「八百八町あやかし捕物帳 秋の超豪華三本立すぺしゃる」は2018年10月18日(木)〜11月15日(木)まで開催のイベント
 八百万神秘譚シリーズと同じ異界であり、時代も同じであるが、ミコトたちは今回は登場せず、主に今までクローズアップされてない和ノ国精霊たちがメインである。

開催前
 10月15日に告知の1枚絵が登場。16日にPVが公開され、17日におせにゃんにて告知された。
 八百万シリーズの新作を期待させられたが、1枚絵の段階からミコトらしい影がなく、ミオやコノハらしいキャラがいたので、空戦のシュヴァルツのような主人公を交代しての新イベントだとも予想されていた。しかし、実際は今まで影が薄かったキャラにスポットを置いた外伝的な斜め上のものとなった。
 また、ギャグを期待させる文面もあり、三人、ギャグといえば魔轟三鉄傑を思い起こさせるため非常に高い期待が寄せられた。
開催後
 予告に概ね詐欺は無く、ストーリーもなかなかの出来栄えであった。ハード以降のクエストの難易度が高いという以外これといった不可もなくラビリンス→BONO2と続いてきた悪い流れは薄れてきたかと思われる。

イベント内容

  • 本編(2018年10月18日(木)16:00〜11月15日(木)15:59)
  • 超高難度 柑橘級(2018年10月23日(火)16:00追加)

新要素

依頼システム

 各クエストでサブクエストとは別に、3つの依頼が指定される。これをクリアした上でクリアすると報酬ポイントが増加する。
 依頼は「nチェイン溜めろ」、「○○(特定のスキル)をn回使え」、「ボスを怒らせずに倒せ」、「ボスをn体同じターン中に倒せ」などが多い。ノーマルまでなら比較的クリアしやすいが、ハード以上の難易度になると非常に難しいものも多い。
 依頼をクリアする数のミッションはあるが全てのクエストの依頼をクリアする必要はなく、報酬ポイント増加以外メリットはないためスルーしても良い。

敵スキル:パネルリザーブ

 毎ターン終了時に、特定の箇所に特殊パネル変換をされる。イメージとしては悪名高いシャボンヌのあわあわに近い。
 継続ターン中は毎ターンパネル色シャッフルされる。一部に固定色パネル変換もある(H6-3)。
 特殊効果がランダムのパターンと固定されているパターンが存在する。
 新たな特殊パネル効果として踏むと最大HPの一定割合のダメージを受けるものが登場した。

ストーリー

 秋の豪華3本すぺしゃると銘打っている通り、基本的には2章ごとにストーリーが切り替わる。
  • 1〜2章・・・トミ
  • 3〜4章・・・ユウギリ編
  • 5〜6章・・・サクト
 しかし、5〜6章のサクト編では、トミ編やユウギリ編での伏線が回収されるなど、繋がりはキチンとしている。

良かった点

ストーリーが安心して読める

 事前に「笑いアリ、涙ナシ」という煽りがあったが、その通りに基本的にはギャグを中心に展開されている。
 後半には熱いシーンも有り、その評価も高かった。
 また、このところBirth Of New Order2のようなシリアス調のイベントが続いており(更にはそれらの評価も低かったのもあり)ギャグに飢えていたユーザーも多かったので、それに見事に応える形となった。

賛否両論点

依頼の難易度

 依頼をクリアするとポイントが多く集まり、ノーマル〜エクストラまで全ての依頼をクリアしながら突破するとほぼ100万ポイント溜まるようになっている。*1
 がしかし、ボスの怒りが雑魚の撃破で雑魚を倒さないと攻撃が痛すぎるのにもかかわらず「ボスを怒らせない」、hpがボスだけ300万、雑魚は20万程度なのに「同時に全員倒す」などは普通にクリアする上ではかなり難しい。
 指定スキルも中々めんどくさいものが多く、ハード4章のように状態異常無効を使う依頼を受けるにも関わらず一番防ぎたいボス戦の先制パニシャはお供の先制のろいで防げないといった事例もある。*2
 しかし、最悪どこかを周回すれば100万ポイントは溜められるので面倒な依頼はスルーしても良い。ミッションで依頼を100個こなす必要があるが、イージー/ノーマルの依頼とハード以降でチェインの依頼をクリアできれば終わる量になっている。

