
顔だけなら少年にも間違えられるが、身体付きは霊使いの誰よりも育っている。たわわに実った果実には青年も目を奪われる、が今はそんなことを言ってる場合ではない。
「それもそうだけど……いや、俺とアウスは長いこと一緒にやってきたからよく知ってる! 本にしか興味なさそうで本当は他人のことを見ているところとか! 俺にはお前しかいないんだ! 好きだアウス!」
三度目の告白の言葉を叫ぶ。
マスターの真剣な眼差しに、アウスは目を点にした後でようやく本気の告白を信じることにした。
「……そこまで言うなら」
「本当か!?」
「ええ。私のことがそんなに好きなら、物好きなマスターのこぃ、びとになります……仕方ないですね!」
アウスは嬉しさと気恥ずかしさで、言葉をつっかえながらもドヤ顔で告白を受け入れた。
実はアウスもずっと側で使えながらマスターのことが好きになっていた。
が、人間と精霊であることと、自分が霊使いの中で最も地味なことから気持ちを隠していたのだ。
「あ、アウス!!」
「きゃっ!?」
想い成就した、ということでマスターは感極まってアウスを抱き締めていた。丁度ベッドに座っていたこともあり、押し倒す形でそのまま口付けを交わす。
突然の行為に驚くアウスだが、そのまま受け入れて舌と舌を絡める。
精霊とはいうものの、アウスは普通の女の子と変わらない大きさで、人と変わらない温もりを感じることが出来た。
「ん……んちゅ、ちゅぱ……ぷはっ。け、結局やることはやるんですね」
「ご、ごめん! 嫌だったか?」
口を離したアウスは、荒い息遣いのままジト目でマスターを見つめた。
流石にことを急ぎ過ぎたと我に返ったマスターが顔を青ざめさせる。
しかし、アウスはマスターを逆に押し倒し返すと、ふっと小さく笑う。
「嫌なら引きはがしてます。人間が精霊の力に勝てるとでも?」
彼女もこれまでマスターへの好意を隠し持っていたのだ。冷静なように見えて、眼鏡の奥の瞳はすっかり情念の火を灯していた。
アウスはベッドから降りてマスターを座らせると、ズボンのチャックを開けて逸物を取り出させた。
「わ、わぁ……」
しっかりとそそり立つ肉棒をアウスは凝視する。初めて見るグロテスクな形を、嫌悪感を示さずに細い指で撫でまわす。
ピクピクと小さく反応する逸物と、切なそうに感じているマスターをアウスは可愛いとすら思えていた。
「確か、こうですよね」
アウスは自慢の知識から最適解を引っ張り出す。
縦縞のセーターを胸元まで上げ、逸物を豊満な胸で包み込んだのだ。そのままアウスはセーターごと胸を上下させてすっかり見えなくなった逸物を扱きあげる。
俗にいうパイズリという奴だ。
「こんなの、何処で覚えたんだ……?」
「マスターが持ってたエッチな本とかですね」
「えぇ……」
自分の秘密の品がバレてることにショックを受けつつ、青年はアウスの巨乳の温もりを堪能していた。
むにゅむにゅと挟まれる肉圧と谷間の汗が潤滑油となり、一生感じていたいほどの柔らかな刺激。まるで天国のような感覚だったが、長くは持たなかった。
「あ、アウス! これ以上は……出る!」
「へっ?」
青年が叫ぶと同時に絶頂を迎え、肉棒の先からはドロドロとした液体がビューッと吹き出してアウスのセーターと胸を内側から汚していった。
アウスも何が起きたのか一瞬分からなかったが、自分の胸に出されたものが精液だと気付き指で掬った。
「これがマスターの精液……」
服を汚されたことなど一切気にせず、アウスはうっとりと液体を見つめて口に含んだ。
「……美味しくない」
「そりゃそうだろうよ」
出したのは自分だけど、勝手に飲んでマズそうにする恋人に青年はツッコミを入れざるをえない。
「嫌なら飲まなくても」
「嫌とは言ってません。その内慣れます。フェラだってちゃんと出来ますから」
アウスは汚されたセーターを脱ぐ。
ぷるんっ! と揺れる二つの果実。今まではセーター越しの膨らみでしか見えなかったものが、目の前で露わになった。
先端は綺麗な桜色がぷっくりと膨らみ、内側は自分が吐き出した白濁で汚されていた。その背徳感のあまり再び肉棒が元気を取り戻していく。
「……やっぱり好きなんじゃないですか」
「そりゃ、アウスのおっぱいだからな」
「なんですかそれ」
先程自分が言った通りじゃないか、とアウスはマスターの露骨な視線と反応に呆れ顔を見せる。
内心では、今まで邪魔だったものがマスターの役に立てることが嬉しいのだが。
そんな照れ隠しも分かり切っているという風に青年は再びアウスをベッドの上に引き込む。
「次はアウスの中に入れたい」
「ええ。どうぞ」
