幻闘戦>英雄ノ書


 英雄ノ書は第3回幻闘戦のサブタイトル。
 開催期間は2023年2月13日(月)16:00〜2023年3月5日(日)15:59開催。

 ストーリーはアレスザヴァンガード関連である。

イベント内容

概要

 2/6(月)にいきなり開催日(2/13予定)が記された「オレは最高の英雄になる」という1枚絵が公開された。
 前回、前々回共にまともにいつやるのかも告知せず開催数日前にいきなり発表で、開催時期も中旬と言っておきながら実際は下旬開催だったのとは対照的なかなり早めの告知には好感が持てる。
 一方で、今回2/13という日付が開催日であったのは20日後が3/5でちょうど10周年がそこだからというだけで次回からはまた中旬(下旬)になるのでは?という推測などもあった。
 翌日2/7にはカジュアルモードの実装についての告知があり、バレンタインガチャの予告をはさみつつ10日に英雄ノ書というタイトルが判明し、店長とアレスちゃん、エウブレナが向かい合う告知画像が公開された。
 又、直接の関係はないが、幻闘戦開幕の数日前からクイズ表示がこれまでの少しずつ表示されていく方式から一括表示になっている。
 AS特殊変化を多様しがちな上に刻印30の場合は平均解答時間2.5秒の壁がある幻闘戦においては少しでも速く解答できるメリットになり得るが、今までの方式に慣れていたプレイヤーには少なからず戸惑いがあったようだ。
1戦目:バシレイデ
 2/13開放。
 まさかのAbCdからの参戦。一応グランドフィナーレでは黒猫氏と出会っているようだったが…abcdって黒猫氏関係ないよね…*1
 ちなみに真覇級ではなく覇級が元となっている。
 今回は前回不評だったからか種族縛り刻印は少なく、このクエストも5種族含めたデッキという条件のみとなっている。
 代わりの本クエストの特徴は解除不可のSP封印刻印(2)(ちなみに解除可能な場合は1)となっており、平たく言えばオート+タゲ有りで本クエストをクリアできるデッキを組む必要がある*2
 また、クエストを通じて死の秒針や高火力単体攻撃を多く受けることになるため、獅子奮迅と死の秒針無効を持つサタニックコードのザラジュラムが活躍した。
 初戦さえ突破できれば同スキルのエウブレナでもクリアできたり、エクスマキナ結晶(毒、死の秒針、属性弱体化無効)が活躍することもあるようなクエストであった。
 妖精縛りのアフリト、鬼畜難易度のブルーノと比較したら、刻印30での突破方法も比較的多くだいぶ楽なクエストだったため、前回よりも幾分か平和な幕開けとなった。
2戦目:ソードデーモン
 バシレイデから4日後の2/17開放。
 2戦目に高HPの鉄壁が出てくることから特別なカードも有効だが、3種族刻印があるため種族格差に悩まされた人も多いとか。
 開催日数が3日おきではなくここで4日経過させられる結果、バシレイデを3日で終えたプレイヤーはソードデーモン解放までの1日の間休みとなった。
 このせいで、バシレイデしか30刻印がクリアできないプレイヤーは他の全クエストを28刻印以上でクリアしなければならない羽目になっている*3
 楽なのは良いが、この後がかなり難しいためこの分を後に回したいという声も多かった。
 クエストとしては防御貫通が来ないものの被ダメ刻印の倍率が高く大ダメージを食らいやすい。ご丁寧に回復低下刻印もあるのでどれだけダメージを無視できるかがカギとなっている。
 開幕属性反転の刻印もあるため、刻印30をクリアするためには正月てすらかバレンタインラーシャがほぼ必須となる*4*5
 地味なところでは、コスト150以下編成がきつい。
 昨今精霊のコストは上昇傾向にあり、普通にデッキを組んだら契約レベル3のコスト-20%込みでもそれだけでコスト300程度になる。
 コストダウン結晶はSS(-30)が1つ、S+(-20)が10個が現在配布されているが、それに加えてコラボ結晶のギアス結晶(HP-1000、コスト-40)や幻闘戦開催翌日に終了した聖サタニック女学院4の竹刀結晶(HP-750、コスト-30)が重要となってくる。
 コラボ結晶と直前のイベントの結晶なので復刻などはなく…入手できなかった人はご愁傷さまとなっている。例えば編集者の自分とか。
3戦目:ガレオーネ
 ソードデーモンから3日後の2/20開放。
 今回唯一の戦士術士禁止縛り。
 加えて雷属性を含むという刻印もあるので火雷、雷火、雷単、雷融合等で組む必要がある*6
