カダス聖王国

国家情報


国名	カダス聖王国
公用語	アクロ語
国歌	我らの赤い王
国の標語	傷つく者、血を流すものは我らの胸で癒されよ
首都	サラゴサ
国家元首	15代目ムー・トゥーラン
政治体制	「神聖と秘儀の議場」においての、宗教団体血液の兄妹団を盟主とする、その他宗教的集団の長による合議制。
人口	32,742,930(人)
領土	284,667k㎡
GDP	3861億(ドル換算)
通貨	レク

概要

中欧地域に存在する昔ながらの街並みと、様々な民族の生活様式が混在する自然豊かな国

国家運営・インフラについて

【警察、消防、救急】

公共福祉と諸問題

警察や消防、救急医療に関しては、カダス聖王国に国籍のある市民は、無料で受ける権利を持つ。しかし、旅行者や短期滞在者らはこの補償が該当しておらず、警察料金、消防料金、救急医療費が別途で請求されるような仕組みになっている。海外領土については問題がないが、就労ビザなどを用いて労働しに来る人々については、社会福祉を十分に受けるためには、総額にすればかなり高額な費用がかかる。
そのため、下請けとして、警察費用より安い民間
の警護サービス。保険会社などが行っている、救急隊チームの派遣。建築会社による消火事業などが存在するが、それらではまずもって即応性に割く予算が足りず、緊急時には問題がある。それらの問題がマフィアの収入源となっており、度々闇医師による事故や、ノウハウのない消防による被害の拡大などが話題になることも多い。

警察

諜報部第2総局、治安維持軍の管轄する憲兵大隊と呼ばれる軍警。議会、教団、各地域の領主が管轄する刑務警察と、５つの国家レベルの警察組織がある。警察機構は、他の先進諸国と比べてもかなり異色であると言えるだろう。勢いその構成人員数も多く、地方自治体警察を除いた国家レベルの警察組織だけでもその数は10万人に及ぶ。また、対テロ、証拠収集チームなど、特殊作戦群による支援を受け、様々な問題に対応している。また、地方警察ですら、機動隊を有しており。現在PMCであるヴィンシュタイン軍の将兵らを指導に招き、軍隊同然の訓練を行っており、練度は高い。これは国内のテロ組織や、マフィアによる凶悪犯罪に対応するためであり、どちらかというなら市民に対しての安全保障というよりは、軍隊の予備としての使命を持つ。

道路、交通

道路については、景観を守るために最低限の道路しか存在せず、1部アウトバーンや、環状道路が整備されているものの、まだまだ未舗装の道や、舗装はされているものの、狭隘な山道と言った、未発展な部分も多数存在し、大型車の乗り入れについては、あまり向かないため、二輪車や自転車の需要は、他国と比べればかなり高いと言える。大型のバイクに人が座れるような椅子を取り付けたような形状の、いわゆるトゥクトゥクによるタクシー方式はかなり発展しており、観光の際は利用するとよいかもしれない。また、防衛面では、これを利して、侵入が遅滞する自動車化部隊や機甲師団に、個人携行火器、あるいは、軽量の砲火力を用い迎撃するスタイルが取られる。航空、海上輸送については、ギリシャ南端の国際都市。また、ヴィンシュタインから切り取りがなされた区域が特に利便で、空港や湾口も整備されており、ヨーロッパからならばかなり開けた窓が存在するものの、鉄道が小型のものが大半を占めており、あまり多数を乗せることを想定しておらず、国内からの観光にはひと工夫必要。

国内情報

歴史

カダス地域の成立

8世紀半ば、カダス聖王国の原始的な枠組みが成立し始めた。麦類、トウモロコシ、テンサイ、ブドウなどが栽培され、酪農も盛んに行われた農業地域であり、行商が早くから成立し、村の境界は曖昧で、解放的だった。それらの実りは自然から、或いは神からの贈り物であるとされ、初地域に様々な土着の宗教が混在しており、何百もの信仰が存在した。しかし、それらがある一種類の宗派に制圧されるようなことは無かった。何故なら、神が多数居ること。即ち多神教以外の観念がそもそも少なく、タブーの文化が、農業、酪農を行う上で、他の村との強固なチームワークを維持する為に発達し、村、あるいは家族単位で一番頻度が高く祭壇に捧げものをされる神はいたとしても、一番偉い神、などという概念は禁忌とされ、むしろ語られない事により、教皇のような絶対的な上位者はおらず、王の概念が根付かなかった。これは様々な紛争からカダスを守り、暗黒時代のような宗教的盲目から来る文明の停滞を起こさ無かった、という多大な貢献をもたらしたが、代わりに政治、司法の発達は出遅れたままであり、文明はそれなりに根付いたが、絶対的な法律や権威は存在しない、という奇妙な地域を生み出していた。

魔女狩りと宗教弾圧

12世紀以降、他者の宗教には否定せず尊重する、というカダス地域独特の先進的な価値観は、新たな局面と直面した。周辺地域における迫害の開始である。邪教や悪魔崇拝だとされた、様々な学問、信仰、思想、原始的司法がそれによって多く喪われたが、村や町を国や教会により追われた彼らは、寛容なカダス地域に逃げ延び、彼らが兼ねてから信仰していた様々な社会的、科学的システムや、王政、他国の経済について説くと共に、国家、という概念を伝えた。彼らを特に手厚く保護していたのが、サラゴサの民であり、迫害、暴力を受け血を流したままに流れ着いた様々なまつろわぬ民に親愛と憐憫の意を込め、当時村の建築士であった初代ムー・トゥーランと意気投合した、亡命中の数学者エドワード・アントンにより、カダス地域最初の国家、血液の兄妹団が成立。洋式の政治体制を受け入れ、騎士や、軍隊の概念が村の力自慢から職業へと明確化し、同じ民族、観念を持つ、国としての自覚が一気に伝播し、また、個々の宗教は尊重しながらも、似た教義を持つ、或いは、かつてから似た産業で結びついた村をまとめて、教団といった形式で小国家が一気に増加していった。この動きを、パパ・トゥーラン(偉大なる枠組み)と呼び、5代目ムー・トゥーランの治世に至るまで数十を超える国家は乱立した。この際、カダスは様々な言語が氾濫しており、「ヨーロッパ諸国の言語大半が部分的、或いは完全に使用できた。フランス語で朝は。夜は英語で挨拶をされた」という記載が亡命した人々の手記にある。

秘密結社時代

15世紀半ば、小規模国家が乱立、解散を繰り返す中、対外政策について目を向ける者も現れた。
しかし、自由都市や経済同盟程度ならともかく、国家として閉塞したヨーロッパ諸国に対して対等に外交を行う、というのは大航海時代に気炎を上げる諸外国に対しては不可能と言って差し支えなく、かといって実力で征服するほどの余裕もなく、以降の植民地競争に関しても遅れをとることになった。そうした中様々な国家の政策として生まれたのが、秘密結社であった。特に代表的だったのは、ハイドラ教団の教祖、アブドゥル・ダニッチの開いたフクロウの目、と呼ばれた組織である。彼らは言わばスパイであり、アジア、中東、ヨーロッパ地域に国籍を隠して商人として散らばり、軽工業や香辛料の密売、或いは、薬物、嗜好品、火器を販売する店を開き、各地の文化を見聞し、学習した。錬金術、魔術の類も積極的に吸収し、犯罪組織化したものもいくつか存在した。彼らは現代で言うならマフィア、暴力団のようなものと扱われ、様々な革命や虐殺に関わる者もいた事から母国からも忌み嫌われたが、多大な収益と、国際情勢、各地域の文明を持ち帰り、近代化を促す足がかりとして20世紀まで存在した。

