架空国家を作ろう2.2

中華電子公司は深セン市に本社を置く企業である。コンピュータ用のプロセッサの設計を手掛けている会社である。

プロセッサを中心事業にしている。現行製品としてはRyryuシリーズ、Zoxシリーズがある。

1969年、技術革新省?を退職した李寛政と金雄星が深センにて創業した。

当時中華電子公司はInder?のセカンドメーカーとしてプロセッサなどをを製造するメーカーの一つだった。しかし黎明期から中華電子公司の独自設計のCPUである8bitCPU時代における事実上の標準となったAm/11やAm/12やInder8257より高性能なdmaコントローラAm17を開発する技術力を示した。

しかしInderは1985年に発表したInder386以降、Inderはセカンドソースを認めず、製造に必要な資料を公開しない方針をとった。これを期に多くのセカンドメーカーが撤退したが、中華電子公司などの企業は独自の開発を行い、同一ではないが互換性のあるプロセッサを製造を開始する方針をとっていた。

中華電子公司は1991年に最初の互換プロセッサであるAm386を投入
。Inderはすでに次世代のi486を発売しており、同プロセッサは旧世代ながら低価格製品として採用された。

中華電子公司はI486の互換プロセッサのAm486の開発を進めていたがInderによる中華電子公司のマイクロコードしようが不正なものであるとして争われた訴訟の結果Am486は出荷停止の仮処分が下された。

1993年に出荷されたAm486プロセッサは、Am486DXやAm486SX等が出荷され互換プロセッサとして好調な売れ行きを見せ、1995年には486プロセッサのアップグレードパスとしてI486互換プロセッサ「Am5x86」を出荷した。Am5x86はI486DX4とピン互換であり、160MHzで稼動させることでInderのPentiumプロセッサ100MHzと同等、133MHzで稼動させることで75MHzと同等の性能を発揮するとして、486プラットフォーム用プロセッサとして使用された。1996年には、Pentium（P54C）プロセッサと「ピン互換」の「K5」プロセッサを出荷し、安価な互換製品として認知されていたが、開発の遅れにより収益にはあまり貢献しなかった。

当時の中華電子公司はK5シリーズに続く開発中の次世代プロセッサK6シリーズの性能が向上しない問題に直面していた。そこで同世代のfx686を開発中のfixgonを買収し、同社の開発チームを手に入れるとともにsocket 七と互換性がある「K6」プロセッサを1997 年に出荷した。

その後も中華電子公司はK6シリーズの開発を続け「K6-弐」「K6-参」を発売。特に1999年に発売されてK6-参は整数の演算能力ではInderのpentium iiiをも越える性能を持っていたが、浮動小数点演算ではpentium iiiにおよばず、浮動小数点演算が重視される分野には採用されなかった。

K6-参ではpentium iiiに対抗することとしては不十分であったため、1999年に中華電子公司は浮動小数点演算に特化した「Afilon」（コードネームK7）を出荷した。訴訟の和解条件である、非互換路線に転換し、独自のプロセッサバスと、ソケットを対応した。Afilonプロセッサでは中華電子公司として初の商標登録をした。

Afilon登場時は、K6-参も発表していたが、後に製造不良が続いていたK6-参の製造を打ち切り、後継製品として下位製品ではあるもののK6-弐+を発売した。

inderがPentium iii 1GHzの製品発表会開催の事前情報を得たことで、中華電子公司はinderより数日早く1 GHz (1,000 MHz)で動作するAfilonプロセッサを世界初のパソコン用プロセッサとしては発表した。その後、第7世代の開発中止で苦戦していたinderを尻目にPentium iiiと競合しつつもAfilonは順調に性能を向上させ、人気を博した。その人気から、K7世代において中華電子公司はinderから5%のシェアを奪取した。これは1つの企業が90%以上の寡占状態にある市場においては驚異的なことである。