 ちなみに右から倒さないと酷いことになる両脇の鉄壁のHPは変化してない。素直に100回殴って突破しよう。ただし、この敵は刻印で逃走を付与することができる。マイナス値が10と正直使い物にならないレベルではあるが面白い試みではある。
 また、ガレオーネが防御貫通を使ってくるので100%ガード戦法は成立しにくい。
 被ダメが避けられないが回復低下刻印があるのでステアップなどの回復ではない固定値上昇で乗り切るといいだろう。
 限界突破アレスちゃんを軸にした火雷の場合、前回のオジー&メイジー戦と同じようなデッキでも攻略可能。
 地味に嫌らしい点としては鈍化刻印などがなくAS時間減少刻印(-3秒)があり、Gチャンパーを含めても3秒以内に回答しないとASが5体発動しない点だろうか。
 刻印25以上は平均3秒以内でないとSSランクにはならないが、常に3秒(2秒)はクイズ出題が改善された今でも厳しいものがあり、悪いいいアクセントとなっている。
4戦目:プロメテウス
 ガレオーネから4日後の2/24開放。
 プロメテウスが開放された段階で全行程の約半分(11日)が経過となった。
 前回より1日遅れとなっている。
 ここも4日なので人によっては暇時間ができたが、その暇時間ができたプレイヤーとはバシレイデ、ソードデーモン、ガレオーネを10日で個人等級マックスにした人…すなわちすべて刻印30で回れた人*7なので問題はまったくなかった。
 ちなみに今回、1回あたりのポイントが下がったせいで刻印レベル30でもS評価を取ってスキップをした場合数百ポイントだけ個別10に足りなくなる。そうした人もこの予備日を利用していたようだ。
 話をクエストに向けると、ガレオーネが唯一の戦士術士禁止縛りならこちらは今回唯一のクイズ難易度地獄縛り。プロメテウス自体がかなりの長期戦クエストなので刻印30はかなり辛い戦いになる。ボスの光単色パネルリザーブに加えて初手不利パネルリザーブ刻印(1)もあるので、味方にもパネリザはほぼ必須。
 なら地獄を外して刻印25以上をどうにかする方向で考えると、長期戦がここでも響いて25ターン以内がかなり高い壁になる。この場合は精霊大結晶(1)と火純属性(1)を外してアクセラレータかハカマダ大結晶の多段式カウンターを活用するとターンを縮めやすい。
 3年前と比較的最近なクエストなのと、もともとのクエスト難易度が高いという問題から刻印30だろうと25だろうと規定ターンである50ターン(25ターン)以内に撃破というのにかなり苦労した人が多いように見受けられた。
 ちなみに、元のHPが700万とかなり高いためHP刻印以外を付けて別の刻印で稼ぐカジュアル層の最終手段がほとんど使えなくなっており、そちらの苦労もかなり見受けられた。
総括
 第1回、第2回よりは全体的にブラッシュアップされている。主にクエスト難易度や刻印関連。
 特に最終的なクエスト難易度自体は刻印30を目指さず、25程度で行く限りは第1回、第2回とは比べ物にならないほどマイルドな仕上がりになっている。
 一方で、カジュアルによる即死トラップ*8*9やバシレイデを刻印30でクリアしても殆ど利点がない点など、運営がまともにテストプレイしていないような点もかなり見受けられる。とはいえ、ここ最近はかなりチェックが雑*10なので通常営業と言えなくもない。
 また、魔道杯の代わりである幻闘戦のためにイベントと進化解放が減らされるという本末転倒なことになっているのもかなりのマイナスポイント。
 一節には黒ウィズの人員が減らされすぎてデカいイベントをやる際に人員を回してもらえなかったからこうなっているのでは?という考察もあるが、これらは"運営にのみぞ知る"。
 話をクエストに戻すと、25程度までは簡単なのだが刻印レベルをそれ以上に上げていくと厳しい刻印しか残らずに、刻印30を目指す場合に至っては刻印が稼ぎやすいはずのソードデーモンを筆頭に特定の接待精霊に依存しないとクリアがかなり厳しい、所謂抜け道を潰したクエストが多くなっている。
 ちなみに各クエストの接待精霊はバシレイデがザラジュラムかエウブレナ、ソードデーモンがてすらかラーシャ、ガレオーネはアレヴァンガチャ回したかの確認で、プロメテウスは限界突破と純属性強化あたりだろうか。
 プラス刻印に関しては本当に理解していないレベルで、ガレオーネの逃走刻印(-10)をつけた場合運営がカジュアル層にもとめている刻印レベル15以上でのクリアというのは逃走以外で刻印25以上を稼がないといけなくなる。刻印25もつけられるプレイヤーはおそらく逃走刻印がなくても何らかの対処ができるだろう…。
 プロメテウスの有利行動刻印に至ってはつけても付けなくても難易度変わらんだろ…というレベルなのに(-5×2)…。