統一国家への歩み。

19世紀末、遂に列強諸国から目を向けられるようになったカダス地域の諸国は、連合の可能性を見出した。即ち、バラバラになっていた教団を集めた上での政府を成立させる、という考えである。しかし、否定的な味方をする人物も多く、統一派、分裂派と呼ばれる二極化が深刻となった。分裂派の中で特に影響力のあった、森の智慧派、エイボン一世は特に強固に反発し、「独立の下に統一あり」と主張。統一王国、帝国ではなく、あくまで諸国連合として、各地域の独立を守りながら手を取ることを演説し、統一派の12代目ムー・トゥーランと1897年、カダス聖王国を各地域の代表らによる合議制を残すことを条件として和解し、カダス聖王国が成立した。しかし、課題は山積みだった。列強諸国は新興したカダス聖王国に対して保護、あるいは侵攻と様々な思惑を張り巡らせ、内政の混乱から「血の日」と呼ばれる痛ましい虐殺が国境地域に起こるなどし、富国強兵が加速度的に叫ばれることになった。

富国強兵時代

列強諸国に対抗し、独立を維持するための働きとして、公用語であるアクロ語が成立した。これは現行する様々な言語をまとめたものであり、当時から英語、フランス語、ロシア語、アラビア語、中国語など様々に入り乱れた言語をそのまま学術化したもので、言語学者ナイアル・ラザールが主導して行われた。世界で最も難解な言語と呼ばれており、完成した5月2日、研究チームが三日三晩泣きわめき、それから二日起きてこず、その後丸一日飲み騒いだ、という逸話から現在は5月2日から8日までを休日に定めている。次に、学校である。初等教育が実施され、義務教育が課せられた。英語、算術、国語、歴史、宗教哲学、職業実習が課題であり、先進的な学校教育を導入するために国営の工場、製鉄所などが発展し、工業化する原動力となり、経済が発展した。、いくつかの地域で「出頭制」と呼ばれる徴兵令が敷かれ、軍備を強固なものにすると共に、様々な地域の経典を元にした憲法が生み出され、それによる議会も発展していった。しかし、それら一連の改革には時間を要し、20世紀初頭にようやく完遂することが出来、20世紀後半頃まで改革は続いた。
宗教家ロバート・スォンエンは、これらを「全体主的で絶対的な強引な改革」と批難し、1977年、「豊かなカダスを夢に求めて」という著作で、痛烈に否定し、社会的なムーブメントとして、元の社会に帰ろうとする「復活主義」が熱烈に叫ばれた。

ポリネシア領有とその過程。

近年急速に海運業が発展し、また、徐々に地域国家としての実力を高めたカダス聖王国の中に、列強諸国に対抗するために、領土を拡大しよう、と言った流れがまず生まれた。しかし、アフリカ地域は大半が既に植民地化されており、南洋の果て、ポリネシアか、アフリカのリビア、という選択に迫られた。
しかし、アフリカを領有出来ない理由があった。
それは、単刀直入に言うなれば軍隊の不足である。
リビアの人口は確かに700万人に満たないものであるが、国土に関してはカダス本国に上回り、海に面しているし、当然他国領土と接してしまっている。その事から、本国防御でなら必要にして十分な陸海空軍戦力を割り当てる事で、国土の防御が困難になるのは目に見えており。自国より巨大な国を植民地化しても仕方ない、と議会でも決定がなされ、消去法的にポリネシアへの調査が始まった。言語学者アウギュスト・ダーレス。第三者委員会外交部ランドルフ書記官を伴った陸軍特殊派遣部隊。通称731部隊は、2012年12月9日未明。ポリネシアに上陸。まずは平和的にこの地域のカダスに対する帰属や、友好。保護を申し出た。以下その際の記録

"多くの植民地化というのは、やはり重労働がついてまわるが、カダスの食料自給は国内で既に賄えており、農作物を作れとは強制しない。強いて言うなら軍事的保護の為。また、港を作るために我々に土地を分けてくれ。と、首長デュルビルに交渉した。カダス側は彼らにもポリネシアとしてのアイデンティティがあるのだと考えていたが、彼は『お好きに使いなさい。海や山は我々のものでは無い』とだけ答え、それからぐっすり寝てしまった。彼らはあくまでも村やあるいは一族の単位に関心があるのであって、国という価値観はピンと来ないのだろうし、また、そんなものが無用なのだと、朝になり、晴れ間がでてきた時私は思った。そこは天国だったのだから。天国に国境は必要ない。

中略

生活を便利にするための様々なハイテク・道具や、機械や、あるいは乗り物をカダス聖王国から運び込んだが、先住民は余り興味を示さなかったため、嗜好品や釣具、農具などを売ると、先住民はいたく喜んだ。貨幣については余り理解がなかったが、これまでの旧態依然とした物々交換を、現金という最も頼れる単位にでも行えるよう様々な価値を定めた。
計算が余りにも大変で、先遣隊は皆寝込んだ。
それから、銀行、基地、そして警察、政府、と言った必要な施設を作成したが、それらを特に排外する気は無いらしく、おおらかさで受け入れてくれた。
多分だが、ごっこ遊びくらいに感じていたのだろう。愛しい限りの豊かな精神の民族を見た。

著者カダス聖王国陸軍グシアン軍曹

手記部分了

基本的にはさした大きな反対がある訳ではなく、リゾート地に大々的に開発するというよりは、敢えて元々あったままの自然をクルージング、フィッシング、あるいはバードウォッチングなどを主要なレクリエーションとする事で、伝統的に営まれていた宿泊や、観光業が破綻しないような調整を行うことができ、摩擦がほとんど現れなかった。最後の楽園、と言われるポリネシア地域は、こうして、島民らからは余りカダスが宗主国という意識もなく、かといって現地軍人らが目立った犯罪をする訳でもなく、平和的に一体化することが出来た。『カダスの奇跡』と呼ばれるそれは、しかし海底資源の発見から暗雲を見せた。余りにも無視するには巨大なレアアースが発見されたからである。採掘プラントの建設と自然保護の両立が今の課題である。

