最終更新: shirasagi4541 2023年12月06日(水) 13:08:41履歴
京成バスの車両には、車体に4桁の数字またはアルファベット+3桁の数字の車両番号が振られている。例えば写真の車両であれば
車体に「0544」と記載されているのがお分かりいただけるだろうか。これが「車両番号」(以下、「車番」)である。
この車番を解析すれば、営業所やメーカーなどの車両の情報が得られる。ここでは、車番について見ていこう。
車体に「0544」と記載されているのがお分かりいただけるだろうか。これが「車両番号」(以下、「車番」)である。
この車番を解析すれば、営業所やメーカーなどの車両の情報が得られる。ここでは、車番について見ていこう。
千の位はその車両の所属営業所を表す。営業所によって、数字またはアルファベットが割り振られている。
数字は0〜8のみで、9は使用されていない。
6・7は現在は京成バス本体では使用されていないが、子会社では使用されている。
0 | 新都心営業所習志野出張所 | |
1 | 奥戸営業所・同東雲車庫 | |
2 | 市川営業所 | |
3 | 松戸営業所 | |
4 | 新都心営業所 | (旧船橋営業所) |
5 | 千葉営業所 | |
6 | (旧成東営業所) | |
7 | (旧船橋高速貸切センターの貸切車) | |
8 | 金町営業所 | |
E | 江戸川営業所 | |
H | 新習志野高速営業所 | (旧船橋高速貸切センターの高速車) |
N | 長沼営業所 | |
S | (旧佐倉営業所) |
数字は0〜8のみで、9は使用されていない。
6・7は現在は京成バス本体では使用されていないが、子会社では使用されている。
百の位はその車両のシャーシメーカーを表す。後述と合わせ、通し番号としての役割ももつ。また、営業所によっては用途を表すのに使われたり、車体の大きさやシャーシの型式をこの位で分けたりする場合もある。
※1:いすゞ車・日野車・トヨタ車と幅広いメーカーに使用されるが、共通する点として用途が限定される車両に用いられる傾向がある。江戸川のいすゞ製中型車両や新都心営業所の日野製連節バス、習志野の田喜野井循環用ハイエースが主な例。
※2:新習志野高速所属の貸切・特定車はメーカーに関係なく700番台が割り当てられる
※3:長沼の高速車・習志野の日野製貸切車でも使用されるほか、2003年〜05年の船橋営業所導入車でも使用されていた。
シャーシ | 用途 | |
0 | いすゞ車・日野車・トヨタ車 | 特定車(現在指定なし)・東京BRT・※1 |
1 | いすゞ車 | |
2 | いすゞ車 | |
3 | 三菱ふそう車 | |
4 | 日野車 | |
5 | 日野車 | |
6 | 三菱ふそう車 | |
7 | 日産車 | シャトルセブン・新習志野の貸切特定車※2 |
8 | 海外シャーシ車・日野車※3 | |
9 | 指定なし | 特定車(現在指定なし) |
※1:いすゞ車・日野車・トヨタ車と幅広いメーカーに使用されるが、共通する点として用途が限定される車両に用いられる傾向がある。江戸川のいすゞ製中型車両や新都心営業所の日野製連節バス、習志野の田喜野井循環用ハイエースが主な例。
※2:新習志野高速所属の貸切・特定車はメーカーに関係なく700番台が割り当てられる
※3:長沼の高速車・習志野の日野製貸切車でも使用されるほか、2003年〜05年の船橋営業所導入車でも使用されていた。
京成バス・NAVITIMEが提供する一般路線車位置情報サービス「京成バスナビ」ので車番を附番する際、一部営業所において車両を示す記載が異なる。
バスナビでの営業所別の附番方法は以下の通り。
バスナビでの営業所別の附番方法は以下の通り。
営業所記号がアルファベットの江戸川営業所では、千の位を使用せず百の位以下の3桁で附番している。同様の長沼営業所では「9」を使用している。
また、営業所記号が「0」の習志野出張所においては、千の位に「0」を置くことは不可能ではないが、「7」を使用している。
また、営業所記号が「0」の習志野出張所においては、千の位に「0」を置くことは不可能ではないが、「7」を使用している。
0 | (不使用) |
1 | 奥戸営業所 |
2 | 市川営業所 |
3 | 松戸営業所 |
4 | 新都心営業所 |
5 | 千葉営業所 |
6 | (不使用) |
7 | 新都心営業所習志野出張所 |
8 | 金町営業所 |
9 | 長沼営業所 |
なし | 江戸川営業所 |
各車両に準ずる。
例えば
※2114…市川営業所2114号車
※192…江戸川営業所E192号車
※7543…習志野出張所0543号車
※9579…長沼営業所N579号車
ということになる。
例えば
※2114…市川営業所2114号車
※192…江戸川営業所E192号車
※7543…習志野出張所0543号車
※9579…長沼営業所N579号車
ということになる。
戦前〜戦後間もない時期は車番の附番方法が異なっており、C-xxx(3桁の数字)が用いられていた。
アルファベット「C」や後に続く3桁の数字がもたらす意味、また現行の附番方法に変更された時期は分かっていない。
アルファベット「C」や後に続く3桁の数字がもたらす意味、また現行の附番方法に変更された時期は分かっていない。
車番の振り方も営業所ごとに異なる。ここでは主な例を紹介。その他は車番小ネタを参照。
金町営業所:新製いすゞ路線車は8100番台の繰り返し
市川営業所:新車枠とは別に転属車枠があり、他営業所からの転属車はここに振られる
習志野出張所:日野車のうち400・500番台は路線・800番台は貸切
旧船橋営業所:2003年〜05年の導入車に800番台後半が割り当てられていた
金町営業所:新製いすゞ路線車は8100番台の繰り返し
市川営業所:新車枠とは別に転属車枠があり、他営業所からの転属車はここに振られる
習志野出張所:日野車のうち400・500番台は路線・800番台は貸切
旧船橋営業所:2003年〜05年の導入車に800番台後半が割り当てられていた
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