アイリスフィールド Wiki

ウルトラスーパー万能何でも屋は仮の姿、その真の姿は南天王女ロロリアーナ・テスライールである。
…というのも嘘であり、事実はエヴィデンシア家出身の結社の指先である。
エヴィデンシア家で商品として扱われていた頃の彼女は呼び名を持っておらず、本人曰く「粗悪品」の商品であった。
彼女の立ち位置は、定期的に行われる検査の際に一定水準の能力に達しない商品の行く末である「廃棄処分」の寸前である。
故に家中でもセレスタイトと呼ばれ、高い能力を持ち、名前と居場所を与えられた彼女に強烈な劣等感と憧憬を抱いていた。

そんな折、結社は失踪した南天国家の姫であるロロリアーナが死亡したことを知る。
そこで彼女に一つの役割が与えられる。すなわち、夭折したロロリアーナに成り代わり、南天国家へ潜入すること。
名前と居場所が与えられる。それは、まだ名もなき彼女にとっては宿願であり、これまでの自分を殺してでも手に入れたいものであった。
そして彼女は肉体と声を作り変え、そして所作すらもロロリアーナのものを全て覚えてすり替わり、南天国家への潜入を果たす。

しかし南天王には本物のロロリアーナと比べて完璧すぎたことから、自分が偽物であるとバレてしまう。
バレた直後には南天王へせめてもの一撃を食らわせようとしたが、それすらも南天王には弾き落とされる。
そして、反撃の手段を奪われた彼女は短い問答の末、南天王による断罪を待つ。ただ、その心中に去来するのは諦めではなかった。
ここでこのまま死んでしまえば、自分はロロリアーナの偽物として、名前も居場所もないまま死んでしまうことになる。それが嫌だったのだ。

そんな本人曰く「出来の悪い偽物」でしかないロロナを、南天王はロロリアーナとして、娘として受け入れる。
こうして名前も居場所もなく空っぽの存在だった彼女は、南天王女ロロリアーナ・テスライールとして第二の生を受けたのであった。


なお夜の営みに関しては非常に巧者であり、エヴィデンシア家にいたときからその巧さは折り紙付きであった。
その筋の専門家が娼婦としての才能は一流だと評したほどであり、実際に風俗奉仕をエイヴォンで行った際には
基本的に復興支援者側が堕ちる事が多い性豪を相手に全てのシチュエーションで勝利している数少ないPCである。

ちなみに本来の性格かどうかはわからないが、風俗奉仕でも主人公とのベッドシーンでもサディストの片鱗を見せている。


第一部では結社のスパイでありエイヴォンの状況を探りに現れる。
第二部では完全に空気
最終部では南天王の最期を看取り、仲間に加わる。新南天王及び南天王にとどめを刺した人物に対しては少なからぬ思うところがある模様。
上記の通り替え玉と知った上でなお南天王との関係は良好であり、彼はメルディア相手に思いっきり親馬鹿ぶりを披露していたりする。