政治

現代では、富国強兵時代の全体主義的な急速な改革を反省して、かつてのような各地域、個人の自由を尊重する「分裂主義」に懐古する向きが高まり、伝統的な掟や教義による司法、地方政治の勢いが徐々に強まりをみせ、より寛容かつ牧歌的な文化に立ち返りつつある。数々の喪われた部族、文明、言語、伝統を宿したカダス聖王国では、この地に残る文化を貯蔵するために、「セラエノ図書館」を設置。インターネット、紙、手書きの本は写真や写本として何重にも大量に保管がされており、人類学、民俗学の博物館として非常に人気が高い。しかし、その一方ではかつての強国化、文化の画一化を信じるテロ組織「赤衣の旅団」との戦闘が激化しており、悲劇的なテロが度々話題になることもある。
経済面では、伝統的な農業、酪農が重要な役割を果たす傍ら、秘密結社時代に発達した薬学、香辛料の知識を元に、医薬品や化学調味料が。富国強兵時代に様々な工業製品作成のノウハウが築かれ、電子部品、携帯電話などの製造が発展した。軽火器の販売を行う企業も存在し、銃所持が狩猟、儀式、または護身用などに解禁されているためにそれらの需要も高まりを見せているが、元来よりグレーゾーンと言っていい販売ルートであったことと、組織として犯罪組織化したものも多数存在することから、伝統的な多国籍企業に関しては幾つかが犯罪組織の収入源になっているのでは、という説が存在している。近年は自動車開発に力を入れ始めており、技術者を募集し、ゆくゆくは輸出も視野に入れている。

行政

議会は35名の教団の長により成立し、6年ごとに教団の長は諸地域における更に小領主らを候補者として据えた選挙で選ぶ。小領主の世襲制は認められているが、統治区域の人民から3割以上の署名が寄せられた場合はリコールを行うことが出来る。

議会が出来ること

・外交
・戦争の発起
・緊急事態時の法令の発動
・貿易の摩擦を防ぐための整理

教団の長が出来ること

・地域の治安維持
・地域の立法を選挙で問う
・地域内の公共事業、福祉を充足させる
・保健所を含む衛生施設の承認

小領主らが出来ること

・領内の警察署の承認
・領内に施工済の法律を議会に問う
・領内の土木工事の是非を議会に問う
・裁判所の設立、罷免

司法

原始的な掟や教義により各地域については統治されており、「如何なる場所でも許されぬ罪」とされる殺人、暴力、強姦と言った一部の凶悪な犯罪に関してのみ、国内で共通して刑事罰で裁かれる。

一例(蝙蝠の目の村)

一畑を耕す際はどんな身分の相手にも協力する
一所有者不明の作物は村として管理する。
一屋敷の借用を村として行う場合金■■の支払
一住居を二つ以上間借りしてはならない
一他所之人を地下ニ請人候ハて不可置之事。
一土地問題の解決は現金に限る
一神事に使う作物は八月八日に回収
一犬を飼ってはならない

資源

資源クロム、銅、ニッケルなどの鉱床、褐炭、石炭、天然ガス、ボーキサイト

主要産業

観光業、鉱業、農林水産業、海運業
医薬品、嗜好品

発電内訳

火力 68.2% 水力 28.4% 地熱 2.2% 波力発電 1.2%

カダスとエネルギー

カダス聖王国の基本的なエネルギー源は、火力発電、及び水力発電の二つである。自国の鉱産資源によって、火力発電に必要な燃料については賄えること。水力発電に適した地域が自然に存在する事などから、インフラに関してはほとんど問題はない。
電力生産の割合は火力 68.2% 水力 28.4% 地熱 2.2%
波力発電 1.2% となっており、火力発電時点で、自国に必要な電力量は既に担保している。代わりに、風力、太陽光発電などに関してはほとんど絶無であり、景観を損なわないための最大限の注意が払われていることが、最大の特徴であるだろう。

【聖王国と太陽光発電・森の民の闘争史】

・始まり

1980年代、太陽光発電の開発に着手を始めたカダス聖王国のエネルギー会社、聖王電力は、サラゴサ市内の本社研究科により太陽光発電のソーラーパネルがゆくゆくは廉価で、かつ、大規模に大量の電力が賄える、という理論を発明、提唱。それに着目し、環境に良い健全なエネルギーである、という事を主張。同地域の領主、サイロン2世はそれを承諾。ソーラーパネルの大規模な設置工事が1982年に行われることとなり、新たなエネルギーに関心が高まった。しかし、期待とは裏腹に、太陽光発電で大量のエネルギーを生産するには、技術的な未熟から、予想外に広大な土地が必要となってしまっていた。そのため、聖王電力はストラフ山を購入。強引な開発政策を進めた。

・「山の民」と血の森の日

これに反対したのは、兼ねてからストラフ山と周辺地域で林業、狩猟を生業とする集落を築いていた「森の民/山に住まうもの/山鬼」などと言われるカダス地域古来からの先住民族らだった。彼らはアンタッチャブルな民族であり、熊や狼と同じく畏れられたが、山に敬愛を持つ者に対しては寛大であった。開発の下調べの為に、その地域が建築法規にそぐうかどうかを調査しにきたポール判事は、後に自伝で「彼らは山に入った私に、様々な儀礼を課した。頭を下げて高い木の下は通れ、二回の拍手をしろ。獣を三匹より多く見たら口笛を吹け、と言ったスピリチュアルなものだ。見よう見まねでそれを真似すると彼らは歯を見せて豪快に笑い、私に干した果実、山鳥のステーキ、不思議な山菜のスープなどを振る舞い、兄弟のように様々な彼らの宝物をくれた。彼らは私がどういう身分か知ると、威厳ある表情で非難を口にした。どうかやめてくれ、と、彼らは身振り手振りで確かに示した。私はそれを録音、録画するも理解は得られず、交渉を繰り返す度に、彼らから同情を受けた。」と書いている。それらから見るに、山に誇り高い人々なのであり、同山を「神の山」であるとして信仰していた。開発に何度か平和的に反対したものの、古カダス語、すなわちヨーロッパ言語の流入前のカダス地域の言葉を話し、文字を持たない彼らは、実際的な法律措置を取れなかったどころか、古語と現代語の差異から、自分たちの主張とは全く違う署名を無断で作られてしまい、山の立ち退きすら不法に命じられた。彼らの怒りは頂点に達し、1983年4月3日。ソーラーパネルの設置を行いにストラフ山へ作業に出向いた建築会社の従業員ら17名が死亡。2名が重軽傷。という驚嘆するべき事件に発展。首謀者のイ＝ア(33)以下5名の容疑者は法廷に立たされた。

・裁判経過

そこでも言語の壁は立ちはだかった。裁判官や書記らは、彼らの言葉を理解できなかったからである。しかし、決まりきったような死刑を前に、言語の解読に関して消極的であった。しかし、唯一、ポール判事だけは違った。彼は知人の言語学者、ダニエル・ニコバヴィッチ名誉教授を頼り、古カダス語の翻訳と、それを元にした法的文書を作成。世間からは殺人鬼の味方をしている、と非難されながらも懸命に森の民を助け、結果聖王電力の下部にあたる建築会社ら襲撃にあった人々が、無断で彼らの聖地を奪い取り、禿山にしようとしたことが明らかとなった。これはカダス刑法においては「聖地保護法」と呼ばれており、何人も市民の宗教的なシンボルや、建築物、地域を欠損、または不法に簒奪することは許されない、というようなもので、極刑すら有り得る上に、平和的な話し合いで裁判に移動できない場合、自力救済に訴えても良い、という追記が存在する。平和的な話し合いを彼らが試みていた事などから、言語の壁というやむにやまれぬ理由はありながらも、違法とはいい切れないとして、極刑から大幅に減刑が成され、1年間の徒刑、半年間の遺族に対しての賠償支払いという判決が下された。

