
ネタバレ
本物の南天の王女ロロリアーナの事。作中故人。
仲間になる方のロロナは死後成り代わった偽物である。
高い知能、南天の剣技を持っていたとされる。
遥か昔ロロリアーナ姫は自身の在り方に従い、家を出た。
南天のルーツであるニエ民に交わり、ボマ族の里リーメイヤのとある家族と暮らすようになる。
家族に生まれた子に女ならカルストーコ、男ならグレアスイルと名付ける事とし、生まれた女子にカルストーコと名付けた。この子がカスコである。
ある日、命奪の魔神が目覚めリーメイヤにやって来るとボマ族はその役割に従ってやってきた魔神を歓待し、死を待つ。
ニエ民でないロロリアーナは彼の在り方に疑問を持ち、戦いを挑む。
彼女の言葉、攻撃の重み、感情は魔神の自我を強めた。疲労した彼女にとどめを刺そうとする本能を制し、彼女に手を差し伸べる。
ロロリアーナと彼は語り合い愛を交わした。彼女との交流によって魔神は意志を獲得する。
ロロリアーナは彼にグレアスイルの名を与えた。
そして命奪の魔神の機能によりボマ族と共に息絶えた。
彼女の死を知った結社はエヴィデンシア家の娘を替え玉にしたてあげた。彼女がロロナである。
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