 敵がプラス行動を行うという刻印自体は面白いかもしれないが、刻印の重さのせいで全くそれが活かされていないという事が第1回から問題になっているということをそろそろ理解して欲しいと思わなくもない。
 カジュアル限定刻印で例えばプロメテウスならばステ反転+呪い3万(純属性)のような救済クラスのメリット刻印を1とか2程度でやればデッキを組むのが苦手であったり、手持ちの足りないようなカジュアル層にいい感じになる気がしないでもない。
 本のタイトルとなっているボスを最後に持ってきてラスボスとして配置するという試みは、〇〇の書と銘打っておきながら〇〇のクエスト少ないよなー感を減らしてくれる一方、今回のプロメテウスは強すぎた(HP倍率が高すぎた)感がなくもない。
 これは多くの人がターンのSS評価に苦心したあたりから分かるだろう。
 前回問題になった種族刻印と難易度刻印に関しては一応の改善は見られたが、これで良いかはかなり疑問が残る。
 難易度刻印はそもそも、黒ウィズの仕様上、クイズレベル10でも25問あれば7問は複色が交じる。
 もし刻印30におけるギリギリの50問解くことを想定していた場合、クイズレベル10であっても14問くらいは複色が混じっており、複色に囲まれることが発生するため最低5問くらいは複色を素で解かなければならなくなる。
 45問単色+5問複色程度でも十分にクイズゲーになるので単純に見破り&クイズレベルダウン潜在禁止でクイズレベル10〜20というだけでクイズゲーになるのに、それらをせずに見破りor時間停止系を持ってるかの手持ち確認にしかなっていないようなクイズ難易度地獄を入れるのは何をしたいのかがよくわからないとしか言いようがない。
 結果的にクイズゲーさせたいのではなく、見破りだとかカンニングさせたいだけと言われても致し方ないだろう。
 種族刻印に関しては3種族、5種族というような緩和が取られたがこれも疑問。
 ここ数年間でのインフレ…というか強スキルの殆どが戦士術士に偏っており、これらを禁止or制限されてしまうとそれだけで取れる戦略が大きく制限されてしまう。
 これは5種族でも同じで、合計すると全精霊の5割以上を占める術士+戦士を1体ずつしか起用できないのは大きな縛りであり、逆説的にそれら以外の種族の精霊が圧倒的優遇を受けていると言える。
 つまり、戦士術士にあるスキルと同じ亜人や天使、魔族、神族といった精霊が優遇されすぎてしまうという感じの問題だ。
 ついでに魔族や神族、天使や妖精といった特殊な種族が出るガチャさえ回せば良いとなってしまうのも大きな問題になる。
 これは、それらのガチャが回る=人気があるなどと勘違いして特定の異界にイベントが偏る自体が懸念される。少なくとも、サタ女や双翼の喰牙がイベントに抜擢されたのは幻闘戦のせいと取られてもおかしくはない。
 3回分の幻闘戦を総合的に見ると構築を考えるのが好きな人は楽しめるイベントかもしれないが、組めない人にはただただ苦痛のほうが大きいようなそんなイベントに感じられた。
 さらに、そんな一般ウケしないイベントの為に通常イベントを消滅させるのはどうなのかという…。
 また、黒猫開発室 with 猫神の年忘れ座談会では「2月からは大きく変わる」と言っていたのに、初開催から4ヶ月、座談会から2ヶ月も時間を掛けておきながら大きな改善はカジュアルの実装以外には大して変わっておらず、この数カ月間何していたのかという落胆の声も多い。
その他
  • 今回もポットはない。なんで?
  • 一応クリスタルは増量されている。

クリスタル数

第3回に挙げられた問題点と改善された点

余談
 理由は不明だが、今回もSS等級報酬にポットはない。
 前回は運営が納得いかなかったという理由が記載されていたが今回はそうしたお気持ち表明は一切なしである。

 2023年3月4日のおせにゃん増刊号の祝!10周年記念公式生放送!にてガチヨ氏ですら幻闘戦はきついという発言があった。
 翌日から開催された10th Anniversaryのガチャ精霊のストーリーイベントでは、アレヴァン編のみアレイシアだけでなくエウブレナと店長にもボイスがついており、この際に併せて収録されたと思われる。
 さらに2023年4月末から開催されたTHE PROFESSIONALSで、プロローグとエピローグにのみアレイシア・エウブレナ・店長が登場しているが、ここでも3人にボイスがついていた。2ヶ月先のイベントで使う分まで用意していたのか…。

どなたでも編集できます