・その後

判例を受け、領主サイロン二世は環境保護法を発布し、規定を超えた大型の建築物や、広大な土地の開拓、伐採を必要とする事業に関しては禁止。という大胆な法律を行い、聖王電力は横暴を糾弾され、結果、太陽光発電プロジェクトを断念。従来の火力、水力発電をより低コスト(low cost)、法遵守(legal compliance)、(資源利用の)長期化(lengthening)という3Lキャンペーンを開始し、開発だけでなく、古い暮らしに対しても忖度する形式を採用した。
また、事件の起きた1993年4月3日は慰霊の日として、国内は一様に12時～夕方6時まで、あらゆる電気を消して過ごす、というのが奨励されるようになった。また、ポール判事は森の民と市民の交流を図るために「我らが偉大な山の兄弟」を執筆し、古来からの暮らしを続ける彼らを解説し、カダス聖王国文学賞を受賞し、世界的に注目された。

外交

国交樹立国

旧北半球条約機構加盟国
現世界平和経済連合加盟国
カリフォールニエ・ドイツ
リヒテンシュタイン大公国

陣営

世界平和経済連合加盟国

条約、同盟

北半球条約機構議会の設置。
リヒテンシュタイン大公国保護条約
モーリタニアPKO決定
国際都市解放条約
ロマノフ、スタルクバーン、テソモニア企業誘致
スタルクバーン太平洋第三艦隊による保護条約。
南アフリカ経済地帯協力
ブロヴァンス・アルブ・コート・ダジュールの領有、ヴィンシュタイン軍の将兵らをPMCに就業

国際化と経済

カダス聖王国の主要な産業としては観光業、鉱業、農林水産業、海運業、医薬品、嗜好品などが代表的であり、石油製品の加工など、資源を活かした工業化も発展しており、大きな利益を上げている。
国際的な展開が進んでいるのは、加工、軽火器、嗜好品の販売であり、嗜好品は香水、タバコ類、ハーブなどを一手に扱うウィッチクラフト社が特に有名で、子会社である、石油製品。中でも石鹸類やボディタオルなど、風呂用品を扱うA・ウィッシュ社を伴い、南アフリカ経済地帯に展開し、「汗臭く油臭い労働者の時代は終わった」をスローガンに、労働者向けの廉価なタバコ類や、制汗剤、消臭剤を精力的に販売しており、同地域の社内では、自社の廃油から作った石鹸、工作の出来の悪かったり変形してしまったボディタオルを使い捨てとして賜与し、労働者とその一親等までの、それが証明可能な家族まで、という条件を付けはするものの、１回1ドル50セントという格安料金で大衆浴場を解放。「風呂から身だしなみへ」というスローガンのもと、旧来のアフリカ労働者のイメージを塗り替えて、シャープで、かつ、クールなビジネスマンの育成を余念なく行っている。また、軽火器については、後述するB・S社。E＆A社。両社の自動小銃がテソモニア、スタルクバーンで採用。リヒテンシュタイン大公国に販売がなされており、堅牢、高機動を売りとして、アフリカ地域への輸出も考えられている。

「買う」側としての発展と黒社会

ハイドラ教団直轄領、エルベ地区(ギリシア南端)を国際都市として解放、港、経済地区の双方向でヨーロッパ諸国が外洋へ進出する足がかりとなる重大な地域となって以来、海運業を昨今は急速に発展させている。ハイドラ教団は歴史上、秘密結社時代重要な役割を果たした教団であり、地域の経済も法規制はかなり緩やかで、「黒社会にも愛国者はいる」というスローガンを、教団の長、アルハザード二世が訴えたように、マフィア、暴力団、愚連隊、と言った黒社会に、様々な面で支えられることによって経済を進めてきた背景がある。そのため、外からも内からも金銭の動きがこれまでと圧倒的に変わることに、黒社会の首領たちは、各々考えをめぐらせた。中でも精力的にこの課題に取り組むとしたのは、白扇会会長、ヘンリー・アーミテイジだった。彼らのグループは、秘密結社時代に流れ込んだ中華系移民らでもって成立し、それ以降カダス人と混ざり合いながら、騎士の時代までは傭兵として成立していたものの、その終焉により、早くからマフィア化していた。軍経験者らを集め、他のマフィアや、犯罪組織からの守護と、暴力装置として成立することを収入とした「武闘派」の団体であり、旧態依然とした収入方法と、しかし、振るわれる恐ろしい暴力から「"きちがい"ヘンリー」として、カダスにおける最も危険な集団のひとつに数えられていた。しかし、彼らは絶望的にビジネス・センスがなく、衰退を始めていた。しかし、転機は訪れた。無数のマフィアン・コミュニティが国際都市の甘い蜜を吸うために群がったものの、誰も海運知識については門外漢だったのである。しかし、ヘンリーは元は海軍軍人で、航海士だった。せいぜい漁業を沿岸部で経営するにとどまった他のチームに頭一つを追い抜き、海運会社を設立させたのだ。当然、不満はあった。しかし、誰も「"きちがい"ヘンリー」の収入を犯す気にはならなかった。このままでは国際都市は治安が悪化する一方だ、という議題は生まれたが、問題は彼らはビジネスの運営になんの能力も無かったため、結局、民間の、白い経済学者(しかし、彼らはアカデミズムにも精通しなかったため、誤って公民科の高校教諭)を雇う羽目になったことだった。元高校教諭であり、現在ホワイト・カンパニーの顧問であるマーブル氏は、「彼らは予想外に可愛らしかった。業種としてそもそも特大の収入を得られる。イリーガルな方法で儲ける方が伸び代は低い。と説くと、『先生！イリーガルの意味がわかりません』、と、手が上がり、ひとつの文章に一個、或いは三個は単語の解説が必要だった。会の幹部は、講習後も、『先生！どうか補習を付けてください！』と私についてまわった。私の前の勤務先より、余程活力ある生徒だ。」と、記者に笑って答えていた。あまりにも奇妙な経緯から、結果最もクリーンな港が生まれた。

聖王国諜報部 1800～2200名(内訳不詳)

概要と契機

当然ながら、カダス聖王国にも諜報部は存在する。
議会からすら拘束を受けない完全に独立した機関であり、起源は20世紀初頭。国としての外形が徐々に成立する中、様々な主義主張の犇めく混沌としたカダスには、テロ組織の温床でもあった。兼ねてから秘密結社的な企業が合法違法問わずに存在しており、その見分けはおよそ警察組織による合法的な捜査では不可能に近く、内偵、あるいは武力行使に踏み切れる組織が必要であった。しかし、その為には議会の定めた法令を遵守しているというのは非実際的であり、その為、良くも悪くも議会からの校則の外れた、内偵組織としてまず成立する事となった。
激動する社会情勢に対処するために、対外的にも活動をすることになったのは20世紀半ばであり、この時点から情報集積、即ちデータベースの近代化に同時に着目しており、現代では「Daorosu」と呼ばれる世界有数の電子データベースを保有しており、必要に応じて他国の情報機関にも有料で情報提供を行うという。人員数は総局>係>班。

第1総局- 対外情報活動
[特殊工作第4局]
・暗殺班
・追跡班
・情報収集班
[記録保管第12係]
[動員・プロバガンダ31係]

