GGM:Marcy

ランフォード子爵領は子爵の崩御によって大規模な内戦に突入した。
ただひとり戦う姫の運命やいかに。


ルールブック2のワールドセクション240pにある地方です。
二年前の疫病の流行で子爵が倒れた後、領内は6つの勢力に分割され、内戦状態にあります。
現当主のクレア・ウィンスローは領土の片隅に押しやられ、残る地域の領主たちが、互いに覇権をかけて争っています。

クレア領ミスタリア
 非公式な呼び方で、現在でもランフォードの全域はクレア姫のものである。ただし、彼女の実効支配が及んでいる領域はこの範囲に限られている。かろうじて彼女が領地を確保できているのは、隣国のヴァンベルグ伯爵領の援助によるものだ。もちろんヴァンベルグも善意で行っているわけではなく、背後に影響力拡大を狙う聖印教会がいるのは間違いない。
 現在の拠点はミスタリア城。大軍を動員できるのは、城の前のミスタリア渓谷しかないため、少人数の兵でも守りやすい天然の要害である。

ウィンザレア男爵領
 ランフォード西方を占領する最大勢力。とはいえその軍事力のほとんどが、アントリア子爵領から貸し与えられたものであることは誰の目にもあきらかである。アントリア子爵領に習ったウィンザレアの政策は冷酷かつ残忍で、人々から恐れられている。

ギルフィア男爵領
 ウィンザレアに敗れるまではもっともランフォードの覇権に近かった領邦国家。ギルフィアの領主であるモンタギュー男爵はクレアの伯父に当たり、彼女の後見人たるを申し出て拒まれたことがある強欲な男である。ウィンザレアに敗れた戦力を整えるため、聖印教会に接近しているという噂もある。

ストラット自治領
 小さな騎士領に過ぎなかったストラットは、君主であるエリオットが農民反乱の旗頭に担ぎ上げられたことからあれよあれよという間に内乱の渦中に放り出されてしまった。クレア姫に対しては比較的好意的だが、その背後にいるヴァンベルグを警戒しているため、現在のところギルフィアとの間で様子を見ている状態だ。

カットナー
 カットナーはほぼ最悪の状況にあるといってよいだろう。本来の君主だった騎士カットナーは殺され、パンドラを名乗る者たちによって領地はほぼ占領されている。ウィンザレアとは非公式な同盟を結んでいるようだが、公然と混沌を崇拝するカットナーをウィンザレアはもてあましているとも伝えられる。

カサドール男爵領
 男爵領は完全に混沌に呑み込まれ、魔族たちの支配するこの世の地獄となっている。


レギュレーション:
クイックスタート、コンストラクション問わず、レベル1からキャラクターを初期作成。
使用データは現在発刊されているルールブック1、2、アドバンスフォースのすべてを使用可。
国に所属するかどうか、所属を移動するかどうかは任意とする。
PCの管理する国に所属する場合は、該当する国の管理シートに明記すること。
セッションの都合等で一時的に所属する場合は、管理シートに記入する必要はない。

PC作成数:
制限なし、ただし下記条件を満たすこと。
※ロード、メイジ、アーティストのクラスのPCを各1名は作成すること。投影体については作成するかどうかは任意。

国について:
初期作成で自由に作成可。
ただしカサドール男爵領以外の5勢力、または独立勢力のどこに所属するかを設定欄に明記すること。
所属は状況に応じて変更可能だが、変更の履歴を設定欄に明記すること。

ハウスルール:
■カウントの扱いについて
 セッション中に取得したカウントについては、半分をそのセッションで使用した国に、半分を参加したPLで分配(端数切り上げ)すること。
 (例:PCが4人、取得カウントが2350点の場合、使用した国に1175点を、残り1175点を分配して各294点となる)
 国が取得したカウントについては、国管理シートに記入して管理する事。PCが取得したカウントについては、キャラクターシートに記入して管理する事。
■アカデミーサポートについて
 ロードのPCは希望があれば自分の管理する国のアカデミーサポートを、セッションに参加している自国に所属していないPCに、一時的に自国に所属するものとして使用させることが可能である。
■アーティファクトについて
 アーティファクトについては、個人の取得したカウントを消費して取得する事が出来る。ただし、セッションで使用する国の[アーティファクト所有]のレベルを超えている場合、そのセッションでは使用できない。
 国で所有しているアーティファクトについては、セッション参加PCに貸与する事が可能である。

現状はとりあえず以上。他に何かあればMarcyまで投げやがれ。


主要NPC:
グランクレストRPGルールブック2ワールドセクション243p〜245pを参照しやがれ。


キャラクターシート


国管理シート


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