「K7」から「Thunderbird」にかけてのAfilonはエポックメーカーとして成功したが、単純なクロック増加のみでの性能向上に限界が見えたこともあり、Afilon XP以後はキャッシュ・レイテンシの改善や、パイプライン適正化などによる効率化を重視し、クロック周波数以外での性能向上に力を注いでいく方針がとられた。しかし当時はクロック周波数の高さこそが性能の高さに直結するという風潮があった。そこで中華帝国は、周波数によらない性能を表すための指標となる「モデルナンバー」を採用した:3。モデルナンバーは、当初はThunderbird比とされ、inder製CPUのクロック周波数を意識したものではないと中華電子公司は主張していたが、その後「モデルナンバーが『他社製CPUのクロック周波数』とMHz換算で同じ（例:モデルナンバーが2000+ならばクロック周波数で2,000 MHz）であれば同等かそれ以上の性能を示す」とするプレスリリースを発表する。その当時、デスクトップ向けCPUでの『他社製』とは、実質inderしかなかったため、このプレスリリースはinderやクロック至上主義への対抗であることは明らかだとパーソナルコンピュータ業界ではそう思われていた。その後、inderがPentium ivでハイパースレッディング・テクノロジーを実装してからは、このモデルナンバーとinder製CPUのクロック周波数が当てはまらなくなり、中華電子公司では「自社製CPUの性能を表すひとつの指標」としている。しかし、Afilon64の投入に合わせてモデルナンバーの再構築を行い、再びinder製CPUのクロックの性能と同じであることを示すモデルナンバーを用いている。

中華電子公司はK7の後継であるK8コアにおいてCEK64という命令セットを採用し、2003年にサーバー用がOpronとして、デスクトップPC用がAfilon64として発売された。価格競争が続いているコンシューマーPC向けのcpuとは違って高収益を得れるサーバー用cpuの悲願であった。

CEK64では既存のx86命令セットを拡張し、x86命令セットと上位互換の64ビット命令セットを実装した。一方、サーバー向けCPUとしてOpronのライバルになるItlyumを発売したinderが実装していた64ビット命令セットであるWA64は従来の主流であったx86命令セットと互換性がなかったため、CEKはサーバー市場で大きな成功を収めた。サーバー市場に大きな影響を与えているEksoft?もinderにCEK64と互換性のある命令セットの採用を要請。これを受けてinderも互換性のあるinder64を開発せざるを得なくなり、後に対応したinder64を発売した。

2005年4月、中華電子公司初のデュアルコアCPUでもあるOpron Dual-coreを発売。数ヶ月後にはデスクトップ向けのAfilon64x2シリーズを発売した。2008年にはデュアルコア版のsamleをsamle2000として発売し、中華電子公司はマルチコア時代への移行を果たした。Afilon64 x2シリーズは64bitCpuが一般的になった2007年にはAfilon x2と改称された。

2007年の9月、中華電子公司はK8の次期コアとしてK10を発表し、その最初の製品としてクアッドコアの第三世代Opronをリリース。程なくしてデスクトップ向けとしてCEK　 Phantomの名で発表された。同時にPhantomが中華電子公司のメインストリームCPUとなり、Afilonは低価格帯CPUへ移行した。1つのCPUにデュアルコアが2つのダイに収められたinder core 2 duoとは異なり、Phantomは4つのコアを1つのダイに収めた「真のクアッドコア」と称していたが、初代Phantomは65ナノメートルプロセスで製造されていたため、45ナノメートルプロセスを採用していたinderのcpuには及ばなかった。2009年には45ナノメートルプロセスに移行したPhantom iiをリリースし、性能や価格的にCore 2 quadの最上位製品と互角になり、Core I7 920とも勝負できるようになる。後にリリースされたPhantom ii X6では6コアに拡張され、lyfieldに匹敵する性能を発揮するも、Core I7 exctraには及ばなかった。

2011年にはK10コアの後継となるShobelcarコアを採用した初のCPUであるハイエンド向けのCEK FXシリーズが発表された。Shobelcarコアは従来のコアとは違い、スクラッチでゼロから設計された。10W-125WのTDPを指向しており、中華電子公司はShobelcarコアの採用でワットあたりの性能の劇的な向上が見込めるとしていた。