第2総局 - 国内保安と防諜
[防諜第5局]
・軍部内偵班
・情報漏洩対策班
[政府施設の保安第6局]
[要人警護第10係]

第3総局 - 通信と暗号解析
[通信傍受、技術工作班]
[動員、国内プロバガンダ班]
[友好国連絡係]

第4総局 - 総務
[書記係]
[特別監督班]
[人事班]
[財務・計画班]
[管理・供給班]

軍事

総数 250,000名
陸、海、空の三軍に加え治安維持軍
GDP/軍事予算 3.3パーセント
徴兵あり
適用年齢 18歳
予算約5000万ドル

PMCと二つの銃器メーカー。

ブラック・スノウ社(B・S)とイエローアンドフラッグ社(E＆F)の二社が特に銃器メーカーの中では力を持っており、それぞれがPMCを組織している。
二社以外にも小規模なPMCや銃器会社はあるものの、多国籍企業である二社に関しては、唯一国軍に採用されても自社のロゴを入れて良い、という決定が下された。ただし、権利にはがある。彼らは「傭兵法」「銃器法」に批准しなければならない、という点である。傭兵法とは、有事には軍隊として正規軍と戦闘をする、という法律であり、銃器法とは、銃器販売会社に課せられる制約であり、口径は10mm以下。弾数は5発以下。何を意味する武器かひと目でわかるような命名をすること。などなど、様々な法制度が存在する。市販用の銃の弾数の少なさは、より堅牢で精度が高い、或いは威力が高い、という軍隊的な設計の需要を民間にも生み出している。これがカダスの銃器を支えているのだ。また、ヴィンシュタイン軍の解体に伴い、将兵、艦船をPMCとして誘致。海洋国家としての発展に伴い、必要を増していた商船、漁船、資源採掘船などの護衛に当たらせることで、新たに就職先を用意した。

国際協力と軍事

現在カダス聖王国は、国の南端地域を国際都市として解放しており、テソモニアから13グループ。ロマノフ、スタルクバーンから、アンブレラセキュリティ社、など各企業が配置されると共に、港を展開しており、スタルクバーンより派遣された太平洋第三艦隊による護衛を受けながら、この地域を経済発展の足がかりとする一方で、モーリタニアに陸軍のPKO部1個旅団を、ブロヴァンス・アルブ・コート・ダジュールに同部2個旅団を展開しており、守られるだけの国際交流ではなく、こちらも重要な地域を守護する。と言ったような相互関係を築いている。

機甲戦力と歩兵

カダスにおける自動車産業、重工業は未発達であったため、砲火力に関しては北半球条約機構加盟国からのライセンス生産に頼った。軽迫撃砲の類はスタルクバーンから、野戦砲に関してはロマノフ主権国家連邦から。他国に依存してしまっているのが現状であり、それらを憂う声もあったが、根本的な解決には至らなかった。戦車無用論、そして反対に戦車無敵論で世論が真っ二つに割れた1980年代末から、砲火力の自動車化、機械化を、第1旅団長ハニバル・リヒテンシュタインが推し進めており、自走砲や軽戦車を軸とした山岳地域や狭路に誘い込んでの遊撃が軍事ドクトリンとして成立していった。そのため、結局の所国産戦車の開発に優先する形となり、戦車は数があまりないというのが実情である。
また、歩兵に関してはヨーロッパの山岳地域に対応するために山岳歩兵化が進められており、遭難や雪崩などの災害に対処し得る人材育成をしている。

航空戦力、海軍力

航空戦力に関しては、陸上戦力による、山岳地域や農村、山林を活かしたゲリラ戦を支援するために、あまり長い滑走路の必要ないVTOL機が多数採用されている、例を見ない空軍となっている。また、海軍に関しては砲火により敵艦艇を撃破する、というよりも、海上の治安維持部隊というのが正しい。しかし、偵察機、陸軍の通信大隊、特殊戦車、戦闘ヘリと連携し大規模レーダー網を構築する「銀の鍵」システムが河川警備隊の保有する艦船を中継器として構築されており、未だ国防については大きな役割を果たしていることは事実だ。

聖王国陸軍 120000名

14個旅団

第1～14 歩兵旅団

第1、3、5……旅団(奇数番号の旅団)

[旅団司令部]

[独立歩兵大隊（3~8個）]

[歩兵中隊（3~5個）]

[機関銃中隊]

[歩兵砲中隊（機関銃中隊と兼用した銃砲隊1個）]

[旅団砲兵隊]

[旅団工兵隊]

[旅団通信隊]

[第2、4、6……歩兵旅団(偶数番号の旅団)]

旅団司令部

[歩兵連隊（2個）]

[連隊本部]

[大隊（3個）]

[大隊本部]

中隊（4個）

[機関銃中隊]

[歩兵砲小隊（大隊砲小隊）]

[歩兵砲中隊（連隊砲中隊）]

[速射砲中隊]

4個独立兵科大隊

[第1空挺集団]

[第1砲兵集団]

[第1高射砲集団]

[第1機甲科集団]

[特科揚陸海兵隊集団]

組織

議会
⬇
陸軍参謀本部
⬇
各旅団―――各独立兵科

聖王国陸軍/PKO部(旧外征軍) 20,000名

3個旅団による構成。

[旅団司令部]

[独立歩兵大隊（3個）]

[歩兵中隊（3個）]

[機関銃中隊]

[高射、対空中隊]

[旅団砲兵隊]

[旅団工兵隊]

[旅団通信隊]

[旅団航空団]

[旅団降下空挺チーム]

★採用兵器は陸軍とほとんど同様。それらに記載がない兵器のみを追記することとする。

[小銃]

E＆F AR106曲銃床(5.56mm/20＋1発) 1964年採用

B・S AR5曲銃床(7.62/20＋1発) 1964年採用

[短機関銃]

M40短機関銃(9mm/15or20発＋1) 1980年採用

[狙撃銃]

M58半自動狙撃銃(7.62mm/10＋1) 1950年採用

聖王国陸軍/国際都市警備隊 10,000名

2個連隊による構成。

[連隊司令部]

[独立歩兵大隊（2個）]

[歩兵中隊（2個）]

[機関銃中隊]

[高射、対空中隊]

[旅団砲兵隊]

[旅団工兵隊]

[旅団通信隊]

[旅団憲兵団]

[旅団降下空挺チーム]

★採用兵器は陸軍とほとんど同様。それらに記載がない兵器のみを追記することとする。

[小銃]

E＆F AR106曲銃床(5.56mm/20＋1発) 1964年採用

B・S AR5曲銃床(7.62/20＋1発) 1964年採用

陸軍武装

【小銃】
B・S AR10(7.62mm/30＋1発) 2000年採用
E＆F AR16(5.56mm/30＋1発) 2000年採用
M21 5.56mm小銃(5.56mm/30＋1発) 1990年採用
E＆F AR106(5.56mm/20＋1発) 1964年採用
B・S AR5(7.62/20＋1発) 1964年採用
M4歩兵銃 (7.7mm/5＋1発) 1941年採用

