架空国家を作ろう2.2

GEF(Gashpar Electrolytic Foil)は、銅を中心とする非鉄金属製品の製造及び販売を主な業務とする東ドナウ連邦の企業。
電解めっき法による銅粉及び銅箔においては国内有数の技術を誇り、その供給先は車載器機メーカーから電子回路基板メーカーまで多岐にわたる。
1969年、スロバキアの技師 ガシュパル・ロコスがドイツより持ち帰った電解法(電気めっきの原理により硫酸銅から銅粒子を析出し製粉、薄膜する製法)を用いて銅箔の製造を開始したことを始まりとする。
因みに現CEOは創設者であるガシュパルの実子であるが、彼も父と同様の名前である。

事業は主にエレクトロニクス事業とオートモーティブ事業に分けることが出来る。

エレクトロニクス事業部では、銅箔の製造、販売を手掛けている。
主な取引先は電子回路基板材料メーカーであり、これらの材料を必要とする半導体業界の下支えを行っている。
また、製造拠点の所在地であるコシツェは国内最大規模の工業園区であり、主要取引先であるWolf printed circuitの製造拠点と隣接しているため、電子回路基板の地域一貫生産を可能としている。
更に、近年は本業界においてより大きな市場を持つ東アジア市場への参入も視野にいれた経営戦略が練られている。

オートモーティブ事業部は、1987年に開発された、銅箔製造技術を応用した銅粉末を主軸とした事業展開を行っている。
主要取引先はその名が指す通り自動車部品メーカーであり、銅粉末はその他の金属粉と化合し焼結させることで自動車のエンジン部品等として重宝されている。

• エレクトロニクス事業部・製造工場

・スロバキア民主共和国?コシツェ

• オートモーティブ事業部・製造工場

・ボヘミア共和国?プラハ?

・ガシュパル・C・ロコス(大ガシュパル)
・ガシュパル・G・ロコス(小ガシュパル)