PCゲーム「カスタムメイド3D2」「カスタムオーダーメイド3D2」用のMOD制作情報まとめです。



カテゴリ(カテゴリー)とは


各アイテムには、エディット画面で分類する為の「カテゴリ」が設定されています
(カテゴリ名の詳細はmenuの項目参照)。

もちろん目当てのアイテムを探しやすくする為ですが、CM3D2では1つのアイテムスロットに
付けられるアイテムは1つだけという制約がある為、衣装によってはスロット不足を補うために
見た目の取り付け位置とは違うカテゴリが設定されている場合もあります(手持ち武器が背中アクセだったり)。

また、複数の衣装が重なる場合のアイテム消去指定も、カテゴリを基準に設定されています
(ワンピースはトップス・ボトムス・水着を外してブラジャーをマスクする等)。

カテゴリ特性


・カテゴリごとに動作特性がある為、同じモデルでも設定したカテゴリによって機能に制約を受ける。

・シェイプキーは全てのカテゴリで使用可能だが、表情用のキーは顔以外のカテゴリに入れても連動しない(連動させるMODプラグインあり)。

・アタッチは全てのカテゴリで使える。ボディ足元の原点を吸着位置として作る必要あり。
 bodyボーンが使えないカテゴリはアタッチして使う場合が多い。

エディット種別(カテゴリ)解説
顔(head)●顔用ボーンで動く。COM以降で複数バージョンあり。●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。
●アタッチポイント「眼鏡」「額」「鼻」「歯」「耳たぶ右」「耳たぶ左」あり。
●公式モデルに存在する表情シェイプキー全てが入っていないとエラーになる。
 ダミーのキーを入れておくだけでもOKだが、Blenderでのエクスポート時には
 動きの無いシェイプキーは削除されるので注意(削除のチェックを外せば回避できる)。
●顔のテクスチャのうちskinのtex名は、model名を元にした命名規則に準じた
 全種類が揃っていないとエラーになる(menuでフリーカラーのみの設定も可能)。
眉(mayu)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。
目(eye)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。
目ハイライト(eye_hi)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。
白目(eyewhite)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。●COMのGPフェイスから追加されたカテゴリ。
ほくろ(hokuro)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。
唇(lip)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。
歯(accha)●顔のアタッチポイント「歯」にアタッチする。●bodyボーンも一応動くが位置や角度がズレる。
頬のツヤ(facegloss)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。●COMのGPフェイスから追加されたカテゴリ。
ノーズライン(Nose)●顔モデルに貼るテクスチャのみ。●COMのGPフェイスから追加されたカテゴリ。

・共通仕様として、髪のmodel名(厳密にはオブジェクト名)を元にした命名規則に準じた全色(プリセット色+フリーカラー)の
 テクスチャを用意しないとエラーになる(menuでフリーカラーのみの設定も可能)。
・各髪アイテムのmenuから呼ばれる髪色menu「_I_haircolor_*.menu」に全髪カテゴリのマテリアル設定が入っているので
 1つの髪カテゴリだけ設定を変更しようとしても、他の髪カテゴリを付け替えた際に設定が上書きされてしまう。
 設定の上書きを避けたい場合は、マテリアルを追加して0番以外を使うのが楽(髪のハイライト設定に工夫が要る)。
・bodyボーンも一応動くが、位置や角度がズレる。
エディット種別(カテゴリ)解説
前髪(hairf)●前髪用ボーンで動く。
●アタッチポイント「アホ毛」「髪飾り」「もみあげ左」「もみあげ右」あり。
後髪(hairr)●後髪用ボーンで動く。
横髪(hairs)●横髪用ボーンで動く。
エクステ髪(hairt)●エクステ用ボーンで動く。●hairp(ポニテ)とhairt(ツインテ)の2種類。
●リボン用アタッチポイント「お下げ1」「お下げ2」あり。
 エクステが無い状態でリボンを選ぶと、強制的に公式ポニーテールが追加される。
アホ毛(hairaho)●前髪のアタッチポイント「アホ毛」にアタッチする。