【拳銃】
B・SAP8(45ACP/10＋1発) 1990年採用
E＆F AP99(9mm/19＋1発) 1990年採用
E＆F Rbb 2(9mm/5発) 1980年採用
M7自動拳銃(9mm/10発) 1970年採用

【散弾銃】

M4ナヌーク (12gage/7発) 1980年採用

【短機関銃】

B・S MP6(9mm/30＋1) 1990年採用
M20短機関銃(45ACP/20＋1) 1970年採用

【軽機関銃】

M10軽機関銃(7.62mm/20＋1or100) 1990年採用
M1軽機関銃 (7.62mm/100) 1970年採用
E＆F LM20軽機関銃(7.62mm/100) 1970採用
B・SLM30軽機関銃(5.56mm/50＋1) 1965年採用

【重機関銃】

M1重機関銃(12.8mm/100＋1) 1950年採用
E＆SMMG08 車載機銃(7.7mm/60発) 1940年採用

【狙撃銃】

B・S SR24 狙撃銃 (7.62/5＋1) 2000年採用
B・S AR5改狙撃銃 (7.62/20＋1) 1965年採用
M870対物狙撃銃 (12.8/10＋1) 1986年採用

【砲(軽)】

GL60 40mmランチャー (40mm/6) 1980
GL40 40mmランチャー(40mm/1) 1960
GL30擲弾筒(40mm/1) 1950
M6手榴弾 1970
M2手榴弾 1950

B・S GLA1擲弾投射機(40mm/48) 1990
M5 擲弾投射機 (40mm/48) 1990
E＆FGL 30擲弾投射機 (40mm/48) 1980
M2 擲弾投射機 (40mm/32) 1960

E＆F SMT1迫撃砲(81mm/1) 1980
B・SMT40迫撃砲 (120mm/1) 1970
M8迫撃砲(60mm/1) 1970
M7迫撃砲(81mm/1) 1970
B・SMT30A1迫撃砲(80mm/1) 1960

M5高射砲 (30mm×2/100～) 1990
M3対空機関砲(20mm×3/100～) 1965
M1対空機関砲(12.8mm×4/100～) 1950

E＆F AT1000バズーカ(110mm/1) 1995
E＆F AT120バズーカ(90mm/1) 1995
E＆F AT75バズーカ(80mm/1) 1965
E＆F AT84バズーカ(84mm/1) 1965

E＆F ATM 対戦車地雷 1971
E＆F ATH 対人地雷 1968

B・S ATM/S Mk3 対戦車・舟誘導弾 1984
B・S ATM Mk2 対戦車誘導弾 1984
B・S ATM Mk1 車載対戦車誘導弾 1970
M1多目的誘導弾システム 1988

【砲(重)】

M5榴弾砲(155mm/1) 1970
M2榴弾砲(75mm/1) 1958

M2野戦砲(155mm/1) 1970
M1野戦砲(200mm/1) 1950

M20ロケット弾(70mm/1) 1984年採用
M19ロケット弾(70mm/1) 1984年採用
M58対戦車ロケット誘導弾 1990年採用
M57b対戦車ロケット誘導弾 1975年採用

M2対戦車砲(76mm/1) 1965年採用

M11陸上対艦ミサイル 1980年採用
M11b車載対艦ミサイル 1980年採用
M11c 航空機搭載型対艦ミサイル 1980年採用

【装甲車両】

M1BT3 Mk2 戦車 1984年採用

重量58 t 全長10.2 m 全幅3.38 m 全高2.94 m
[主兵装]GT7 105mmライフル砲
[副武装] M1重機関銃

M1BT3 Mk1戦車 1970年採用
重量52t 全長9.83m 全幅3.39m 全高3.01m
[主兵装] Mk.9-：51口径L7 105mm砲
[副武装]E＆SMMG08 車載機銃×1

B・S AML クーガー装甲車
重量28t 全長7.1m 全幅2.9m
[主兵装] M2対戦車砲
[副武装] E＆SMMG08 車載機銃×2
81mmスモークディスチャージャー

B・S AML ピューマ歩兵戦闘車
重量 18.5 t 全長 7.2m 全幅 2.7mm
[主兵装] M3 20mm機関砲
[副武装] E＆SMMG08 車載機銃×2

E＆F CA ラプトル装甲兵員輸送車
重量 10.8t 全長6.9m全幅2.45m
[主兵装]
E＆SMMG08 車載機銃×3 M3 20mm機関砲×1
[副武装]ガンポートx12

E＆F CAティラノ装甲兵員輸送車
重量 6.14t 全長 5.1m 全幅 2.05m
[主兵装] E＆SMMG08 車載機銃×1

M1ガゼル自走高射砲
重量 47.1t 全長7.68m 全幅 3.71m
[主兵装] M5高射砲×2
[副武装] AW1対空ミサイル「銀の鍵」レーダー

M1バッファロー自走砲
重量 46.5t 全長 10.4m 全幅 3.4m
[主兵装] M2野戦砲×1
[副武装] E＆SMMG08 車載機銃×1

HA341リキッド攻撃ヘリコプター Mk1

[主兵装] M20ロケット弾ポッド M5 30mm機関砲
[副武装] E＆SMMG08 車載機銃×1
｢銀の鍵｣同期式照準システム TV、FLIR、レーザー測距装置、直接視野光学センサー

HA341リキッド攻撃ヘリコプター Mk2

[主兵装]
M58対戦車ロケット誘導弾
M5 30mm機関砲
[副武装]
｢銀の鍵｣同期式照準システム TV、FLIR、レーザー測距装置、直接視野光学センサー

特科揚陸艇サラゴサ

[主兵装]

M5高射砲 2基
16連装AW3改近距離地対空誘導ミサイル
4連装M11対艦ミサイル
M2榴弾砲 2基
M3 CIWS 4基
2連装対潜水艦ミサイルポッド 4基

搭載機

リキッド型ヘリコプター×10
bf 35 レイダー×5
af型攻撃機 2機

部隊 1600名を輸送

HSbF 2型人員輸送艇
排水量 7.2t 全長 10.7m 速力 9ノット
[主兵装]
E＆F SMT1迫撃砲(81mm/1) 1980×1
E＆F LM20軽機関銃(7.62mm/100) 1970採用×1
兵員 60名or貨物3t
[副武装]
M4歩兵銃/小銃信号弾×1 7.7mm実包×15 ×30
船底部に格納。避難時に最低限の護身用と信号弾を使用するための措置。

HSbF 特型汎用輸送艇
排水量 420トン全長52m 速力 12ノット
[主兵装]
M1重機関銃(12.8mm/100＋1)
[副武装]
「銀の鍵」レーダーシステム

聖王国治安保持軍 21346名

警視庁とはまた別の組織。一般的な警察官では対処出来ないような組織犯罪や、国境地域、議会、あるいは国際都市を含む、正規軍を入れにくい場合のトラブル対応。また、各領地を跨ぐような、強盗、様々な猟奇的犯罪、スパイ、テロ。軍や教団の汚職や腐敗なども調査を行っている。装備は基本的に必要に応じて、必要なだけの火力を精査し陸軍と共用するが、市販品、私物の利用も可能。

5個旅団

[旅団司令部]

[連隊（2個）]

[連隊本部]

[大隊（3個）]

[大隊本部]

