
風の神獣カリュシアンその人。
本来は妖のものと言われる所謂妖怪のような存在。通常の生命と比べると極めて長寿だが、不死ではない。
遥か昔若い時分、自由を求め自由に振る舞い邪魔なものは実力で排除するいわゆる「ヤンチャ」な妖狐だった。
ある日真の自由を求めた彼女は神に挑むが届かなかった。神は彼女に聖字と風をつかさどる役目を与えた。
なお、奴隷使いの物語の時期になると、彼女の同類は既にほぼ存在しなくなっているようだ。
風をつかさどる役目に従事し仲間と共にある間彼女は不自由であったが満たされていた。満たされた彼女はしがらみなき自由を求めると同時に仲間との縁を失い一人になる事を恐れるようにもなった。
仲間を失うのは恐れるが彼女は長寿であり容赦なく仲間たちは死んでいく。彼女は自身の長寿に苦しんでいる。
ライオス、ノーラをはじめ様々な者たちに風の魔術を教授した。
特にノーラからは慕われており、エンディング後は本当の母娘のように過ごすようになったことが示唆されている。
本編終了後は風の概念レザリアムの声を聴いたナンナに風の神獣の座を譲るものと思われる。
個別エンドでは、奴隷使いに看取られながら、再び巡り合うと誓って穏やかな最期を迎えている。
真奴隷では襲撃者の一人として彼女が死にぞこなった可能性としての姿■■■■■■が登場する。
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