『TRPGオンセン』で活動しているSW2.0のコミュニティ【希望亭】のwiki

導入
 貴方達はザルセルシア地方ハルモニア国の首都エリクシール・エスポワールの一等地に建てられた富豪・シャムシールの屋敷にいる

 !貴方達が知っているハルモニア
 ・自然豊かでメルヘンチックな雰囲気の国、服装は男女の性差がなく男でもスカートをはいていたり
 ・医学と化学に長けた国で、心を落ち着かせる薬品や可愛らしくもあまったるい海外のお菓子って感じの商品が多彩
 ・人蛮問わず生息しているが、蛮族やナイトメアは多少生きづらい環境にあるらしい

 屋敷の主シャムシールは今回の依頼主だ
「ようこそお越しくださいました! それで依頼というのは……ネリネ様のご遺体を回収してほしいのです」
 見識するまでもなく、貴方達はネリネという名前に心当たりがある
 ネリネ、というのはこのハルモニア国国主ネリネ・ポップであることをよぎらせる
 暗殺か? と問えばシャムシールは「そんな、違います。実は」と本題を挙げる。ネリネというのはハルモニア国を興した初代国主の女性で、初代にまつわる数すくない資料を紐解いて彼女の遺体が行方知れずだということが判明した。
 シャムシールは初代国主ネリネの遺体捜索および回収をしてほしいという

街に出て
 貴方達が遺体の捜索の手がかりを探しに街に出ると周りは貴方達をみてざわついている
 その視線には恐怖と熱に浮かされたような雰囲気を感じる
 何事かと思ったとき少女が「お菓子はいかが?」と貴方達に近づく
 危険感知(目標値20)せよ。失敗したら少女が隠し持っていたナイフで「2d+6」点の物理ダメージを受ける(成功したらそれを回避できる)
 それと同時に「やつ等は長寿の肉体をもつ、ひっとらえよ!!」という男の声を聞く。街の人達はそれを引き鉄に貴方達を捕まえようと動き出す

 !簡単なミニゲーム「逃亡劇」
 ・冒険者+敏捷ボーナスで判定(金属鎧は-4のペナルティつき)。合計で「100」以上になるまでがんばれ
 ・未満だったら代表者が冒険者+器用or筋力ボーナス(目標値25)を振れ、失敗したら捕まる

「100」に到達した場合
 「こっちだ」と脇道に引き寄せられると同時に街路にディメンション・ゲートが開き人々がゲートの中に吸い込まれるように進む
 引き寄せた人物を確認するとイレブンに所属しているシンオウがそこにいた

捕まってしまった場合
 ざんねん! あなたたちのぼうけんは おわってしまった!!
 捕まった貴方達は火あぶりにされ、捌かれて、肉にされて食われてしまう――
 そんな悪夢をみてイレブンの私室で目を覚ます

ハルモニアの闇
 「いやー無防備に散策するのがこっちにもいたか」とシンオウはカラカラと笑っている。
 それから、彼の口よりハルモニアの真実を聞かされる

 !シンオウの口から聞かされたハルモニアとは
 ・富豪を始めとした権力者には不老不死信者がいる
 ・その中でも過激派は「ナイトメアの肉を食えば不老不死」「蛮族の生き血を啜れば不老不死」という都市伝説を信じており秘密裏に食用としてナイトメアを飼う輩もいる
 ・そんな都市伝説があるためナイトメアや蛮族は己の素性を隠して生活していたりする
 ・薬物も依存性に長けたものが陰で出回っており、よそからしたら危険だらけの国

