本名白雪希
結界に囲まれ鎖国している東方の島国出身 家系が女子に恵まれなかったためユキマルという名の男子として育つ。
父が結界の機密漏洩に関わったとして連座され牢屋で過酷な生活を強いられる。不幸にも男性用の牢であったようだ。
牢から出た後は機密を持ちだしたシヴォルへの復讐を誓い忍びとして様々な技能を身に着ける。
カシンの手引きで海を渡る。
シヴォルを探しにウィルフォーズを訪れた際フロリナと意気投合し斥候として雇用される。
第一部終盤に議会から狙われたメルディアを救助し共にエイヴォンへ滞在する。
メルディアを「メルっち」と呼ぶほどに親交を深め、第二部冒頭でも護衛と補佐を務めていたが、
ガルテノン防衛戦においてメルディアが東方の結界術を使ったことから仇の娘と判明。以後、他の復興支援者たちに指摘されるほどの殺意を抱く。
第二部エンディングでは本編終了後ユーシアと共に北方連合を出奔し南天へ。後にメルディアを惨殺し自殺した。
最終部ではエイヴォン安定期の間にメルディアの素性に気付き南天へ出奔。主人公一行を迎え撃つも敗北、エイヴォンに戻った。
本編終了後はユーシア改めアリア一行に加わり共に冒険する。その際東方開国に協力。
帝国建国にも関り、諜報部を立ち上げている。
実はメルディアとは叔母姪の関係であるが、最終部まで気が付かない。
ちなみに見た目では全く想像できないがメルディアの方が年下。
シヴォル事件
フラジアが機密を盗み出したわけではなく、ユキの父親が自らの意志でフラジアに引き渡したのが真相。
フラジアの大陸での話を聞いたユキの父は、祖国の鎖国文化をこのままにしては破滅に繋がると危惧し、
結界を打ち破るためにフラジアに術式の解析を依頼した。
しかし、秘密裏に行われていたはずの計画はすぐに発覚し、かの悲劇へと移り変わってしまった。
国を想い動いた希望が、国による粛清という絶望に変貌した非常にいたたまれない事件である。
コメントをかく