身体

エディット種別(カテゴリ)解説
肌(skin)●bodyモデルに貼るテクスチャのみ。●公式の全色(プリセット色+フリーカラー)の
テクスチャを用意しないとエラーになる(menuでフリーカラーのみの設定も可能)。
乳首(chikubi)●bodyボーン使用可能。●公式の全色(プリセット色+フリーカラー)の
テクスチャを用意しないとエラーになる(menuでフリーカラーのみの設定も可能)。
タトゥー(acctatoo)●bodyモデルに貼るテクスチャのみ。menuのテクスチャ合成の項目参照。
アンダーヘア(underhair)●menuで呼び出すアンダーヘア用モデルに貼るテクスチャのみ。●bodyボーン使用可能。モデル差し替えも可能。
ボディ(body)●BodyCategoryAddプラグイン導入時に限り、公式ボディをMODモデルに変更可能。
●アタッチポイント「乳首左」「乳首右」「へそ」「クリトリス」「ヴァギナ」「アナル」あり。
 ボディMODには独自のアタッチポイントを増設している物もあるが、アイテム側で
 増設ポイントを指定すると未対応ボディではエラーが出るので要注意。
●股間のモザイクは、別のモザイク用モデルをmenuから呼び出して装着している。
●度々のアップデートでIKボーンが追加されている。古いボディMODを使う場合は要注意。
爪(accNail)●bodyモデルに貼るテクスチャのみ。●COMから追加されたカテゴリ。

服装

・服装カテゴリの殆どはbodyボーンが使えるが、公式衣装には最低限のボーンしか入っていないので、
 衣装MODの改造元にする場合は注意(トップスは上半身ボーンだけ、靴下は脚部ボーンだけ等)。
 ちなみにBlenderでの出力設定を「アーマチュア」にして出力すれば全身ボーンも足してくれる。
エディット種別(カテゴリ)解説
帽子(acchat)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンに連動する。
ヘッドドレス(headset)●bodyボーン使用不可。●headボーンに連動する。
トップス(wear)●bodyボーン使用可。●スカートボーンの動きが少し鈍くなる。
ボトムス(skrt)●bodyボーン使用可。●めくれ前/後が使用可能。
ワンピース(onep)●bodyボーン使用可。●めくれ前/後が使用可能。
水着(mizugi)●bodyボーン使用可。●ずらし使用可能。
ブラジャー(bra)●bodyボーン使用可。
パンツ(panz)●bodyボーン使用可。●ずらし使用可能。
靴下(stkg)●bodyボーン使用可。
靴(shoe)●bodyボーン使用可。

アクセサリー

各カテゴリのアイテムスロットは1つだけだが、例外的に複数スロットを持つカテゴリもある。
アタッチのみでbodyボーンが使えないカテゴリが多いので注意。
公式アイテムはカテゴリ毎に使うアタッチポイントが決まっているが、MODでは自由に変更可能。
エディット種別(カテゴリ)解説
前髪(acckami)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンのスケール変更に連動する。
●アイテムスロット3つあり。●前髪のアタッチポイント「髪飾り」「もみあげ左」「もみあげ右」に付ける。
メガネ(megane)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンのスケール変更に連動する。
●顔のアタッチポイント「眼鏡」に付ける。
アイマスク(acchead)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンのスケール変更に連動する。
●顔のアタッチポイント「眼鏡」に付ける。
鼻(acchana)●bodyボーン使用可。●アタッチ時にheadボーンのスケール変更に連動しない。
●顔のアタッチポイント「鼻」に付ける。
耳(accmimi)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンのスケール変更に連動する。
●アイテムスロット2つあり。●顔のアタッチポイント「耳たぶ右」「耳たぶ左」に付ける。
手袋(glove)●bodyボーン使用可。
ネックレス(acckubi)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●専用首ボーン(Bone_center)の位置で固定(傾かない)。
チョーカー(acckubiwa)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●専用首ボーン(Bone_center)の傾きに追従する。
リボン(acckamisub)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●headボーンのスケール変更に連動する。
●正確にはエクステ髪用リボン。エクステ髪に設定されているアタッチポイント
 「お下げ1」「お下げ2」にアタッチするが、エクステ髪が存在しない場合は
 強制的にポニーテールが追加され、そのアタッチポイントが使われる。
乳首(accnip)●bodyボーン使用不可。●胸ボーンのスケール変更に連動しない。
●アイテムスロット2つあり。●ボディのアタッチポイント「乳首左」「乳首右」に付ける。
腕(accude)●bodyボーン使用可。
へそ(accheso)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●ボディのアタッチポイント「へそ」に付ける。
●bodyボーンのスケール変更に連動しない。
足首(accashi)●bodyボーン使用可。
背中(accsenaka)●bodyボーン使用可。●スカートボーンの動きが少し鈍い。
しっぽ(accshippo)●bodyボーン使用不可(一応動くが位置や角度がズレる)。●専用の親ボーン(Bone_center)を使う。
●bodyボーンのスケール変更に連動しない。●根元がPelvisではなくSpineに連動するので動くとズレやすい。
前穴(accxxx)●bodyボーン使用可。●ボディのアタッチポイント「クリトリス」に付ける。
●bodyボーンのスケール変更に連動しない。
・頭部に付くアクセサリーは頭部の拡大縮小に連動するが、なぜか鼻アクセだけは連動しないので、
 サイズが変わってほしくないアタッチ式アイテムに向いている。
・「背中」「足首」はbodyボーン使用可能で、他カテゴリから消されないので使い勝手が良い。
・エディット画面とスタジオ画面で表記が違う物あり。「アクセ前髪→ヘアピン」「手袋→グローブ」「前穴→クリトリス」等。