 超高難度クエストではポイントが獲得できないことが発表されているので、待たずに終わらせてしまった方が良いだろう。

ハード6-3がやたら難しい

 敵5体を4戦+ボスの5戦クエスト構成であり初戦以外は雑魚敵全員HP100万前後という当時としては最高クラスの固さであった。
 また初戦にはリザーブ3マスによってパネチェンを入れてるPTであろうと問答無用でパネル事故に叩き込むギミックがある。
 それだけではなく倒れた敵の数が多いほどダメージが大きくなる亡者の怨念を連発してくるため下手に撃破してしまうと怨念のせいで撃破前より攻撃力があがってしまうため、複数の敵を同時に倒せるようちびちびHPを削る調整が面倒であった。
 ここまで苦労してようやく挑めるボス戦も、HP50万の雑魚を先に倒してしまうとHPが200万ある雑魚が亡者の怨念で実質即死攻撃をしてくる仕様であったので、当時全体に対する威力が100万弱しかなかった高威力大魔術では開幕一掃するといった戦い方も出来ずちびちび戦うしかなかった。
 そしてボスもHPが半減(250万)すると怒りで属性変化・HPステアップ500万とさらに強化されるので厄介だった。
 さらにエクストラではハードではなかった属性縛りがなぜか追加されておりエクストラの問題難易度も合わさり2018年イベントクエストの中でも最高クラスの難易度に。諦めたプレイヤーも多かったと言われている。

新キャラ「アヤツグ」の某少年漫画主人公とのキャラ被り

 基本的にはやる気がないが熱い時は熱い、(妖関連が主体の)町の事件の解決が生業、ボケ寄りのボケとツッコミの両刀、雇用者への給料未払い、近隣の店にツケを溜めまくる、他者に積極的には語らない過去を持つ…といったあたりが、甘党で天パの侍を彷彿させる(銀○)。
 もちろん相違点も多数あるため「パクリ」と断言するには至らないが、その漫画を知る者からすれば既視感を拭えないのも事実。
 ◯魂が長らくギャグコメディしてなかったからへーきへーき

ザコ敵の使い回し

 名前こそ変わっているがザコ敵は八百万1のザコ敵の使い回しである。
 その分図鑑埋めミッションは増えているが、プレイヤーからすればミッションが増えてもただの素材を貰ってもしょうがないと言えなくもない。
 逆に始めたばかりの初心者が使い回しザコのおかげで素材をもらいやすく、図鑑埋めミッションも進むと考えればプラスとも言える。定着してくれるかどうかは別問題。

イベント報酬精霊の性能がいまひとつ

 特にイベント報酬精霊については、配布版USGレナ、アブロガンディの色違いといった明らかな時代遅れなもの、碌なお供のいない火雷のトシュカトルの色違いといった初心者でも上級者でも扱いに困る代物ばかりであった。
 その中でも比較的有用なイヨリはDuelRushで大活躍した絵の怪物の色違いという強力な性能だったものの、pt累計報酬故に複数体確保は不可であった。

悪かった点

新鮮味の無いガチャ限定精霊性能

 ガチャに関しては明確な当たり性能が前回イベのBONO2と代わり映えが無く、新鮮味に薄れてしまった。
 特に単色の3種類はピカレスクに続いて3種同性能の精霊を3連続ガチャで出した。まあ、2回くらいならよくあることだし3回でもそこまで気にすることでもない...?

パネルリザーブ

 パネルリザーブ参照。

0T不具合

 新要素のパネルリザーブと精霊大結晶がバッティングしたのか、イベント開始と同時に本イベントでの一時的な精霊大結晶の無効化がお知らせで告知された。超高難度にも修正が間に合わず、同様に無効化されている。
 10月25日11:30に修正。Ver3.3.4にアップデート後、精霊大結晶が使用可能になる。

雷推奨

 BONO2では雷推奨で属性反転を使う敵がいたが、今回も同じく雷推奨で属性反転を使う敵がおり、前回と全く同じだと言う声がある。

難解なお知らせ

 イベント開始と同時に八百万神秘譚シリーズが一挙復刻されたが、お知らせに「クリア状況は、「黒ウィズGP2016 怠惰な神様、本気出す」、「5th Anniversary ミコト&セイ&スオウ編」を除き、魔道士の家のものが引き継がれます。」とあるにも関わらず5th Anniversaryの方はリセットされていない。

改善されない新UI

 BONO2のUIと一緒である。特に助っ人に関しては早めの改善が欲しいところ…。
 ちなみにBONO2で一部に言われていた「つんつんするとクエストと全く関係ないことを喋る」のは改善され、ストーリー進行度に即した台詞を話すようになった。改善が欲しいのはそこじゃない