歩兵中隊（4個）

[対B・C兵器中隊]

[歩兵砲小隊（大隊砲小隊）]

[救助・レンジャー中隊]

[対テロ中隊]

3個独立兵科大隊

[治安科対組織犯罪大隊]

[治安科憲兵大隊]

[治安科狙撃大隊]

小領主
⬇
警察庁参謀本部
⬇
各警察署
⬇
各旅団―――各独立兵科

聖王国空軍及び防空軍 14160名

[第1、2 飛行旅団]

[第1地対空ミサイル旅団]

[第1早期警戒管制旅団]

[第1通信大隊]

[第1設営大隊]

[文官・軍事記録官]

空軍武装

【小火器】

E＆F AR16cqb(5.56mm/20＋1発) 2001年採用

M20短機関銃(45ACP/20＋1) 1970年採用

【対空兵装】

AW1c 個人携行対空・対戦車ミサイル 1990年採用
AW1b 個人携行対空・対戦車ミサイル 1980年採用

AW1改車載対空ミサイル 1990年採用
AW1車載対空ミサイル 1980年採用

AW2改中距離地対空誘導ミサイル 2000年採用
AW2 中距離地対空誘導ミサイル 1993年採用

AW3改近距離地対空誘導ミサイル 2000年採用
AW3 近距離地対空誘導ミサイル 1993年採用

E＆F AMS 3rd 対ミサイルシステム 2000年採用
E＆F AMS 2nd 対ミサイルシステム 1990年採用

【航空機】

〘戦闘機〙

bf 35 レイダー VTOL戦闘機 110機
重量 10t 全長 14.12m 翼幅 9.25m

[主兵装]

ハードポイント×7箇所

«火器» M3 20mm機関砲ポッド

«対空» AW1改空対空ミサイル AW1空対空ミサイル

«対地» M58対戦車ロケット誘導弾

«対艦» M11c航空機搭載型対艦ミサイル

«対レーダー» M1J 対レーダーミサイル

[爆弾]

M1 ナパーム弾

M3 クラスター爆弾

M1 自由落下爆弾

M2 誘導爆弾

[レーダー]

「銀の鍵」連動型レーダーシステム

bf 109 ソナー VTOL戦闘機 50機

重量 23t 全長 15.9m 翼幅 11.0m

[武装は同上]

〘攻撃機〙

・af アルデバラン 20機

重量 5t 全長 10.67m 翼幅 10.85m

[主兵装]

«火器» M3 20mm機関砲×1 M5 30mm機関砲×1

«対地» M58対戦車ロケット誘導弾

«爆弾»

M1 ナパーム弾

M3 クラスター爆弾

M1 自由落下爆弾

M2 誘導爆弾

・af フォーマルハウト 22機

重量 8t 全長 10.7m 翼幅 10.89m

[武装は同上]

〘輸送機〙

・cf プレセぺ 20機

重量 34t 全長 29.1m 翼幅 40.4m

«火器» M3 20mm機関砲×1

«人員輸送» 兵員92名（空挺隊員であれば64名）

«積載可能重量» 70,310 kg

・cf レグルス 12機

重量 17t 全長 22.7m 翼幅 28.7m

«火器» E＆SMMG08 車載機銃×2

«人員輸送» 兵員60名(空挺隊員であれば48名)

«積載可能重量» 30.5t

〘哨戒機〙

・sf アンタレス 6機

重量 80t 全長 38m 翼幅 35.4m

«火器» E＆SMMG08 車載機銃×1

«対艦» M11c航空機搭載型対艦ミサイル

«爆弾» M3 クラスター爆弾短魚雷

聖王国海軍 21,900名

[副武装] に共通で「銀の鍵」レーダーを配備

[補助艦]

HSb7型高速艇×3

[武装] 魚雷発射管×4 20mm機関砲×1 7.7mm機銃×2

HSbF2型哨戒艇×3

[武装] 魚雷発射管×2 12.6cm砲×1 対艦ミサイル×4

イヴ級ミサイル艇×4

76mm単装速射砲1基
16連装近接防空ミサイル発射機1基
AW1車載対空ミサイル×1
4連装対艦ミサイル発射筒2基
M320mm対空機関砲×5

[潜水艦]

サルガッソー級潜水艦×3

[武装] 533mm M2/M2A4魚雷発射管×6

ディープ・ワン級潜水艦×4

[武装] 22インチ魚雷発射管4門、M11艦艇対空弾×8

[フリゲート]

ギア＝ヨズ級フリゲート艦×15

[武装]
12.6cm 単装砲1基 M3CIWS2基
16連装対空ミサイルポッド 1基
4連装対艦ミサイル発射筒2基
3連装短魚雷発射管 2基
艦載機リキッド型哨戒ヘリコプター 1機

[副武装]

対空捜索、3次元式、射撃指揮、航法用レーダー
対電子戦対抗システム Z-1

シュブ＝二グラス級フリゲート艦×8

62口径76mm単装速射砲1基
M3 20mmCIWS1基
8連装対空ミサイル発射機1基
4連装対艦ミサイル発射筒2基
2連装短魚雷発射管2基
艦載機リキッド型哨戒ヘリコプター2

聖王国海軍河川警備隊 900名

[副武装] に共通で「銀の鍵」レーダーシステム

HSbF 2型哨戒船×9
排水量 7.2t 全長 10.7m 速力 9ノット
[武装] M3 20mm機関砲×1

HSG 3高速船×5
排水量 10.2t 全長 14.7m 速力 27ノット
[武装] M3 20mm機関砲×1

HSG 3型特型救助船×3
排水量 7.2t 全長 10.7m 速力 9ノット
[主武装] 12.6cm砲×1

聖王国ポリネシア派遣軍 39,000名

海外領土であるポリネシアの防衛のための軍組織。
陸、海軍の二軍で構築される。海軍の主力はロマノフからのミサイル艇三隻、キューバからイージス艦一隻、Dー2型駆逐艦二隻という駐留軍に頼っており、自国の船舶は乏しいことが問題である。空軍に関しては完全にテソモニア空軍に依頼している状態であり、戦闘機、輸送機併せ150機がポリネシアの空を守っている。軍事ドクトリンはまさに専守防衛で、離島地域の狭隘な海路や、マングローブによる水路の矮小化した地域、密林など航空機にとっては攻撃目標を測りにくい地帯に追い込むことを主戦略としているため、敵海軍、空軍と正面から消耗戦をするようにはそもそも考えられていない。

海外からの派遣軍

[テソモニア空軍]

戦闘機、輸送機併せ150機

[ロマノフ主権国家連邦]

ミサイル艇三隻地上要員含め200名

[キューバ民主共和国海軍]

イージス艦一隻、Dー2駆逐艦二隻

ポリネシア派遣軍組織

【陸軍】1～3個旅団 36000名

[旅団司令部]

歩兵連隊（2個）

[連隊本部]

大隊（3個）

[大隊本部]

中隊（4個）

機関銃中隊

歩兵砲小隊（大隊砲小隊）

歩兵砲中隊（連隊砲中隊）

船舶搭乗哨戒中隊

[4個独立兵科大隊]

第1空挺集団

第1防空集団

第1対艦、沿岸砲集団

第1機甲科集団

【海軍】3個大隊 3000名

[司令部]

