2.2 改修準備中

EWT-17
種類装輪戦闘車
開発国ヨーロッパ連合
開発元ヨーロッパ共同防衛装備品開発機構
試作車完成2017年1月
運用開始2018年2月
配備国スペイン共和国
新ブルゴーニュ公国
総製造数245輌
主要諸元
全長8.6m
全幅3.1m
全高2.7m
重量27.7t
最高速度110km/h
行動距離800km
主砲45口径120mm滑腔砲
副武装7.62mm機関砲MG42/59
エンジンIBERIA E47-16B 4ストロークV型6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル 2,400RPM
乗員3名
価格2,000,000ユーロ

概要

2000年代後半から、敵侵攻に対して迅速に展開できるように、攻撃力が高く尚且つ機動性の高い装甲車が求められた。そこで開発されたのがEWT-17である。有事の際は高速道路を通ることで迅速に展開し、戦車部隊が到着するまでの時間稼ぎをすることができる。戦車よりも安く購入でき、且つ整備も簡単なため好評を博している。

設計

車体

サイズは戦車に匹敵するが、重量はレオパルト1の約半分と軽量である。前方にエンジン、後方に砲塔が配置されている。車体前部左側が操縦士席で、右側が機関室で、後方は戦闘室となっている。

後期型は弾薬を下ろしたスペースに4名の兵員を収容可能とした準歩兵戦闘車であり、弾を撃ちきって退却する際に歩兵を回収するなど、柔軟な運用が可能となった。

火力

主砲は強力な120mm砲を備え、対戦車ミサイルも発射できる(海外輸出用は105mmライフル砲装備)。装輪式装甲車でありながら、戦車並の火力を有することから、装輪戦車とも呼ばれている。ただし、防御力の制約によって戦車と正面から撃ち合うことは無理がある。最初に上陸する部隊は機動力を重視した装輪装甲車や歩兵部隊が中心と想定されるため、これらの装甲車輌や構築された防御陣地への砲撃で足止めを行うための装備とされる。砲塔上部には機銃としてラインメタルMG3を搭載している。

防御力

正面装甲が対20mm弾、その他の部分が対12.7mm弾の機関砲弾の直撃に耐えられる程度であり、歩兵の小銃や装甲車のRWSが限界で、戦車の主砲には対抗できない。2019年には取り外しが可能な装甲キットが開発された。これにより、対戦車擲弾にも耐えられる。

機動力

重量は25トンに達するが、8輪すべてが駆動して高級な油圧式サスペンションが採用されている。舗装路での最大速度は108km/hに達する。また、高速道路のような起伏の少ない舗装路であれば約800kmを自走可能である。

通常の装輪装甲車が左右1組の車輪ごとにデファレンシャルギアを装備しているのに対し、EWR-17では変速機に直結した1個のデフで左右のドライブシャフトを駆動する独特の方式を採用している。高速走行時には6輪駆動に変更することにより、燃費を稼げる。

転舵は前2輪・後1輪と小回りがきくが、後輪の転舵は20km/h以下の時だけである。高速道路はカーブが少ないため、小回りが必要なのは入り組んだ市街地のみとなることから、問題とされなかった。

舗装路と不整地をタイヤで走破することになるため、車内からタイヤの空気圧を調整できるようになっており、タイヤが不得意な不整地では空気圧を下げることで対処している。

実戦投入

未投入

バリエーション

輸出用モデル

ヨーロッパ連合外への輸出モデル
EWT-17D(EU外輸出用)
主要諸元
全長8.6m
全幅3.1m
全高2.7m
重量27.7t
最高速度108km/h
行動距離750km
主砲52口径105mmライフル砲
副武装7.62mm機関砲MG42/59
エンジンIBERIA E47-12GD 4ストロークV型6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル 2,200RPM
乗員4名
価格1,900,000ユーロ

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