ずんだ虫用新製品説明会【後編】
最終更新：
spacezunda581 2023年01月31日(火) 10:41:25履歴
作者:スペースずんだ 
はじめに
本編
裏方のずんだもん達がアルミ箔で覆われた小型のケースを台に乗せ運んできた。
社長ずんが記者達に見える部分のアルミ箔を剥がすと、中には新製品とずんだ虫が数匹居た。
ずんだ虫A（おい、くちょにんげん！ぼくたちをこんなところに閉じこめてゆるされるとおもってるのだ！？ぶっころちてやるのだ！）
ずんだ虫B（もっとメスずんとヘコヘコさせるのだ！）
社長ずん『このずんだ虫は我が社の技術開発部で飼育している個体で、野生に存在するずんだ虫よりも薬剤耐性が高く、既存の薬品では効果が無いのだ。』
社長ずん『でもこの新製品、ずんアクティブならどれだけ耐性を持とうが意味がないのだ。』
ずんだ虫C (な、なにをいってるのだ？)
社長がリモコンのような物を取り出す
社長『ずんアクティブは二段階に分けて出力を調整できるのだ、まずは弱からいくのだ。』
社長『スイッチ、オン！』
ずんアクティブから電子レンジのような音が鳴り始める
ずんだ虫A (きぶんがわるくなってきたのだ)
ずんだ虫C（おまえ、からだはへーきなのだ？）
虫A（だいじょｩﾌﾞなのだ、あれ？あいつは？）
虫B（ﾍｺヘコさセルのだ ｽﾞんぽきもちいいのだ〜）
2匹のずんだ虫に斑点模様ができ始める
虫B（ｱﾚ?ソコﾆめすガｲﾙﾉﾀﾞ）
虫C（ヤめるﾉﾀﾞ!ボクﾊおすﾅﾉﾀﾞ!!）
虫C（縺?繧後°縺溘☆縺代※!!）
奇声を放った後2匹のずんだ虫は動かなくなった。
虫A（よｸもなかまタチを...ぜったいﾆﾕﾙさﾅｲのだ！）
社長『おお、低出力でも耐えられる奴がいたとは、流石は我が社で飼育されたエリートずんだ虫だけはあるのだ。
そんなお前に敬意を表して出力を更に上げてやるのだ。』
虫A（エ？）
社長ずんがリモコンのつまみを操作しさらに出力を上げる。
すると、ずんだ虫の体表が徐々に融解し始めた
虫A（ｱｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ!!あちゅい！あちゅいよぉ！！）
ずんだ虫の身体は先端部分から徐々に溶け始め、血管、内臓と、身体の内側へとグズグズになっていった。
そこには緑色の、ドロドロに溶けた何かが残った。
裏方ずん達が『ずんだ虫だったもの』を片付ける。
社長ずん『皆様、いかがでしたでしょうか？我が社の新製品の効果を実感いただけましたのだ？』
記者やマスコミは意見が分かれている、といった雰囲気だ。
だが、私はこの製品が売れなかったとしてもこの技術を活かしてより優れた製品を開発する。
それがずんだもんと人類が共存する道だと信じているからなのだ。
一応終わり
社長ずんが記者達に見える部分のアルミ箔を剥がすと、中には新製品とずんだ虫が数匹居た。
ずんだ虫A（おい、くちょにんげん！ぼくたちをこんなところに閉じこめてゆるされるとおもってるのだ！？ぶっころちてやるのだ！）
ずんだ虫B（もっとメスずんとヘコヘコさせるのだ！）
社長ずん『このずんだ虫は我が社の技術開発部で飼育している個体で、野生に存在するずんだ虫よりも薬剤耐性が高く、既存の薬品では効果が無いのだ。』
社長ずん『でもこの新製品、ずんアクティブならどれだけ耐性を持とうが意味がないのだ。』
ずんだ虫C (な、なにをいってるのだ？)
社長がリモコンのような物を取り出す
社長『ずんアクティブは二段階に分けて出力を調整できるのだ、まずは弱からいくのだ。』
社長『スイッチ、オン！』
ずんアクティブから電子レンジのような音が鳴り始める
ずんだ虫A (きぶんがわるくなってきたのだ)
ずんだ虫C（おまえ、からだはへーきなのだ？）
虫A（だいじょｩﾌﾞなのだ、あれ？あいつは？）
虫B（ﾍｺヘコさセルのだ ｽﾞんぽきもちいいのだ〜）
2匹のずんだ虫に斑点模様ができ始める
虫B（ｱﾚ?ソコﾆめすガｲﾙﾉﾀﾞ）
虫C（ヤめるﾉﾀﾞ!ボクﾊおすﾅﾉﾀﾞ!!）
虫C（縺?繧後°縺溘☆縺代※!!）
奇声を放った後2匹のずんだ虫は動かなくなった。
虫A（よｸもなかまタチを...ぜったいﾆﾕﾙさﾅｲのだ！）
社長『おお、低出力でも耐えられる奴がいたとは、流石は我が社で飼育されたエリートずんだ虫だけはあるのだ。
そんなお前に敬意を表して出力を更に上げてやるのだ。』
虫A（エ？）
社長ずんがリモコンのつまみを操作しさらに出力を上げる。
すると、ずんだ虫の体表が徐々に融解し始めた
虫A（ｱｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ!!あちゅい！あちゅいよぉ！！）
ずんだ虫の身体は先端部分から徐々に溶け始め、血管、内臓と、身体の内側へとグズグズになっていった。
そこには緑色の、ドロドロに溶けた何かが残った。
裏方ずん達が『ずんだ虫だったもの』を片付ける。
社長ずん『皆様、いかがでしたでしょうか？我が社の新製品の効果を実感いただけましたのだ？』
記者やマスコミは意見が分かれている、といった雰囲気だ。
だが、私はこの製品が売れなかったとしてもこの技術を活かしてより優れた製品を開発する。
それがずんだもんと人類が共存する道だと信じているからなのだ。
一応終わり
このページへのコメント
いい製品だと思いますが、残ったﾀﾋ骸の始末を考えると、「強」は使いにくいかと思います
また、デモンストレーションにおいては、口頭の説明だけじゃなく、先ずは実際にずんだ虫の薬剤耐性等を見せてからその個体群へ、アルミホイルは記者たちへ見える部分だけじゃなく、完全に取り除いてから、ずんアクティブを使用する
の方がより伝わりやすいかと
非常に有り難いご意見ありがとうございますのだ！
ずんアクティブにはまだまだ『改良』の余地がありそうなのだ...
弱でもずんだもんの心身を蝕んで破壊するとはなかなか強力!!そのうえ強だと末端部から全身が溶けてずんだに成り果てるとか……まさにずんだ虫だけを殺す毒電波!!素晴らしいです!!
あと前編のリンクを載せてほしかったです。
感想ありがとうございます。心身破壊の描写は文字化け等を使って表現してみました。
あと前回のリンクを貼れるよう修正しました。