一個通信中隊

二個司令部護衛小隊

[2個独立兵科2個大隊及び4個中隊]

第1巡視艇大隊

第1掃海大隊

機雷敷設中隊

商船管理中隊

第1対潜水艦中隊第2対潜水艦中隊

陸軍独自装備

【装甲車両】

M2ジラフ自走沿岸砲
全長15m 重量 43.7m 全幅 3.2m
[主兵装]
M5榴弾砲(155mm) or M1カノン砲(133mm)
[副武装]
E＆SMMG08 車載機銃

HSbF 6型離島哨戒艇
排水量 3562t 全長 98.60m 速力 21.0ノット
[主兵装]
76mm単装砲1門 M320mm機関砲2門
M3 20mmCIWS×1 対空ミサイル発射機1基
[副武装]
M58対戦車ロケット誘導弾発射機×5
「銀の鍵」レーダーシステム

【対空兵装】

AW1b 個人携行対空・対戦車ミサイル 1980年採用

AW1改車載対空ミサイル 1990年採用
AW1車載対空ミサイル 1980年採用

AW2改中距離地対空誘導ミサイル 2000年採用
AW2 中距離地対空誘導ミサイル 1993年採用

AW3改近距離地対空誘導ミサイル 2000年採用

E＆F AMS 3rd 対ミサイルシステム 2000年採用

海軍

HSbF 2型哨戒艇×5
排水量 7.2t 全長 10.7m 速力 9ノット
[武装] M3 20mm機関砲×1

HSGⅡ 3型掃海艇×5
排水量 570.2t 全長 63m 速力 14ノット
[武装] 12.6cm砲×1

HSGⅡ 3型b 機雷敷設艇×5
排水量 2150.2t 全長 14.7m 速力 9ノット
[武装] 機雷 266 M3 20mm機関砲魚雷発射管×3

聖王国特殊作戦群 2694名

いくつかの特殊部隊を併合し構築される部隊。
対テロ、海兵隊、落下傘部隊などが内部に存在し、それらのエキスパートが在籍している。陸、海、空軍のどれとも異なり、独立している。例えば陸軍空挺部隊と、特殊作戦群空挺部隊は全く別組織である。が、それらの在籍者で基本的には構築され、武装も給与される。ただし、必ずしも軍歴は必要ではなく、試験に合格すれば職歴に関係なく入隊することが可能ではあり、不合格であっても、カリキュラムを受講することで陸、海、空軍の身体計測、新規入隊試験をパスすることや、資格を所持もできる。

【入隊可能条件】

・カダス国籍を保有していること

・志願者であること

・身体検査に適合すること

・空挺資格保有、または空挺訓練へ志願できる

・機密取扱資格保有、またはそれを取得できる

・筆記試験で200満点中140ポイント以上

・体力テストで、22歳～26歳標準の225点以上を記録できること（225点に相当する記録は、腕立て伏せと腹筋運動をそれぞれ2分間に55回と62回以上、ランニング2マイルを15分6秒以内に完走）

・レンジャー / 特殊部隊カリキュラムを受講する

・犯罪歴が無いこと

・身体面で特に弱点が無いこと

・学士（4年制大学卒業者）であること

・入隊後、最低24か月間は勤務できること

・以上の条件を満たした者は1か月間の評価選抜課程、続いて6か月間の戦闘訓練課程へと進む。また、入隊後も最低18か月間は訓練生として評価。

デルタグリーン 300名

対テロ特殊作戦チーム。管轄はテロ対策で、警察組織と同等の権限を持ち、警視庁からの依頼を受け参加する。主に軍隊を管理したり、組織犯罪に対抗する為の治安維持軍とは似て非なる部隊と言っても良い。文化の画一化を信じるテロ組織「赤衣の旅団」との戦闘が主な役割で、大きな成果を出している。
捜査・行動班、爆発物処理班、狙撃班の3班に分かれて、それぞれ犯罪に対して対処を行う。

【武装】
E＆F AR16cqb(5.56mm/20＋1発) 2001年採用
B・SAP8(45ACP/10＋1発) 1990年採用
M4ナヌーク (12gage/7発) 1980年採用
B・S MP6(9mm/30＋1) 1990年採用

S(pecial)A(rms)N(ormalization) 220名

特殊兵器、即ち生物兵器や毒ガス兵器に対策するための処理班、兼、解析班。各医療機関の医師や、エンジニアらと共同し、B・C兵器の対処法を模索したり、実際に処理、未然に破壊したり、あるいは対処法を軍に対し指導するための組織。戦闘を行うことは基本的に限りなく少ないが、犯人制圧が必要な場合は治安維持軍対B・C兵器中隊と共同し対処する。

【武装】
E＆F Rbb 2(9mm/5発) 1980年採用

アーネンエルベ 250名

国有財産、史跡、文化財などといった、歴史的遺産を管理、警護するという役割。考古学、人類学的に最も重要と言っていいセラエノ図書館の警備や、盗掘の予防。史跡を狙った破壊行為や、文化財の転売、流出を未然に防ぐのが役割。警視庁や、民間の警備会社などと連携しつつ行うのみならず、考古学的知識、景観を損なわない見た目の美麗さをも求められる文武両道の部署。

【武装】
E＆F Rbb3 サイレンサー(9mm/5発) 2000年採用
M4歩兵銃 (7.7mm/5＋1発) 1941年採用

シャッガイ護衛集団 494名

式典、儀礼、儀式の警護及び、自国、他国の要人警護のスペシャリスト集団。警備会社や諜報部、警察庁と連携、あるいは相互に指導するなどして、万が一の自体を防ぐ。同時に人質奪還チームをも兼ねており、狙撃班、警護班、交渉班、通訳・連絡班の5班により編成される。

【武装】
E＆F AR16cqb(5.56mm/20＋1発) 2001年採用
B・S SR24 狙撃銃 (7.62/5＋1) 2000年採用

カロテキア猟兵大隊 1600名

敵施設の破壊や情報の確保を主目的とするコマンド集団である。付随する任務については、上陸部隊を援護する為、として橋頭堡を確保・維持すること。空挺降下、ないしは自動車による奇襲を以て後方を撹乱することなどが挙げられ、それを実行するために、小規模部隊ながらに大きな威力を発揮することが求められている。基本的に陸軍の要請で装備を給与され、海兵隊、空挺隊、機甲部隊として編成がなされるため、装備はまちまち。作戦次第である。

【武装】諸説あり

ルログ第6中隊 100名

聖王国警察を支援し、また、テロや組織犯罪、その他特例ある場合などに対しての証拠収集チームとしても用いられる。基本的に特殊作戦群、諜報部、警察組織の汚職や、事件の揉み消しなどを監視する為の部署であり、あらゆる事件の証拠品(複製または撮影)や、証言。また、データを保管し、それを警護している。大多数の部署からは厄介者扱いではあるものの、最も重要な役割を果たしている。

【武装】
M7自動拳銃(9mm/10発) 1970年採用
B・SLM30軽機関銃(5.56mm/50＋1) 1965年採用

その他

・https://seesaawiki.jp/kakutetsu/d/%a5%ab%a5%c0%a5%...

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