 「で、何の理由でこんな所に?」とシンオウが問いかける
 事情を説明するとシンオウは「ふむ、……となるとあの話かな?」と考える仕草をとる

 !シンオウの口から語られるハルモニアの歴史
 ・初代国主ネリネは高位のシムルグ神官であり唄うたいのノーブルエルフで、その唄と力で国民を癒したと言う
 ・ネリネはある日ラルヴァを夫に迎えて子孫を残して半ば老衰で200年前に逝去した
 ・夫となったラルヴァは妻の死を否定して暴走、質素に生きてきた国民の雰囲気も限りなく現代の国風に近づく有様に
 ・それからしばらくしてラルヴァはヴァンパイアとなって魔法で保存された彼女の遺体を持ち去って行方をくらました、という伝承がある

 何故そんなことを知っているのかと問われれば、「ナイトメアには秘密がつきものなんだよ」とはぐらかされる
 調査再開だ

改めて調査(今度はそれなりに変装してね)
 墓暴き:墓守いわく墓地の最奥に歴代国主の墓がある
     もし墓暴きする場合隠密判定(目標値25)に成功すること
     遺体はいずれもブリザーベイションされており、異変はない

 文献探し:街の図書館に辿り着く
      文献判定(目標値28)に成功すると昔のアルバムめいた本を見つける
      ネリネと思われる女性の肖像画と家族と共に写された肖像などが収録されており、最後には首都を
      抜けた先の森と思われるエリアに「ひみつきち」と書かれた四角の目印がされている

 情報収集:聞き込み判定(目標値25)に成功すると「我が母を捜しているのか?」とエルフの男性が話し
      かけてくる
      名前はベアト、ネリネの息子と名乗り屋敷へ案内される
      屋敷の中には武装した集団がいるが、ベアトの言葉で静かになる
      ここはレジスタンス集団の拠点でもあったのだ

 !ベアトの頼み
  「我が母の遺体が我が父に持ち去られたと言う話は知っている」という言葉から始まり、ベアトは父である
  アルトリアの暴走、ハルモニアを混沌へと陥れたこと、吸血鬼への変化を克明に語る
  「我々は国を変えるために動いている。そのためにも我が母の死を供養したい」
  「どうか父を見つけ出して倒し、遺体を回収してほしい」と頭を下げる
  同時に、父・アルトリアは生前(?)から森に秘密基地を構えており、恐らくそこを根城にしていると
  教えられる

クライマックス! アルトリアの嘆き
 森に出て探索判定(目標値23)に成功すると人力で掘られたと思しき穴と土の階段を見つける
 明かりはなく、すすり泣く声が奥に進むにつれ聞こえてくる
 最奥の広間まで辿り着くと、ガラスの棺に眠るネリネ、嘆き悲しむアルトリアと思しき男の姿が確認される
 「ああ……ああ、ネリネ。私を置いていかないでくれ! 何故だ、何故蘇生の魔法は効かないのだ……」
 侵入者に気付くと「誰だ、お前達は」「私からネリネを奪おうというのか」と戦闘に入る
 戦闘して勝利せよ
 アルトリアはヴァンパイアローズにかけら20、トレジャードロップK(トレジャー:ディヴァインスキン 〈非金属鎧〉SS 46000G)で
 体力を400盛られてる状態だと認識できればOK
 PCの人数が多く、時間に余裕があるならリャナンシーアサシンを2体配置してもよい
 そうでない場合基本はアルトリア単体との戦闘になる

 !戦闘終了
 「ああ、ネリネ……ネリネ。私から、はなれ ない で」その一言と共にアルトリアは崩れ去る
 遺体は無事回収できた

 さて

 誰に この遺体を渡す?
 ・依頼どおりシャムシールに
  ⇒「おお! ありがとうございます。報酬はこちらに」
   遺体は後日シャムシールのお腹の中に
   ベアトからは「何故やつに渡した」と文句の手紙が来る事だろう

 ・特別にベアトに
  ⇒「我が母よ、待たせてしまってすまない」ベアトはネリネの遺体を供養すると共に、貴方達に感謝の報酬
   を渡してくる
   シャムシールにはすっとぼければこれ以上の追及はされない

 いずれにせよ経験点3000、6000G、名誉60、成長2、特典2を報酬および感謝として渡される

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