依頼内容が見づらい

 挑戦ボタンを押さないと依頼内容が見れない上、助っ人未選択・カード枚数オーバーの時は依頼内容が見れない。
 特に枚数オーバーの時は一度カード画面に戻り、再度クエスト画面で依頼内容を確認して、再びカード画面でデッキ編成をして三度クエスト画面に戻ってようやく出撃できる始末。
 4-3のイカれた設定も相まって依頼を考慮しないプレイヤーが続出。運営自らゲーム性を殺した。

【よくある現象】
依頼を見よう
→助っ人を選択してください
→(助っ人を選択する)
→ボックスがいっぱいです
→(ボックスを開ける)
→助っ人を選択してください
→(助っ人を選択する)
→ようやく依頼がわかる
→依頼に合わせてデッキを変える
→助っ人を選択してください
→(助っ人を選択する)
→クエストスタート

敵5匹の時のHPバー

 問題に正解した際に左上の敵のHPバーが依頼一覧マークに隠れてかなり見えづらくなる。
 一時的ではあるがHPバーが見えないのは不便。

ガチャ

 単色4種に複色2種。単色は全員BONO2の色違いだが複色2種はAS3倍デッキの補助役である。

八百八町を守る アヤツグ・アシハラ

 水版の蓄積破、BONO2イスカの異色版。捌式でアヤナを倒すのに使える。使い勝手もイスカとほぼ同じ。

しんくぽじてぃぶ コノハ・ヨリヒメ

 AS:20-40ch攻撃 SS:SF斬撃
 火版のケネス。シリスと使い勝手は同じだが、単色なので免疫やガードには注意。

鬼道の華乱れ咲き ミオ・ツヅラオリ

 火/水属性 AS:連撃、SS:効果解除
 火水デッキの補助役。火水は言わずと知れたAS3倍があるため使い方によっては化けると思われている。
 SSは開幕から発動可能でガードとダメブロを解除できる。
 ここ最近の魔道杯では初戦で3属性ガードを張ったりしてAS3倍を封じに来ることが多いので、ミオはその対策として期待されている。
 融合パーツとしても○。
 トキオ気箸亙B粟とASで十分差別化はされている。

商魂と人情の両輪 トミ・コトブキ

 AS:攻撃強化・ダメージ軽減 SS:全体ダブルスキル
 雷のギャスパー。かなり久しぶりの単体での登場。ラティオのお供に。

錦上添花の艶娘 ユウギリ・アメノ

 AS:連撃 SS:純属性パネル変換(3色+スキチャ)
 雷の桃花。
 黒ウィズでもかなりの古参精霊だが初の限定としての登場。というかまともにストーリーに取り上げられたのも初じゃ…。GAリルムやラティオの補助に使える。それ以外にも純属性のスキチャなので比較的デッキに入れやすく使いやすいかと思われる。

冷めぬ正義の湯 サクト・オオガミ

 水/火属性 AS:回復、SS:起死回生
 GW2018でも登場しているが、ストーリーも無かったので黒猫の人とは初対面。
 打たれ弱いAS3倍デッキに耐久力を与えてくれるが、それ以外への役割は皆無
 高橋留美子ガチャのハズレ枠の管理人さんがいれば起死回生要員としては十分すぎるので、持ってない人や3倍をよく使う者でなければ追う理由は正直無い。
 そもそもAS3倍デッキはやられる前に倒すのがコンセプトのデッキであるため、AS3倍で起死回生の起用を考えてデッキを組む時点でコンセプトとはズレていると言える。一番ださい。

報酬精霊

 ボス3枚とポイント報酬1枚。本編に結晶化でオリジナル結晶になるボスはいない。

神を降ろすメスタヌキ イヨリ

 雷/火 AS:スキルコピー SS:スキルコピー
 累計2万ポイント報酬。雷属性の絵の怪物(桃娘伝2)。やっと出た雷でのASコピー。
 絵の怪物と違って一枚しか手に入らないのでデッキを考える時には注意。
 気分屋のツッコミを一手に担っている。
 作中での神を降ろす能力がスキルコピーのASおよびSSという形で反映している。

心身を踏みにじる レモネヱドウジ

 雷属性。AS:属性特効、SS:体力消費付きブースト。
 2-2ボスドロップ報酬。配布の雷版USGレナ。SSターン周期もほぼ同じ。
 トミ編のボスで、れもねゑどを売る童子。レモネードを売る際に客に素敵な妖術を仕掛けて素敵な対応をしていた。ドMホイホイ。

