「素晴らしき国家の築き方」という物語における真の黒幕「悪意」。
第二部という顛末は彼女の私情によって引き起こされたもの。
スーパー大迷惑
自身の能力は不老不死以外にはあまりパッとしないが、配下である「結社」の力で同盟諸国を蝕んでいった。
ガルテノンとウィルフォーズの前国王、フラジアとザスカを殺害した張本人で、「災厄王事変」の引き金も彼女。
「介入者」、つまるところプレイヤーを初期から認知しており、冒頭の選択肢を始めとして度々語りかけてくる。
最終決戦時に
アリアドネの言葉を(ゲーム上の)数字と設定と断じるなど、メタフィクション性が非常に強い存在。
彼女自身の正体は『世界』が白い土から作り出した、人の形をした生命体。存在としては『神』とほぼ同等と思われる。
最終部
グレイを救うと決意した「介入者」により、第二部への布石である生命の宝珠破壊を阻止されて「悪意」として宣戦布告。
乗っ取った南天国家を時間稼ぎの捨て駒にし、偽のセフィラを「結社」の力で製造。大陸に未曾有の危機を作り上げた。
闘いに敗れた後に『姉』の介入を受け、己が生まれた白い『座』に至り『姉』と再開を果たすが「見習い」と仲間達の絆の力に断ち切られ、
愛する子供がかつて自分のために作り上げた復讐の道具、「存在消滅の矢」を受けて消滅した。
本編中では擁護しようのないレベルのどうしようもないわるものな彼女。
「御旗」の一件で『神』に対して復讐を確かに誓ったが、彼女だけでは無力だった。
復讐を忘れ去った頃、
友の夢の成就を希望に立ち上がり、そして孤児の子供達を愛し、愛された。
ここで終われば、過去を忘れてハッピーエンドであったが
その子供達は「優秀過ぎた」。
彼らのママ先生の「かつての夢」を叶えたいという子供たる「純粋さ」と、それを無にすることが出来なかった彼女の「優しさ」こそが「悪意」の源泉とは皮肉というほかない。
このページへのコメント
画像の表情がなんかあれすぎて初見時1発であ、この人怪しいってなっちゃったわ
怖いというかなにか感じる表情
性経験数値だけでも怪しさMAXだよね
バグかとおもった
すばこの主人公サイドで見ているとどうみてもわるものというかくろまくなんだけど、視点変えると一概にそうとも言えないというこの複雑さよ…。
月黄の物語はよ!