アウスが下に履いているスパッツには染みが出来ていた。パイズリをしている内にアウスも感じてしまっていたようだ。
青年はスパッツとショーツを脱がし、糸を引く割れ目をジッと見つめた。髪の毛と同じく茶色い毛が生えそろう下にはぷっくりと肉豆が膨らんでいる。
「あんまりまじまじと見ないで……」
「アウスだって俺のチ〇コ見つめてたくせに」
アウスのムッツリ具合に青年は微笑ましく思いながら、すっかり愛液で濡れた秘所にゴムを被せた肉棒を宛てがう。そのまま、彼女が痛くないようゆっくりと入れていった。
キュウキュウと締め付けていく肉壁を進んでいき、途中で止まる。
「じゃあ」
「ええ。私の初めて、マスターに捧げます♥」
アウスの了承を得て、処女膜を突き破った。
実体を持つ精霊ならではだが、破瓜の血もしっかりと流れる。普通の女の子と何も変わらぬことに、改めて愛らしさを覚え青年はアウスの頭を撫でながら口付けを交わした。
「大丈夫か?」
「ええ。マスターが優しくしてくれたおかげで」
こういう時、普段のアウスなら皮肉交じりで返してくるだろう。が、今は恋人同士だ。愛の籠った言葉に青年はまたアウスの頭を撫でる。
痛みが引いたところで、いよいよ腰を動かし始めた。
「あっ、ああああっ! マスター! マスターぁっ♥♥」
逸物が膣壁を擦る度に、アウスが性感に喘ぎマスターを呼ぶ。
いつも呼ばれ慣れてるはずなのに、聞いたことのない声色に青年の情欲は更に掻き立てられていく。
「アウス! お前は可愛いぞ! 誰よりも可愛い!」
「ひぃあっ!? あああああぁぁぁぁぁっ!!」
目の前で華奢な身体が震え、胸部の果実が上下に揺れる。
青年はアウスの巨乳をしっかりと掴んで強く揉む。乳首を指で転がし、ピンと弾くとアウスの反応は更に激しくなる。
「おっぱいで感じてるのか! アウスだって! おっぱい好きなんじゃないか!」
「あっあっあ゛っ♥ こんなはずじゃっ♥ 私、初めてなのにっ♥♥♥」
胸の感度が強いことと、マスターに責め立てられることでアウスは羞恥で顔を赤く染める。
それでも気持ちよさに抗うことは出来ない。嬌声を堪えようとしても耐え切れず、はぁはぁと息を荒げた。
じゅぷじゅぷと音を立てながら奥を突く肉棒を膣壁は逃がさんとばかりに締め付けていく。
「アウス! アウス!」
「マスターっ♥♥♥」
互いに愛する者の名前を呼び合う。
初めてだというのに行為の激しさは増すばかりで、やがて限界を迎える。
「マスターっ! 私もうっ! 一緒にイッて!」
「ああ! 俺もっ! イクッ!」
アウスは咄嗟に主の腰に足を巻き付け腰を押し付ける。
青年もアウスと同時に絶頂を迎えるよう、彼女の乳首を強く引っ張った。
「あ゛っ♥ ん゛お゛っ♥ あ゛あ゛ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥」
「ぐぅぅぅっ!」
青年が雄の本能的にアウスを孕ませんと避妊具の中に射精する。
同時にアウスも絶頂を迎え、舌を出しながら上体を仰け反らせた。結合部からは透明な液をピュッピュッと吹き出させている。
「はぁぁぁ……ま、マスター……気持ちよかったです♥」
「俺もだぞ、アウス」
主従でありながら恋人となったアウスらは繋がったまま、絶頂の余韻に浸りながら唇を重ねた。
◇◆◇
「やっと付き合い始めたんだ。アウス達」
カードの精霊たちが住む精霊界。
アウスの使い魔であるデーモンビーバーから一部始終を聞いたエリアが呆れた風に呟いた。
「好きなのバレバレなのにアウスの頭が固いからな」
その隣で、サンドイッチを頬張りながらヒータがエリアに追随する。
「私達と比べて地味だとか可愛くないとか。そんなことないのにねー」
最後にウィンが笑いながら使い魔のプチリュウの背を撫でる。
アウスの仲間である霊使いの彼女達。だが、実はマスターはアウスとは別であった。そんな彼女達から見てもアウスと彼女の使い手が相思相愛なのは簡単に察せられたのだ。
「まぁでもこれでアウスの面倒くささもなくなるといいけどね。ビーバーちゃんもお疲れ」
エリアは苦笑しながら、面倒な主人らの関係を間近で見続けたデーモンビーバーを労った。
その一方で、事後の2人は。
「いやー、アウスがここまで乱れるなんて」
「言わないでください! 自分でも驚いてるんだから!」
冷静さを取り戻したアウスが自分の痴態にショックを受けていたのであった。
こういう面倒臭いところも、立派に可愛いんだけどなぁと青年はアウスを微笑ましく見つめていた。
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