招かれざる宴好き エンソ

 火/雷属性の高難易度トシュカトル。漢字で書くと宴鼠か演鼠だろうか?
 4-3ボスドロップ報酬。ユウギリ編のボスで、ユウギリの弟子であるナズナに取りついていた。
 三味線は非常に上手いのだが鼠なので宴に出ると煙たがられていたのでナズナに取りついて宴に出ようとしたが、ナズナは思ったよりも下手くそだった模様。
 しかし外見に似合わず意外と良い妖怪で、ナズナの腕の上達を喜んだり宴を盛り上げるのに活躍した。

鏖魔四天王 ロウゲン

 雷/闇属性。AS:属性特効、SS:体力消費付き多段魔術
 鏖魔四天王最弱の男。ハード6-3サブクエコンプ報酬。
 他の3人に関する情報は今のところ一切ないが、リュコスに反発している妖怪たちの集まりのようだ。
 SSに全員を体力を60%消費する効果がついているので不調のお供に使える。ドルキマス3のゲルトルーデとは使い分けしよう。

報酬結晶

 全て累計ポイント報酬で入手できる。

万能十手杖〈九十九〉

 反動大魔術の封印を2ターン伸ばし、効果値を400アップ
 通常S結晶の効果値150アップより大幅アップ。反動大魔術・蝕とは違い一線級の精霊もいるため、使い所はありそう。

擲十手〈符付〉

 犠牲魔術の自傷ダメージ値を5%ダウン
 最近は戦術としてあまり見かけなくなったが、犠牲魔術でHP○○以下条件を満たすデッキのHP調整用として使えるかもしれない。

十手銃〈秋天〉

 連鎖解放大魔術の上限値を1500アップ
 効果値を上げても連鎖解放の貯めてきたchを全て消費してしまう、非常に遅いといった使いづらい仕様自体が見直されないとどうしようも無いとの声が多数。

超高難度 らゐむじゅうすの怪

 全2戦だが、開幕盗むでの実質バーニングクエスト*3。ボスHP1000万、反動で光闇の弱体化ということで当初だけは蓄積接待はやめろなどと言われていたが、スキル反射が無いためハード6-3より簡単との声も多数。

ご主人様を蹂躙 ラヰムジュウシャ

 水/闇属性。 AS:複属性強化(複属性持ち全てが対象)、SS:体力消費付きスキルチャージ。ボイス付き。
 らゐむじゅうすを売る従者。本人いわく踏むのはご主人様だけとのこと。レモネヱドウジの2Pカラーで、彼女の妹であることが大大大感謝魔道杯のストーリーで明かされた。
 一時期魔道杯で大活躍した空戦のドルキマス3のゲルトルーデと同じスキルセットを持っており、ゲルトルーデと比べてAS、潜在面で恵まれているので実力は折り紙付き。近年は対策されやすいが、不調のお供に適している。このスキルセットやべぇやつしかいないな

蹂躙の結晶 <ラヰムジュウシャ>

 ボス結晶化で入手。AS「複属性攻撃強化」の複属性に対する効果値を10アップ。

その後

  • 2019正月ガチャではアヤツグが登場。
  • 2019夏ガチャではコノハとミオが水着で登場した。まさかのスク水に興奮
  • 大大大感謝魔道杯総合報酬でレモネヱドウジとラヰムジュウシャが再登場、ストーリーではレモネヱドウジが脱獄してしまう。

余談

  • トミ編のタイトル「おトミとおマツ」は昭和の刑事ドラマ「噂の刑事 トミーとマツ」のパロディと思われる。ジジイホイホイ。
  • 本イベントに登場する雑魚は2種とも八百万神秘譚の雑魚のイラスト流用。八百万の雑魚は神という設定だったが、こちらはあやかしであるため、種族は神族ではなく魔族となっている。本イベントの直後に開催された大魔道杯in芸術の神と秋花火のイベ覇は、八百万のBGMが使われ、ボスも神族のボブであったが、登場した雑魚は魔族の方であった。
  • 公式としては本イベントは八百万神秘譚シリーズの外伝として扱っているようであり、魔道士の家では八百万神秘譚シリーズに括られていたり、2019年正月に復刻された際には一緒に一連の八百万神秘譚シリーズも同時復刻されている。*4

どなたでも編集できます