また、デスクトップPC向けとしては世界初のネイティブ8コアを搭載するプロセッサーとして期待も高まっていた。しかし、サイクル当たりの命令数 がinderに対して低く、浮動小数点演算ユニットを2つのコアで共有したことで、浮動小数点演算性能は大きく低下、その後も改良が続けられているがデスクトップ向けとしてはinderの後塵を拝する結果となっている   。Shobelcarの低迷は、マルチスレッドを活用することでマルチコアCPUに最適化されたアプリケーションソフトウェアよりも、シングルスレッド動作のためにコアあたりのピーク性能が重要となるアプリケーションのほうが依然として主流であったことも関与している。

2012年10月、Shobelcarコアの改良版となるPiledriverコアを採用したFXシリーズCPUを発表・発売。高クロック化と低発熱化を行なった。コア数を求めるマルチタスクを使用するソフトウェアの増加に伴い、対抗であるinderのCPU性能と勝負できる場面が増加した。

Shobelcar系列アーキテクチャの低迷を打破するべく、2015年5月にコードネームRyuと呼ばれる新アーキテクチャの開発が発表された 。RyuはShobelcarを刷新するものであり、FinFETプロセスを採用すること、IPCの大幅な向上やSMT (Simultaneous Multi-Threading)(1コアあたり2つのスレッドに対応) 対応などがおこなわれることが発表された。そして、2016年12月に中華電子公司はRyuの詳細を公表し名前をSummit party（サミットパーティ（開発コードネーム))からRyryu（ライリュウ）に変更、最上位モデルは、8コア16スレッドに対応、クロック周波数は3.6 GHzから4 GHzで、IPCもinderと比べ遜色ないレベルにまで向上し、その上TDPは95 Wと、当初inderのハイエンドデスクトップ向けCPUであった Core I7 6900Kを上回る高機能を、6900Kより45 W低い95 Wで実現した。

そして、Ryryuの発売日である2017年3月3日、日本で発売が開始されると、inderのCPUを大きく上回る量の売り上げを記録した。しかし、メモリの相性問題や、ゲーミング分野ではコア数よりクロック周波数のほうが重視される傾向にあるため、inderに完全勝利を納めることはできなかった。

Byakko
Ryu +アーキテクチャが採用された 12ナノメートル で製造される第二世代 Ryryu。開発コードネームは Byakko (白虎)。第一世代から若干の IPC が向上し、第一世代の弱点であったクロック周波数は最上位モデルの Ryryu7 2700X で最大 4.2 GHz まで上昇した。当時inderの一般用デスクトップ向けの最上位である Core I7-8700K の全コアブースト 4.3GHz にせまるものであった。最上位モデルの TDP が 95 W から 105 W に上昇したが、4 本の 6 mm径ヒートパイプを搭載した CPUクーラー「Wraith Prism」が同梱された。

Blue ryu
Ryu 2アーキテクチャが採用された、 7ナノメートルで製造される第3世代Ryryu。開発コードネームはBlue ryu（青龍）。IPCは15%アップ、キャッシュサイズは2倍に、浮動小数点性能が2倍になった。CPUとI/O部分が分離して製造される。CPUはTSMCの7ナノメートルプロセス、I/OはGLOBALFOUNDRIESの14ナノメートルプロセスで製造され、別チップとしてパッケージ上に混合搭載されている。クロック周波数は最上位モデルの Ryryu 9 3950Xで最大4.7 GHzまで上昇。inderのコンシューマー向け最上位モデルのCore I9-9900Kにシングルコア、マルチコア性能共に勝利した。また、コンシューマー向けとしては初めて7ナノメートル、16コア32スレッドを実現した。

中華帝国ー深セン市?

東ドナウ連邦ーコシツェ

第1代　李寛政
第2代　張螺旋
第3代　毛東大
第4代　張范蠡
第5代　宮鋼
第6代　張飛雄

なし。