内部処理のみのアクセサリー

公式ダンスや各種イベント、夜伽で使われる小道具。
エディット画面には表示されないが、公式スタジオで呼び出せる物もある。
アイテムMODで使う場合は専用の消去menuも必要。
種別(カテゴリ)解説
手持ちアイテム(handitem)●bodyボーン使用不可。●専用の親ボーン(Bone_center)を使う。●アイテムスロット2つあり。
●IKボーン「_IK_handR」「_IK_handL」にアタッチして使う(アタッチ無しだと位置が狂う)。
アナル(accanl)●bodyボーン使用不可。●ボディのアタッチポイント「アナル」に付ける。
バイブ(accvag)●bodyボーン使用不可。●ボディのアタッチポイント「ヴァギナ」に付ける。
拘束上(kousoku_upper)●bodyボーン使用可。
拘束下(kousoku_lower)●bodyボーン使用可。
モザイク(moza)●bodyボーン使用可。●股間にフィットする薄膜状のモデル。ボディのmenuで呼び出される。
精液・腹(seieki_hara)
defセットアイテム?

カテゴリによる衝突判定の違い

通常の揺れボーン(ダイナミックボーンではない物)の衝突判定は
インストールフォルダ直下「GameData」フォルダの「system.arc」内、「hitcheck」フォルダに
「上半身」「下半身」「スカート」「上着」「IK」の5種類のヒットチェック用ファイルあり。

下図はCM3D2用の衝突判定をBlender用スクリプトで可視化した物。赤い球体が位置と範囲。

夜勤Dさん作「[CM3D2]hitcheck編集ツール」を使えば編集可能だが、「system.arc」を再梱包する必要がある。

ヒットチェックの種類カテゴリ(推測)
上半身帽子、ヘッドドレス、ブラジャー
メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
下半身ワンピース、水着、靴、靴下、パンツ
スカートボトムス
上着トップス
手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
IK不明
注:見た目からの推測なので、正確にわかる人がおられたら修正してください。


・見た目の印象(揺れボーンを置いた時の反応)での分類。参考までに。
衝突判定のある部位
(弾かれる強さ)
衝突判定のあるカテゴリ
頭 (弱)帽子、ヘッドドレス、ブラジャー
メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
首 (強)メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
首 (弱)手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
乳房,鎖骨,上腕 (強)帽子、ヘッドドレス、ブラジャー
メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
乳房,鎖骨,上腕 (中)トップス
手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
背中 (中)トップス
手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
背中 (弱)帽子、ヘッドドレス、ブラジャー
メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
腰 (強)トップス、ボトムス、ワンピース、水着、靴、靴下、パンツ
手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
腰 (中)帽子、ヘッドドレス、ブラジャー
メガネ、アイマスク、前髪アクセ、リボン、耳、鼻、チョーカー、ネックレス、へそ
太股 (中)ボトムス、ワンピース、水着、靴、靴下、パンツ
太股 (弱)トップス
手袋、背中、尻尾、乳首、腕、足首、前穴
・全カテゴリに均等に衝突判定を持たせると処理が重くなる為、
 必要最低限な物だけ用意されているようです。
 大雑把に頭、上半身、下半身で別れていると認識すると良いでしょう。

・上半身の衝突判定は髪と肩周りのめり込み回避等に使われています。
 セーラー襟の背中側を揺れボーンで動かす場合は、上半身の衝突判定が有効なカテゴリを
 選ばないと、揺れた時に背中にめり込んでしまいます。

・下半身の衝突判定は、主にスカートボーン用です。
 CM3D2の場合は範囲が腰から太もも途中までしか無いので、ヒザから下は容赦なく突き抜けます。
 COMの場合はヒザ下にも判定が追加されているので、ロングスカートが突き抜けにくくなっています。

・股間から揺れボーンを垂らす場合は、下半身の斥力が強いカテゴリだと過剰反応して
 形状が崩れてしまうので、あえて判定のないカテゴリを使うのも有効です。

・CM3D2の揺れボーンでは基本的に公式で用意されている衝突判定しか使えませんが、COMの場合はダイナミックボーンに限り
 衝突判定の調整や追加が可能になります(DynBoneEditプラグインかDanceCameraMotionプラグインを使用)。
 COMの髪とスカートはダイナミックボーンが使われており、アイテム毎に専用の物理設定を持っています。


 

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